| エサキモンキツノカメムシ、羽化続く 2005/11/10(その2) | | 昨日も紹介したエサキモンキツノカメムシは、おびただしい数が「お化け山」で徘徊しているが、成虫と幼虫の割合はざっと見て8:2程度で圧倒的に成虫の方が多い。 遊歩道柵をしっかり見ていくと、羽化後の抜け殻がかなりの数ついており、成虫への羽化ピークはもう終わりに近いのだなあ、と思った。 エサキモンキツノカメムシの終令幼虫たちが生まれ育った木を離れ、広く林の中に分散してから羽化するというのは、ここ「お化け山」では初めての観察である。羽化に先立ってホストの木(おそらくミズキ)を遠く離れてしまうその理由はいったい何だろう? ミズキに何か異変でも生じたのだろうか?あるいは一本の木にあまりにも集中して高密度な繁殖をしてしまったからだろうか?
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