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平成18年、謹賀新年 2006/01/01
あけましておめでとうございます。

 元旦の今日、清瀬市は生憎、曇り空です。
 今日の写真は、今年の11月21日に千葉県房総半島で撮影したものです。
オオキンカメムシという名前のごとく、国内産キンカメムシ科のなかでも最大種といえます。
 体の紋様、色彩も非常に目立つ本種が、毎冬こうして集団を形成し、冬越しします。房総半島広くにわたって生息していたオオキンカメムシたちが、南へ南へという大移動への衝動に駆られて旅立ち、ついには最南端の太平洋で行く手をさえぎられたわけです。
 晩秋ころからしだいに南下し、房総半島南端の地に集結したオオキンカメムシたちは、それぞれ小集団を作ってじっとしたまま冬を過ごします。
 しかし、こうした集団も冬の冷え込みが厳しくなるにつれ、かなりの数が地上に落ちて死んでいきます。写真の集団からも脱落者がすでに出ているかもしれません。

 それにしても、なぜ、このような集団を作って冬越しをするのでしょうか?
 いくつかその答えらしきものを考えつくことはできます。しかし、どのような説明を受けてもどこかしっくりとはしません。

 私は、このような昆虫世界のふしぎに大いに魅力を感じます。なぜ、そういう生活を送るのか?なぜ体はそのような色形なのか?大いに好奇心を突き動かされます。
 でも、そのふしぎに対する答えを必死に求めるのではなく、どのようにふしぎなのか、どんなふしぎがあるのか、その現実をしっかり見届けていきたいと思います。
 まさにこれは、日々、昆虫探検です!探検というと、なんとも古めかしい言葉です。しかし少なくとも昆虫のふしぎを嗅ぎ取り、収集し、記録する、そういう行為を何歳になっても、新鮮な気持ちで続けていきたい、と思っています。

 今年も「新開孝の昆虫写真工房」をよろしくお願いします!


PS:本日の写真のなかで、メスが3匹います。ほかは皆オスです。どこで見分けるのか、お判りでしょうか?次回にその答えをアップします。新開 孝

カメラザックの中身 2005/12/31
 明日の夜から四国へ正月帰省となる。
 さすがに本日は、大掃除や年賀状を書くのに忙殺された。

 四国には1週間程度の滞在となるが、今回はできるだけ撮影機材を少なくした。日帰り用の小型カメラザック一つと、小さなショルダーバックにまとまる程度だ。あらかじめ衣類などと一緒に三脚2本と工具類などは宅配便で送っている。
 カメラはD200とE-300の2台。レンズはニコンの18-200ミリズーム、DX10.5ミリ。フォーサーズ50ミリマクロ、ズイコー20ミリマクロ、そしてCCTVレンズなど。これにストロボ2台、モデリング用ライト、充電器、PowerBook G4。

 今の時期だから撮影量はそう多くはならないと予想され、写真データのバックアップはCD-Rに焼くことにした。私のPowerBook G4ではDVD-Rを焼けないのが辛いところだ。画像チェックのためにはモニターが大きくていいのだが、モニターが小さくなってもスーパードライブ内蔵のiBookが欲しいところだ。
 ニコンの105ミリマクロは焦点距離が1.5倍になるため、どうも使いにくい。60ミリマクロあたりが良さそうだが、できればDXシリーズで新しいレンズが出るのを待ってみたい。
細かいことだが、OLYMPUSのアングルファインダーはニコンのD200でも使えるため、機材を少しでも減らせて助かる。

新開 孝

アオスジアゲハ越冬蛹 2005/12/30
 うちの台所の外にあるクスノキには、アオスジアゲハの越冬蛹が6匹ついている(写真上)。

 そのうちすでに3匹は黒いまだら模様が浮き出ていて、寄生もしくは病原菌にやられていることは間違いない。今の時点では健全そうな蛹3匹のうち、1匹は帯糸が片方はずれてしまい、今にも地上に落下してしまいそうだ(写真下)。
 この危なっかしい蛹を救うために一旦、部屋に回収して、人工の羽化台に移動してみた。

(E-300 虫の目レンズ 使用)新開 孝

はやにえ、を読む 2005/12/29
 私の場合、近所でモズのはやにえを探すときには、例えばまず空堀川の河川敷に降りてみると効率が良い。

 河川敷に生えているヤマグワの梢を見て回ると、特にイナゴ類のはやにえが多く立てられている。
 このイナゴのはやにえを仔細に眺めてみると、お尻のほうから喰いちぎられたものが目立つ(写真)。

 この喰い痕を残した主は、必ずしもモズとは限らないことを私は実際に確かめたことがある。そもそもモズなら、このようなイナゴ程度の大きさの獲物は、ひと飲みにしてしまう。
 では、何者がはやにえを齧っていったのかというと、これはまずシジュウカラの仕業の可能性が最も高い。以前にも当「ある記」でシジュウカラがはやにえに立てられたカナヘビの日干しをついばんでいる写真をアップしたことがあるように、シジュウカラは実に目ざとい小鳥である。ちょっとしたタンパク源を見逃しはしないのである。
  
 他にもモズのはやにえをちゃっかり横取りする鳥がいて、それはジョウビタキ、ヒヨドリなどであることを観察している。
 もっとも秋まで季節を遡れば、昆虫のなかでもクロスズメバチが、はやにえのイナゴやクサキリに飛来しているのを見ることが出来る。
 クロスズメバチたちのお目当ては、イナゴやクサキリなどのお腹にぎっしりと詰まった卵なのであり、はやにえがオスなら見向きもしない。

(OLYMPUS E300 虫の目レンズ)新開 孝

ツマキチョウ越冬蛹、再び 2005/12/28
 先日(12/17)、近所の空堀川の防護柵でツマキチョウの越冬蛹を偶然にも見つけたことをアップした。

 今日も川沿いの遊歩道(写真上)を歩きながら、はて、もしかして見落としが、と気になった瞬間、私の目にツマキチョウの新たな越冬蛹が飛び込んできた。
 おお!やはりこんなところにも(写真下)、とさっそく撮影したのだが、なんとその場所から2メートルも離れてない場所で、もう一匹の蛹が見つかった。

 ツマキチョウの越冬蛹は、本来そう易々と見つかるものではない。しかし、こうして人工物上で蛹化すれば、偶然の出会いもあるというもの。
 空堀川の河川敷は春になると、セイヨウカラシナの群落で一面が黄色い花畑に埋まる。その花畑でツマキチョウの幼虫は育ち、やがて蛹になる場所を求めてひたすら歩くのである。

 写真の蛹は今年の4月から5月にかけて蛹化し、それから長い休眠を経て羽化するのは、来年の4月ころ。およそ一年間、蛹は休眠状態でいるのだが、その脇を毎日のごとく散歩したり、ランニングしたりする大勢の人がいる。
 しかし、おそらくそのほとんどの方は、このような可憐な生きものが、足下でじっと春を待って眠り過ごしていることには気付きようもない。

 自著の「里山蝶ガイドブック」を開いてみれば、なんとツマキチョウの写真は、成虫ばかりで、蛹や幼虫の写真はまったく載せていないことに改めて気付いた。
 私のツマキチョウに対する思い入れがけっこう強いにも関わらず、どうしてこんなことになったのだろう。

新開 孝

コムラサキの越冬幼虫、再び 2005/12/27
 昨日見つけたコムラサキ越冬幼虫のところへ今朝も出向いてみた。

 もう少し幼虫の姿を拡大接写しておこうと思ったからだ。しかし、コムラサキの越冬幼虫は完璧な隠蔽擬態であり、これを写真でうまく表現するのはけっこう難しいことがあらためてわかった。
 5匹の幼虫のうちもっとも姿がわかりやすい個体を選んで撮影してみたが、あまり良い仕上がりにはならなかった(写真上)。

 しばらくするうちに、昨日は5匹の幼虫を見つけていたが、今日は新たに6匹目の幼虫が昨日と同じエリア内に見つかった(写真下)。
 これはかなり難易度の高い幼虫探しのうちに入るかもしれない。

(Canon EOS 5D マクロ65ミリ パナソニックPE-28S使用)新開 孝

コムラサキの越冬幼虫 2005/12/26
 うちから歩いて5分とかからない場所のヤナギの木で、コムラサキの越冬幼虫を見つけた。

 まず最初の一匹は、私の目線の高さで見つかり(写真上/画面中央左下に幼虫が、下/幼虫の頭は右向き)そのあと20センチ間隔くらいで下りながら、4匹の幼虫が次々と発見できた。
 このように一本のヤナギで複数個体のコムラサキ越冬幼虫を見出せたのは、30年ぶりのことでもあり、少し驚いた。

新開 孝

モズのはやにえ 2005/12/25
 子供が通う小学校の裏には、カラタチの生け垣がある。
先日からモズのはやにえを探しているのだが、今日はここで必ず見つかるだろうと思って出向いてみた。
 するとさっそく見つかったのは、コガネムシ類の幼虫だった。

 モズが土の中に棲んでいるコガネムシ類の幼虫をどうやって捕らえるのか、不思議な気もするが、以前に私はその捕獲場面を見たことがある。
 コガネムシの幼虫が地表近くに上がっているときは、その動きが地面に土のうねりとして現れる。モズはその一瞬のうねりを見逃さないのである。
 モズは冬場の食料としても、昆虫類をたくさん捕食しているが、その多くは地表面徘徊性のゴミムシ類などだ。そういう狩りの場面を間近で何度か見たことがあるし、モズが吐き落としたペレットを丹念に拾い集めてみると、たしかにゴミムシ類の残骸が多く混じっている。

 ペレットに含まれる残骸と、はやにえに立てられる昆虫の種類を比べていけば、モズの好む餌とそうではないものが、見えてくるのかもしれない。新開 孝

Nikon SB-R200(ストロボのお話) 2005/12/24
 今日は子供の自転車乗りの練習に付き合い、フィールドを巡る時間がなかった。
そこでまたもや機材のお話。

 これまで昆虫写真撮影の仕事で使うストロボは、ほとんどマニュアル発光のストロボばかりで、TTLオートを使うことは今でも極めて少ない。私にとってTTL調光という機能は不必要にさえ感じる。
 さて、そういう私がよく使うストロボはサンパックのB3000Sと、パナソニックのPE-28Sの2機種である。特にPE-28Sはスレーブ機能付きであり、発光部が下方に向くのでカメラメーカーを問わず、もっとも稼働率が高い。
 現状ではPE-28Sは2台しかないのでかなり酷使している。そこでPE-28Sを買い足そうと思い立ったのであるが、池袋ビックカメラの3階に着いた瞬間に急遽、NikonのワイアレスリモートスピードライトSB-R200を購入してみようと心変わりしてしまった。それは何故か!?

 これは場外への空中殺法を繰り出したタイガーマスクが(古い!)、敵がかろうじて立ち上がったのを見て、泡や自爆せんという瞬間、リングロープにすがって攻撃を中断した、そんな状況に近い(って、このようなプロレス技の話題がすぐにわかる方も数少ないとは思うが、、、)。

 SB-R200の機能で注目すべき点は、D200カメラ本体の内蔵ストロボとの組み合わせである。この場合、カメラから遠方に離したSB-R200と内蔵ストロボの光量調整は、カメラ本体の撮影メニューから一括して設定できる。まさにそこがSB-R200の購入ポイントであった。
 昆虫が非常に過敏になっている場合、ねらっている行動の瞬間を撮影するには、撮影者の動きもそれに合わせて慎重におこなう必要がある。ちょっとした、例えば逆光用のストロボの光量をいじるなどといった操作自体が、思わぬ失敗につながる経験がこれまでにも数多くあった。
 つまり撮影者は、カメラにかじりついたまま、できるだけ凍りついたようにしている方が、被写体の昆虫に刺激を与えることなく撮影を無事に続行できるのである。これは当たり前のことであるが、どうしても被写体の後ろに配置したストロボの光量をいじりたいなどという場面が、撮影中にはしばしば生じるのである。そんなとき、カメラの側でその操作ができるなら、これは非常に有効な機能と評価できる。
 ちなみにSB-R200のマニュアル発光調整はFULLから1/64まで、(さらにコマンダーSU-800を使えば1/128まで)一段階刻みで調光できる。

 なお海野さんも小諸日記で書かれているように、他社、例えばOLYMPUSのフォサーズシステムでこのSB-R200を使用することは不可能であることを、私も確認している。できれば、SB-R200に凡庸性のあるシンクロ接点端子を付けてくれたなら、と思うのであるが、まあNikonも商売ゆえ、それはできぬ相談ということか。

新開 孝

オオミドリシジミの越冬卵 2005/12/23
 オオミドリシジミはうちの近所の雑木林ではこれまでのところ見つけたことが無い。しかし、十数分車で移動して所沢市郊外の雑木林まで行けば、まだ少なからず生息している。

 それで今の時期なら、コナラの低い梢をチラチラと見ていけば、大概はオオミドリシジミの越冬卵が見つかる。灰白色のおまんじゅう型の卵は、直径1ミリ足らずだが、これを見つけると嬉しくなる。
 マリンブルーの金属光沢をきらめかせながら、樹冠をすばやく飛翔するオオミドリシジミ成虫の姿には、ずいぶん憧れたものである。その成虫の舞う時期は、雑木林のクリの開花期を目安にすればいいが、さすがにここ所沢周辺でもその数はきわめて少なくなった。

(EOS 5D マクロ65ミリ ストロボ2灯使用)新開 孝

ウシカメムシ 2005/12/22
 北風が凄まじい。街のあちこちで自転車が将棋倒しになっている。
猛烈な寒波が日本海側に入り込んで、朝からの冷え込みは午後になってもいっこうに緩まない。
 雑木林を歩きながら、さすがの私も昆虫の姿を見つけるのは無理かもしれないと思い始めていた。暖房を入れることが出来ない私の部屋に戻っても、寒いのは同じだからと近所の雑木林を一巡しているうち、一匹のウシカメムシの姿に驚かされた。

 カメムシの仲間の越冬ステージは、圧倒的に成虫であることが多い。先日のツヤアオカメムシ然りであり、このウシカメムシもそうなのである。そういうなかで、近年、北上進出しているヨコヅナサシガメなどは幼虫越冬であり、越冬ステージから見れば、少数派の方に属する。ヤニサシガメも幼虫越冬だし、アカスジキンカメムシも幼虫で、身近にあれこれいるようだが、カメムシ全体から見ればやはり数少ないのである。ましてや卵越冬はさらにマイナーとなる。
 
 話がそれてしまったが、今日、見つけたウシカメムシは少し変わった習性の持ち主だ。名前の由来である「牛カメムシ」とは、見てのごとく立派な角状のでっぱりが肩にあるからだが、その容姿に劣らず生態もきわめて興味深い。
 
 彼らは通常、植物の汁を吸って生活するのであるが、幼虫の成長やあるいは成虫の卵成熟の栄養源として、セミや他のカメムシの卵を吸血することが欠かせないのである。これはヤブ蚊が産卵するには、けものや人から吸血することが必須であることと、よく似ている。
 ウシカメムシはこれまでにもあちこちでひょっこり出会うことがあったが、かといって探して簡単に見つかるカメムシでもない。

 猛烈に体は冷えきってしまったが、久しぶりにウシカメムシを撮影していて、心は少しだけ暖かくなったような気がする。
 しかし、お〜い、ウシカメムシよ。これからどこぞに潜り込まんと、寒いぞなもし。

(Canon 5D  マクロ65ミリ ストロボ2灯使用)新開 孝

消えたウラギンシジミ 2005/12/21(その2)
 先月からずっと観察していたウラギンシジミが、昨日の午後から姿を消してしまった。

 昨日の午前中にはビデオ撮影をしたのであるが、昼食後に今度はスチール撮影をしようと出向いてみたら、忽然と姿が消えていた。

 ケヤキに這い上がったキヅタの葉うらで冬越ししていたウラギンシジミは、朝の日射しを浴びている間、ときおり口吻を伸ばしたり、触角を動かしたりする動作が見られ、こういうシーンは写真では表現しずらいので、ビデオ撮影をしてみたわけである。ところがそのビデオ撮影が、彼(彼女?)と最後の対面となってしまった。
 おそらくは、どこか他のもっと安定した場所に潜り込んで、冬越しの体勢を立て直しているものと願いたい。

(Nikon D200  18-200VR )新開 孝

アオシャク類の幼虫 2005/12/21
 所沢の雑木林でコナラの小枝にアオシャク類の幼虫を見つけた。体長は2センチ程度(写真上)。

 冬のこの時期、枯れ枝そっくりのシャクガ幼虫はいくらでも見つかるけれど、このように緑色の芋虫はそう多くはないだろう。こんな体色ではいかにも目立ってしまうと思われるが、そうかといって冬の雑木林に緑色がまったく無いわけでもない。案外、これでも隠蔽効果はあるのかもしれない。要は動かないことに徹することだろうか。

 体の大きさに比してうんと小さい頭を見てみると、これがなかなか面白い顔をしていた。両サイドに伸びた糸は、おそらくこの幼虫が吐いた命綱のようなものかもしれない(写真下)。

 本種の種名は特定できていないが、これを確かめるには飼育するのが、回り道だがもっとも手堅い。だが、そんな調子で撮影した芋虫を引き取っていたら、これまたキリがない。一冬のあいだにいったい何十種類、いやそれ以上の数の飼育ケースがいる。しかも無事に冬ごしさせるにはそれなりの気苦労と管理の手間が必要であるからおいそれとは実行できない。
 だがしかし「身近な蛾類ガイドブック」なるものをいずれは作りたい私としては、そうも言ってはおられない。
 
(Nikon D200 105マクロ/写真上)
(Nikon D200 45ミリ+接写リング/写真下)新開 孝

ツヤアオカメムシ 2005/12/20
 近所のクヌギ林でツヤアオカメムシを見つけた。

 丸みのある体型で、つやのある緑色が鮮やかなカメムシだ。ときに大発生してミカンやカキなどの果実に群がり、害虫となる。
 まあ、農業上はそのように嫌われものとなる場面もあるが、このカメムシの姿には可愛らしさがある。さらに幼虫の姿はこれまた親とは全く違う色彩、模様をしていて、是非とも撮影してみたいと思う。
 写真下は、レフ板の上で仰向けにして、胸にある臭腺を見てみた(矢印の先)。臭腺は細い筋のような部分であり、カメムシには必ず開口している。

 本来なら落ち葉の下に潜り込んで冬越し中であったと思うが、今日は陽気に誘われたか、フラフラと出歩いていたようだ。

(Nikon D200 マイクロニッコール105ミリ ストロボPE-28S使用)
新開 孝
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