| ミツボシツチカメムシ 2006/04/29(その2) | | ヒメオドリコソウで見つかるのがミツボシツチカメムシ。
体長は5ミリ前後と小さいうえに、ヒメオドリコソウの実の部分に潜り込んでいるので、目に触れる機会は意外と少ない。しかし、本種はどこにでもいる普通種である。
今日は葉っぱの上で姿を晒したオスがいたので撮影してみた。 本種のメスはオスよりか少し大きく、体型も丸みを帯びている。 メスは地面で産卵した卵塊を保護するという習性がある。しかも幼虫に餌を運んだりして世話もするらしい。 ミツボシツチカメムシのメスが卵塊を守っている様子の写真は、平凡社の『日本動物大百科』8/昆虫1に掲載されている。
(D-200 マイクロニッコール105ミリ)
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