| 先月、裏高尾のミズキで見つけたシャクガ幼虫(写真下)はつい2、3日前までは元気に(?)ミズキの枝をかじりながら過ごしていた。
ところが本日、飼育ケースを覗き込んでみると、幼虫の姿はなく繭(写真上)が見つかった。そしてよく見れば、繭には幼虫の萎縮した皮のみが付着している。 繭の形、紋様はまさにホウネンタワラチビアメバチの繭によく似ているが、糸の先にぶら下がる形式ではないところが、大きく異なる。
それにしても今の時期に寄生バチが寄主から脱出して繭を紡いだことには意外で驚いた。あるいは室内に持ち込んで飼育したことが影響したのだろうか?
(Nikon D200 マイクロニッコール105ミリ) | |