
昨日、「えびの市民図書館」で講演をおこなったが、
そのときに拙著『里山昆虫ガイドブック』が手に入らないとの話を伺った。
おや?そんなはずはない、アマゾンのネット書籍販売では入手可能なはず、、、、。
ところが今日になって確かめてみたら、たしかに入荷待ちになっていて新本は購入できない
ことがわかった。
そもそも『里山昆虫ガイドブック』はそんなに売れていないはずなので、
在庫はたくさんあると思っていた。
6年前に新宿のギャラリーで写真展をやった。
写真展の入り口カウンターで本書を並べておいたら、予想以上に売れた。
ギャラリーの方から聞いた話では、これまでに写真展会場で、
こんなに部数がはけたのは珍しいということだった。
会期中に慌てて追加注文することになり、ほんとうに驚いたものだった。
しかし、そのような売れ行きは夢のような話であったようだ。
実際には本屋さんの店先ではほとんど売れていない。
だいたい理学書コーナーがあるような書店ならなんとか棚の隅っこに置いてくれるが、
そうでないほとんどの書店では、本書を見かけることすらない。
『里山昆虫ガイドブック』は2002年5月に初版が出たが、
初版の製本が良くなくて、すぐに頁がばらけるという不具合があった。
2刷りでは製本を見直し、その問題は解決したのだが、その後の重版はかかっていない。
そろそろ絶版になるのも近いのかもしれない。
明日にでも出版社に問い合わせてみるつもりだが、
私の手元にもボロボロになった2冊しか残っていない。
なんとも情けない話だが、これが現実であるから、正直に書くしかない。