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トビモンオオエダシャクの幼虫(6月)
Lava of Biston robustus (Jun)
尺貫法といっても現代社会では知らない人の方が多いのかもしれない。それはともかく親指と人さし指を使って長さを計測するとき、2本の指を広げては縮めの繰り返し運動はまさに『尺取り虫』の歩行と重なって見える。実際は『寸取り虫』であるようだが、まあ、尺も寸も今のメートル法でいくらか?なんて面倒な話ではある。シャクトリムシの中でも最大級のこの幼虫だが、さすがに親指から人差し指までは届かない。昆虫とはいかに体の小さい生き物たちであることか!