| 6月ころ、ふと思い出して見に行けば、必ず会えるカミキリムシの一つがルリカミキリだ。 もう15年以上も前に見つけた発生ポイントには、カマツカ?だろうか小木が数本あって、そこにルリカミキリがいる。
さてさて今日はどうかな、と葉っぱの裏を眺めれば、後食の痕があった(写真上/主脈がかじられ茶色く変色している)。
そしてすぐにもルリカミキリが一匹だけだが見つかった(写真中)。後食の痕の数から見てもまだ個体数は少ないようだ。
ルリカミキリという和名が示すように上翅が美しい瑠璃色をしている。しかし、この瑠璃色を写真で表現するには少しの工夫が必要である(写真下)。
ルリカミキリが毎年現れるこの樹の名前を、かれこれ15年間ものあいだ調べてこなかったのは怠慢としか言いようが無い。
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