2009年6月アーカイブ




じつは先日、サラサリンガがヒマワリの葉に止まっていて、

それを撮影しようと近づいたら逃げられてしまった。なんとも逃げ足の速いこと。

どこかにまた潜り込んだはずだと検討をつけたクヌギの葉うらにいた。

こんどこそはと慎重に近づいたが、またもや逃げられてしまった。かなり敏感だ。

そんなこともあったので、ここ数日、庭に出るたびにあちこち葉うらを覗き込むようになっていた。


そして今度は、家庭菜園に植えてあるサトイモの葉うらで、

チビスカシノメイガが見つかった。

本種の幼虫はクワにつくようだ。

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( 写真/ E-520   シグマ105ミリマクロ )




自在アーム

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今日は雨が降ったり、日射しが戻ったりと、落ち着かない一日だった。

野外で撮影したのはわずかな時間で、降り出した雨からカメラをかばいながら、

慌てて車に撤収ということになった。


さて、高倍率撮影用レンズとして、14-42ミリズームレンズのリバース改造を使ってみているが、

これはたいへん軽い上に、画質も良い。

これまで高倍率撮影を野外で行う場合、キャノンのEF65ミリマクロレンズを主に使ってきた。

EF65ミリマクロレンズの画質はレンズ表示の3倍までなら満足して使えていたが、

それ以上の倍率となると使う気になれなかった。

さらにレンズ鏡筒が長く伸びてでっかい上に重い、という難点もあった。

で、14-42ミリズームレンズのリバース改造だが、これは最高倍率約8倍(35ミリ判換算)でも

かなり満足のいく画質が得られると私は感じている。つまり仕事でも充分以上に使えるレンズだ。

17.5-45ミリズームレンズの前玉はずしもいろいろ試してみたが、

画質は14-42ミリズームレンズのリバース改造に比べ、わずかに劣っている。

しかもワーキングディスタンスが短いため、とても使いづらい。

リバース改造の工作はけっこう手間隙が掛かるので、糸崎公朗さんのレポート

読んでもすぐには腰が上がらなかった。

しかし17.5-45ミリズームレンズの前玉はずしが、今一つ使いづらいこともあって、

思い切って工作に踏み切ってみたのだが、苦労しただけの甲斐はあったと思う。

もっとも前玉はずしというのも、工作というよりか、半分壊すような荒業であり、

レンズをダメにしてしまうリスクが大きい。実際、これをやってレンズの絞りが壊れてしまい、

使い物にならなくなったという方もいらっしゃるようだ。




高倍率撮影ともなると、逆光のストロボを片手で支えてというわけにもいかない。

両手でしっかりとカメラを保持しないと撮影できないから、逆光ストロボの固定用アームが

必要となる。そこで、作ってみたのが下の写真の自在アーム。

Y92908271.jpgこのアームは、蛍光灯スタンドの廃物利用だが、意外と軽い。

ハクバのデジタルスレーブストロボくらいなら、しっかりと保持してくれる。

直立棒の部分には野球バット用のグリップバンドを巻いてあり、

移動するときにはここを持つと安定する。

糸崎さん考案のゴリラポッドの脚を流用するアームも使ってみたが、

アームの曲げ自由度は高いものの、少し長くするとストロボがふらついてしまう。

ゴリラポッド方式は、短めで使ったほうが安定していいだろう。

いづれにせよ、こうしたアーム類を使えば、被写体までの距離が短い接写撮影では、

ライティングの工夫ができて重宝する。まさに猫の手を得たと言えるだろう。

Y92908132.jpgアーム類とさらにオリンパスのツインフラッシュブラケットを組みあわせれば、

さまざまな撮影条件に対応できる。

こうしてアーム類、ストロボをカメラに合体させると、いかにも仰々しいのであるが、

レンズが小さくて軽い分は救われる。

それと今の私が撮影するフィールドでは、ほとんど人目に晒されることもないので、

仰々しい機材であってもそれがとくに好奇の的になる心配もないのである。


玄関先のササで、カイガラムシの一種にアミメアリが来ていた。

カイガラムシが時折、お尻(画面左側)を持ち上げては甘露を出すと、すかさずアリが舐め取る。

下の写真は、14-42ミリズームレンズ改造リバースに昨日紹介した改造ストロボと

そして、上記アームに固定したスレーブストロボを使って撮影したもの。

倍率は最高倍率より少し低めにしている。

W22929173.jpg最高倍率ではこうなる↓

W2292923.jpg写真上のフォーカスはアリの眼に来ている。

高倍率ではあまり絞り込まず、絞ってもF11~11半で撮影したほうがシャープに仕上がる。


最高倍率8倍(35ミリ判換算)という超接写撮影を身軽に行えるということは、

これはたいへん仕事にはずみがつく。

これまで、倍率が高い撮影が必要なときには、ひとまず現場での撮影をあきらめ、

何らかの策を講じたり、出直しをすることも多くあった。

その何らかの策を考え出し、準備するという作業は、それはそれで得るものが多く、

自然への洞察力を深めることにもなってきた。

しかし、出会った現場の出来事がすぐその場でしかも三脚なしの手持ちで撮影できたなら、

それに越したことはないだろう。

糸崎公朗さんの『切り貼りデジカメ実験室』では、

これまでにもたいへんユニークな機材の工夫を紹介してくれている。

そのなかでも、標準ズームレンズのリバース改造という発想は、

昆虫写真の仕事の現場では欠かすことのできない貴重な機材をもたらしてくれた。

あらためて、糸崎さんに感謝を申し上げたい。

偽死

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庭のヒマワリに、サツマヒメカマキリがいた。それも2匹。

一匹は私の姿に警戒して、サッと葉うらに逃げこんだ。

UZ2841783.jpgもう一匹はヒマワリの蕾で身を伏せていたが、

手を差し出してみたら、ピョンと跳ねて落下してしまった。

落ちたあとは、ひっくり返って死んだふりをしていた。

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( 写真/ E-3  ズイコーD 35ミリマクロ+1.4倍テレコン )



もらいもの

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今年の梅雨は雨が少ないが、先日まとまって降ったおかげで田上地区の田植えも

一気に進行した。

近所の田んぼでは、田植え作業で残った苗が放置されている。

作業をしていた方から、もう必要ないということで、少しその苗を譲っていただいた。

W2272732.jpg写真の苗を全部植えれば、約15キロの米が収穫できるそうだ。

15キロも米があれば、四人家族のうちでは一ヶ月のご飯が食べられる。

ともかくあまりにも勿体無いので、思わず、下さい!とお願いしてしまった。

さて、この苗を植えるためのプランターを買い求めてみたのだが、

いっそうちの庭に田んぼを作ったほうが早いのではないか、とも思えるのだ。


今日はうちの子が通う梶山小学校で講演をおこなった。

その準備をしているときに、児童館の裏でお友達が捕まえたツチイナゴを見せてもらった。

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UZ2741562.jpg
それがやけに赤いのである。

ツチイナゴの赤色型というのは、私も初めて見る。

今朝もパソコンに向かっていると、

飼育棚から「カリ、カリ、カリ、、、、、、、、、、」という音が絶え間なく聞こえてきた。

音の出所は、まだ残っているイラガの繭からだった。

さっそく繭を見てみると、音はすれどまだ穴は開いていない。

イラガセイボウが繭に穴を開ける最初の瞬間は、とても興味深い。

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( 写真/  E-520  ズイコーD14-45ミリ リバース改造 )

写真上の、画面横幅が4ミリ。

したがって計測してみれば、画面中央に見える穿ち始めの穴の横径は、0.4ミリである。

その小さな穴を良く見れば、わずかに湿っている。

イラガセイボウは、強固なイラガの繭に脱出口を穿つために、

繭壁を柔らくする液体を使うらしい。

この液体を使うのは、最初の貫通口を開けるときのみのようで、

このあとの作業はもっぱら、大アゴによる噛み砕きとなる。

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( 写真/ E-520  ズイコーD 35ミリマクロ+1.4倍テレコン 以下すべて同じ )

穿たれた繭壁の屑は外へと捨てられ、穴は見る見る大きくなっていく。

脱出口が完成しても、すぐには出て来ない、ということは前回にも書いた通りだ。

W2262603.jpgなんども触角を外に出して、様子を窺いながら、出ると腹をくくると一気に脱出する。

W22626153.jpgイラガの繭は全部で12コあった。

全部、じつは松山市の実家の庭で採取したものだ。繭が付いていた木は、一本の柿の木。

イラガセイボウの寄生を受けた繭は、繭表面に産卵痕が残っているのですぐにわかる。

これまでのところイラガの成虫が羽化したのはわずかに一個の繭だけ。

イラガセイボウが出てきた繭は今日で8コとなり、残った繭は3コとなった。

その3コの繭を調べてみれば、小さな穴が開いているものが2コ。

イラガセイボウの産卵痕があるものが1コであり、つまり

12コの繭において、イラガが無事に育ったのは1コのみだったことになる。

11コの繭はイラガセイボウの寄生を受け、さらにそのなかには、

どうやら二次寄生のハチまでいたようである。


いもむし、クモ

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昨夜は深夜まで写真データの選び出し作業をしていた。

今朝も早朝からポジ写真の整理などに追われ、

宅急便の営業所に出掛けたときは午後3時を過ぎていた。

それでも航空便を使えば明日の午後5時までに荷物は東京へ届く。

うちに戻って雑用をしていると、部屋の片隅に大きなクモがいた。

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( 写真/ E-330   ズイコーD 8ミリ魚眼 ストロボFL36R )

ハシリグモのなかまだが、イオウイロハシリグモだろうか?

ともかくでっかい。

そっと手に乗せると腕から肩、背中へと歩きまわる。

それで、クモの顔とおぼしきあたりを見てみれば、

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( 写真/   E-520 ズイコーD 35ミリマクロ+1.4倍テレコン )

ふむ、これはまるでオラウータンではないか?

クモには表情というものが乏しいと思っていたが、

とくに徘徊性のクモにはこうしてちゃんと顔があるのだ。


さて、まだまだやるべきことはあるが、

ひとまず息抜きで犬の散歩に出たのは午後6時過ぎだった。

ヤマノイモの蔓に芋虫が2匹いた。

キイロスズメの幼虫だ。おしりの黄色いツノがよく目立つ。

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( 写真/ E-520 ズイコーD35ミリマクロ )

キイロスズメ幼虫が体を反らしている様子をできるだけ表現するために、

いつも付けている1.4倍テレコンをはずして、レンズ単体で撮影してみた。

広角レンズほどではないが、幼虫の体の立体感、奥行感が少しは強調できる。


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ようやく梅雨本番となった。

田上では、朝早くから田植えの準備で忙しい。

土がむき出しのままだった田んぼも午前中には姿を消し、

うちの窓から眺める谷津田はまるで湖面のように白く光っていた。

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X32354331.jpg「やっと雨が降りましたね。」

農家の方に言葉を掛けると、笑顔で返してくれた。


先日からポジ写真を睨みつつ選択作業が続いている。この作業を一段落させてから、

次はデジタル写真データに取り組む予定。

この二通りの作業を比較してみると、ポジ写真を閲覧し選択する方が楽ではある。

手作業がいろいろあるぶん、ストレスが溜まらないからだと思う。

ここ7年くらいで、写真撮影は100%デジタルカメラになってはいるが、

ポジ写真のストックはその使用頻度が減っていったとしても、

今後も仕事ではずっと使い続けるつもりでいる。

ポジ写真のなかには、もうすでに撮影不可能になったものや、

それに近い事情のカットが多く含まれているからだ。

( 写真全て/  E-3  ズイコーD 14-54ミリズーム  )


においが一番

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ヤマアジサイの花の着き具合が、今年はおとなしい。

昨年の剪定のやり方がまずかったのだろう。

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( 写真/ E-330  ズイコーD14-54ミリズーム )


昨日のこと、飼い犬のブラッシングをした後、

首輪のロックがきちんとできていなかったようだ。

夕食を終えて窓の外を見ていた嫁さんが、「あれ、チョロが庭を歩いている!」と叫んだ。

あわてて外へ飛び出した私に、チョロはまっしぐらに駆け寄ってきたが、

スルリと身をかわすと、まるで「追いかけてきてごらん!」

と言わんばかりに勢い良く敷地の外へと駆け去ってしまった。

アリャリャ、また脱走かい、と家族一同、ためいきをついたのだが、

昨晩の私はなんだかチョロの気持ちもわかる気がして、

「寝る前には戻ってくるんじゃないかなあ」などと楽観していた。

そしたら、その予想通り、午後9時ころになって犬小屋を覗いたら、

何事もなかったように、チョロが寝そべっていた。

しかし、おそらくこれは、におうだろうなあ、と近寄ってみれば、

やはり強烈な田舎の香水をたっぷりと浴びていた。

チョロからすれば、おもいきし、おめかしをしたのかもしれない。

それにしても、毎回たまらん!!このにおい。

W2162237.jpg人間には理解不能だ。




流線型

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庭のススキにじっと止まっていたのは、ホシアワフキだろうか?

X32251482.jpg左翅の茶色い部分は、拡大してみるとゴミではなく、外傷を負ったようだ。

それにしても、なんとも無駄のない体つきではないだろうか。

スルリとした体型は、空気抵抗もごくごく小さいのではないか。

指先で摘み取ろうとしても、ツルリンと滑ってしまうだろう。

いや、摘まれる前に彼らは一瞬にして姿をくらます。まるでワープするかのように。

X32251501.jpg完璧な流線型をした体つきとは、瞬間移動の際に空気抵抗を少なくするためなのか、

などとも想像したくなるが、実際はそうではないのだろう。

植物のトゲやささくれなど、植物体の一部に同化するための、いわゆる隠蔽擬態なのであろう。

( 写真/ E-3  ズイコーD 35ミリマクロ+1.4倍テレコン )



庭の小さなクヌギに、初めて見るけったいな幼虫がいるのに気付いたのは、

今月の9日のことだった。

この幼虫をどこかで見たようなかすかな記憶が、どうしても蘇ってこなかった。

ともかく幼虫の姿、その行動はきわめて、けったいだった。

まずは幼虫の姿から。

X30828934.jpg( 写真/ E-3 ズイコーD17.5-45ミリズーム前玉はずし+2倍テレコン 改造ストロボ )

画面右下の黒い部分が、頭部。

X30828973.jpg腹側から見たところ。

普段はおとなしく静止していることが多いが、いったん歩きだすとけっこう速く移動する。

クヌギの新梢や枝についている、ニホンケブカアブラムシのコロニーに、大小の幼虫が、

数匹が紛れるように集まっていることもある↓

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( 写真/ E-520  シグマ105ミリマクロ サンパックB3000S )

アブラムシのコロニーには、クロオオアリが頻繁に訪れているが、

アリはこのけったいな幼虫にはまったく無関心であるかのように見える。

さらに興味深いことは、幼虫の食事法である。

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( 写真/ E-3 ズイコーD17.5-45ミリズーム前玉はずし+2倍テレコン 改造ストロボ )

写真上のごとく、アブラムシの脚に噛み付くのである。

何例か見た捕食シーンはすべて、脚に喰らいついていた。

決してアブラムシの体をガブリとは喰わないのである。そうまさに「すねかじり」なのだ。

脚に喰らいついて吸血するため、アブラムシの体はやがて萎れてしまう。

一匹のアブラムシに数匹の幼虫が喰らいついているのも観察している。

アブラムシの脚は6本あるのだから、アブラムシ1匹が6匹の幼虫の食卓となりうるわけだ。

当初、この幼虫の正体がわからなかったが、

やがて蛹化した姿を見て、テントウムシ科の幼虫だとようやくわかった。

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( 写真/ E-3 ズイコーD 35ミリマクロ+1.4倍テレコン )

で、その蛹が本日、羽化したのである。

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( 写真/ E-3 ズイコーD 35ミリマクロ+1.4倍テレコン )

羽化してみれば、なんだヨツボシテントウだったのか!という、少し期待はずれの気もした。

しかし、それにしてもけったいな姿には変わりない。


それでようやくのこと、かつてこの幼虫の写真をあるサイトの掲示板で見たことを

思い出したのであった。たしか遊星人さんの投稿なさった写真ではなかっただろうか。

ヨツボシテントウ幼虫の写真は、例えばこちらにも掲載されている。







どうも近頃、私は忘れっぽくなってきた。仕事のスケジュールの約束もずっぽり、と

抜け落ちていることもある。

今朝のこと、コーヒーを切らし、探していたら棚の奥にあったコーヒー豆が出てきたのだけど、

挽く器械がうちにはない。

「あああ、豆あってもこれじゃあコーヒー飲めないじゃん。」と言ったら、

嫁さんに 「あんたは、何でも昔のことすっかり忘れているでしょ!

前にミキサーで挽けばいいんだよって、あんた、私に言ったじゃない!」

「ええ、そんなこと、言った?ミキサーとは乱暴だなあ。まったく記憶にない。」

嫁さんはこれで勢いづいて、

「私はねえ、なんでも憶えているわよ。ぜ~んぶ、忘れたりしないんだから!

あんたは幸せよね~、都合の悪いことはぜ~んぶ、忘れ去るんだから。」

う~ん、やぶへびだった。


朝、食事を終えたころ、窓の外に虹が出ていた。

ちょうどわが家の窓の高さから目線で見える虹だ。

霧雨が降っているところへ朝陽が射した。まるでわが家のために誂えたような虹だった。

X32049005.jpg今日は嫁さんがメダカを掬いたいというので、買い物がてら近所の川に行ってみた。

じつは先日、淡水魚に詳しい方からメダカの生息するポイントを教えてもらった。

出掛けてみたものの、ところが目印の農場というのが、どうにもわからない。

メダカの生息箇所はかなりピンポイントであるらしい。

そこで目ぼしい川をあちこち探索してみた。

おお、ここなら雰囲気が良いなあ、などと川に下りてみた。

Y92005944.jpg小さな何かの稚魚は泳いでいるが、肝心のメダカは見当たらない。

私が少し網を入れてみたところ、トンボのヤゴがたいへん多い。これには驚いた。

種類も数も豊富で、こんな体験はこれまでにないぞ、と興奮していると、

なんと、ナベブタムシが網に入った。

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           ( 写真/ E-3 ズイコーD50ミリマクロ+2倍テレコン )

ナベブタムシを実際に見るのは今日が初めてだ。

こんな水環境がうちのすぐ近くにあるなんて、などと熱くなっているうちに、メダカのことを

忘れてしまいそうだった。

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この川の上流まで遡って、どん詰まりの集落の先まで入ってみたが、

左手の山がそっくり照葉樹林で、どうやら生きものの濃い場所のように見受けた。

今後は足繁く通うフィールドの一つになりそうだ。

ナベブタムシについては、別の場所でも探してみようと考えている。

今日はもう時間切れだ。


真珠光沢の蛹

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サカハチチョウが蛹化したのは、昨日のことだった。

久しぶりにサカハチチョウの幼虫を見つけたのだが、頭部のツノの片方は折れたのか、

短くなっていた。

それにしてもサカハチチョウの蛹が、こんなに綺麗だったとはこれまで気付かなかった。

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越冬蛹を去年に見つけたが、それは黒っぽくて目立たない姿をしていた。

真珠光沢の蛹は回りの景色を自分の体に映し込み、見事な隠蔽擬態となる。

本種の食草、コアカソはうちの近所にも生えているが、

サカハチチョウは少し山間まで行かないと出会えない。ほんの少し先なんだけど。

( 写真/ E-3  ズイコーD 35ミリマクロ+1.4倍テレコン )



海辺の昆虫

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今日の写真は、昨日撮影したもの。

宮崎南部の海岸には、綺麗な砂浜が多い。

東京から宮崎に移住することを決めた理由の一つに、海が近いこともあった。

うちから一番近い海まで、だいたい1時間半かかるが、

同じ1時間半でも、こちら宮崎で運転するぶんにはまったくストレスがない。

いやそれどころか、途中下車したい箇所が多くて走るたびに、

今度こそあそこへ行ってみようと、毎回のごとく訪れたい場所が増えていく。

さて、昨日訪れた砂浜にはゴミひとつなく、そして数キロ先まで人影もまったく無い。

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( 写真/ E-3 ズイコーD 35ミリマクロ+1.4倍テレコン )

私が目的としていた昆虫は見つからなかったが、

打ち上げられた漂流物をひっくり返すと、ピョンピョンと跳ねるハマスズの多いこと。

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( 写真/ E-3 ズイコーD 35ミリマクロ+1.4倍テレコン )

ピョンピョンと跳ねなければ、ハマスズの姿は砂地に溶け込んでまったくわからない。

見事な隠蔽擬態だ。日射しを嫌ってか、私の足元に次々と寄って来る。

砂地の上ではわかりづらいので、白紙の上で撮影してみた。

X31848012.jpgこちらは、ハマスズのメス。

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( 写真/ E-3 ズイコーD 35ミリマクロ+1.4倍テレコン )

波打ち際では、イカリモンハンミョウの姿が多い。

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( 写真/ E-3 ズイコーD 8ミリ魚眼 サンパックB3000S )

きわどいところを徘徊しているので、ときおり波に飲まれてしまうこともあった。

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( 写真/ E-3 ズイコーD 8ミリ魚眼 )

魚眼レンズも波しぶきを受けてしまったが、イカリモンハンミョウのカップルは平気だった。

何回か波にさらわれそうになりながら、ちゃんとまた歩きだす。

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( 写真/ E-3 ズイコーD 35ミリマクロ+1.4倍テレコン サンパックB3000S )



便乗者

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ショウリョウバッタの幼虫たちは大きさもあって、よく目についていたが、

オンブバッタの幼虫たちもずいぶんと数が多いことに気付いた。

体長が3ミリ前後の小さいものから、大きいものでも5ミリくらいだろうか。

よく見れば赤いダニがついた幼虫も多い。

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なんとも痒そうだが、脚でかき落としてみようとかしないのだろうか。

いや、おそらくそんな程度のことでは、ダニは外れないのだろう。

この先、オンブバッタの幼虫はちゃんと成長できるのだろうか?

( 写真/ E-3  ズイコーD 35ミリマクロ+1.4倍テレコン )

色温度

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昨日はナタ事件を書いているうちに憤ってしまい、記事が中途半端になった。

家事など忙しかったせいもあるが。


さて、今年になってからサンパックのストロボB3000Sを常用するようになった。

これはカメラの内臓ストロボもこれまでのようによく使っているが、

撮影条件によっては光の質を変えたいことや、光量がもっと欲しい、

といった場合に対応するためである。


B3000Sに取り付けるディフューザーは、自作でこれも百円ショップの容器を流用した。

W21621562.jpgストロボを乗せているのは、ゴリラポッドという製品。どこまで役立つか、今はまだ試用中。

ゴリラポッドはミニ三脚として使うには、安定させるのに少し手間がいる。

やはり枝などに巻きつけるといった使い方が適しているのだろう。

B3000Sはすでに製造中止になってしまったが、発光部が上下90度にクリック調整できる

ので、天井バウンスだけでなく、接写撮影にも向いている。

ディフューザーはB3000Sのワイドパネルを透明アクリルで複製し、

ワイドパネルアダプターに取り付けることで装着ができる。

W21621651.jpg百円ショップ容器のフタをくり抜き、パナソニック大型ストロボ用のワイドパネルを

ヤスリで削って径を合わせてから、はめ込んでいる。

さらに容器の内ブタには発泡シートを太鼓皮のようにかませている。

ワイドパネルは、発泡シートを保護するための役目も兼ねる。

これをカメラに取り付けると。

W21621523.jpgオリンパスの35ミリマクロレンズと1.4倍テレコンの組み合わせだと、

レンズを最大に繰り出してもレンズ長を超えることはなく、光の回り具合もちょうど良い。

写真では発光部が光軸からズレているが、ストロボの取り付け方を変えれば光軸上にも

配置が可能。むしろ配光条件によっては、このズレを利用している。


このディフューザーの光質は、芯のある、それでいて影もおとなしい、といった感じ。

発泡シートの厚みを変えれば、もっと柔らかい光も演出できる。

曇り空下の雰囲気のライティングにしたいときは、

内臓ストロボと板式簡易ディフューザーとの組み合わせのほうが、てっとり早い。


私がこしらえた丸箱式のディフューザーと、じつはよく似た製品があることに

先日気付いた。「プロ機材ドットコム」で販売されている「ドームバウンサー」という商品だ。

材質は違うし、「ドームバウンサー」の価格は2800円もする。

商品名にあるように、「ドームバウンサー」は室内天井を利用したバウンス撮影に威力を

発揮するそうだ。


私の丸箱式ディフューザーもまだ問題点があって、広角レンズを使った撮影でフタのわっか

の部分が条件によっては薄い影となって写りこむことがある。

例えば次のような、壁面などフラットな人工物が画面に入るようなときだ。

W21622281.jpg
( 写真/ E-520  魚露目8号+ズイコーD50ミリ+2倍テレコン B3000S )

写真は、ツマアカベッコウがアシダカグモを運んでいるところで、このあと通気口から床下に

持ち込んだ。毎年、床下へと運び込む姿を見るが、中ではどのように貯蔵しているのだろうか。


この写真の場合、ディフューザーを市販のシャワーキャップ式に取り替えて撮影してある。

シャワーキャップ式はしかし色温度が若干、低くゼラチンフィルターでの補正が必要だ。


丸箱式ディフューザーの改良点としてはフタの部分を透明にすることで、

影のわっかの写り込みは解消できるだろう。



色温度ということで、昨日の夕方に庭で自然光撮影したルリタテハの写真を載せておこう。

日が沈む直前で庭の地面は日陰になっていた。

まず、色温度(WB)の設定を「太陽光」で撮影したカット↓  いつもはこの設定がほとんど。

W21623273.jpgしかし、青味が強いと感じたので、

次に、WBを「日陰」に設定して撮影した↓

W2162328日陰1.jpgWB「日陰」設定だと、赤味が強くなりすぎた。

そこで撮影後にパソコン上で、RAWデータをWB「ストロボ光」に設定して現像したカット↓

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( ルリタテハの写真全て/ E-520  ズイコーD35ミリマクロ+1.4倍テレコン )

こうして並べてみて、実際に見た目に近いのは、一番下の色温度設定だ。

デジタルカメラは撮影時にRAWで撮影しておけば、こういった色温度の調節も

データを劣化させることなくパソコン上でできる。

私の場合、撮影時のデータ設定はいつもRAWのみ。

以前はJPG同時撮影をしていたが、データ量が増えるだけであり、

最近はJPG変換の速度も速くなったので、必要なカットだけJPG変換すれば間に合う。


隣町のある山間に、クヌギとニレの樹液酒場があって、2年前からときどき通ってきた。

今日は撮影の仕事のついでに、樹液の様子を見ておくつもりでそこへ立ち寄ってみた。

しかし、どの木も樹液はまったく出ていない。今年は出遅れているようだ。

それはともかく、木の裏側に回ってみると、どの木にもズタズタにナタを打ち込んだ痕があった。

Y91605842.jpgY91605783.jpgこれは、酷いやり方だ。クヌギもニレもたまったものではない.

めぼしい木は全部、こうなっている。

踏み痕にはタバコの吸殻も目立つ。

ここはもはや、クワガタ収穫スポットとしか見なされていない。

これを行った者どもは、クワガタしか見ていないはずだ。


クワガタ採集のためなら手段を選ばないやり方は、こういったこと以外にも

チェンソーでの切り倒し、工事用強力照明器具、花火、、、、、ともかく、

何が何でもクワガタを炙り出してやろうと、考えられる限りの策を繰り出す。


オレにとっての虫を採集する楽しみというのは、こうなんだよ!と主張したい輩は少なくない。

いやしかし、私に言わせれば、それはもはや昆虫採集などではない。


私は困った。もうここでは樹液酒場の撮影はできない。

個人的に困ったというだけではない。この惨状を見た子供たちは、どう感じるだろうか。

採集のマナーができてない、などという、なよっちい言葉など使いたくはない。

それ以前のもっと根本的な問題に関わることだと思う。


ハキリバチの繭

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入梅したにもかかわらず、南九州では雨がほとんど降っていない。

田植えは今が盛んな時期だが、三股町での田植え作業は少し停滞気味のようだ。

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( 写真/ E-3 ズイコーD 14-54ミリズーム ) 

写真上は4月にレンゲの絨毯を撮影した田んぼ。

写真の奥は長田峡となり、流れる沖水川の水量はたいへん豊かだ。

しかし、うちの近所となると、田んぼに水を引き入れるのは一苦労のようだ。

その理由は大きな川も小川もなく、山の湧水に頼っているからだ。

田んぼ一枚を満たす水の量は半端ではない。さながら水取り合戦になると、聞いた。

うちのすぐ下には湧水を貯めた池があるが、たっぷりと水量があるように見えても、

田んぼ数枚を満たすには程遠い量しかないらしい。


さて、庭に設置してある竹筒アパートを整理し、新しい筒を追加しておいた。

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( 写真/ E-3   ズイコーD 35ミリマクロ )

ついでにハキリバチの一種が造った巣を割り開いて、

一つの育房室に葉材をどのくらい使用しているのか、調べてみた。

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( 写真/ E-3   ズイコーD 35ミリマクロ )

矢印がついているのは、花粉団子。卵は孵化しなかったようだ。

葉材は大きさ、形もいろいろだが、全部で22枚だ。

枚数は育房室によって様々だが、だいたい一室、20~26枚程度であった。

葉材の形や大きさは、育房室を形成する部位によって使い分けられている。

こういう繊細な技を駆使するハキリバチに、あらためて驚異を感じる。

さらには、前々から気になっていたのだが、

葉材の一部にまことに芸の細かい加工までしてある。この細工については

もう少し詳しく調べて確認しておきたい。

庭の虫

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庭に突き立てておいたスコップに、オニヤンマが静止するところを、ちょうど目にした。

カメラを構えて縁側からはだしのままで飛び降りて近づいてみた。

400ミリ相当のレンズで距離をおいて撮影してから、じわじわとせまってみたが、

オニヤンマの眼にはこちらの動きがよく見えているようだ。

一歩踏み出した途端、飛び立ってしまった。

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( 写真/ E-3  ズイコーD 50-200ミリズーム )

夕方、まだ明るい時刻にヤブキリがあちこちで鳴き始めた。

これまでヤブキリの鳴くシーンを撮影したことがない。

気になって一番近くで鳴いている個体を探してみた。

すると玄関先のカエデの梢で鳴いているオスが見つかった。

X3144071.jpg
( 写真/  E-3  ズイコーD 35ミリマクロ +1.4倍テレコン サンパックB3000S )

前翅の開きはわずかなので、写真はちょうど翅をこすり合わせている最中だが、

その様子はよくわからない。

私は大型の昆虫を狩る捕食者としてのイメージだけでヤブキリを捉えていることが多かった。

鳴く虫としては存在感が薄いかもしれないが、あちこちで競うように鳴いている。


エンマムシ

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写真のエンマムシは、昨日、日南市で見つけた個体。

前翅はたいへん短いが、これでも翼の役目を果たしているのだろうか?

( 写真/ E-3  ズイコーD 35ミリマクロ +1.4倍テレコン サンパックB3000S )


先日、『日本のカミキリムシハンドブック』(鈴木知之 文・写真)文一総合出版 が

届いた。

カミキリムシハンドブック.jpg

本書はカミキリムシの入門書としての役割が大きい。

幼虫期も含めた生態写真も多く盛り込まれており、隅々まで読んで楽しいガイドブックだ。

旅先でもってグラスを片手に読み耽るのもいいのではないか、と思ったりする。

写真には撮影データが付いているので、著者の鈴木さんがどのようなフィールドを

巡ってこられたのか想像できる。

カミキリムシを観察する上でのポイントを掴むこともできるだろう。

ただし、ポケット図鑑ではないので、種同定用には別途、図鑑類が必要になる。


昨日、日南市で行った観察会でもカミキリムシが数種、見つかった。

材の上をすばしこく歩いていたのは、タキグチモモブトホソカミキリ

X3144099.jpg腹部を持ち上げて、体の掃除をしている。

本種は関東以西の太平洋岸から南地方に分布している。

( 写真/ E-3  ズイコーD 35ミリマクロ +1.4倍テレコン サンパックB3000S )


朽木の集い

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本日は、日南市の酒谷キャンプ場で観察会を行った。

参加者の方々はほとんどが小学生や幼稚園児のこども達とそのお母さんたち。

一家族だけお父さんの姿もあったが、総勢50人近くのうち男子成人は私を含めて二人のみ。

さて、空模様は雲が多く日射しこそなかったけれど、梅雨とは思えない清々しさ。

心配していた雨も降らずまずまずの条件だった。

ほんとうは蒸し暑いくらいのほうが虫は多いのだが。

午前10時、私の写真絵本「うんちレストラン」の読み聞かせがあって、

続いて高校3年生の女の子の面白い小話もあってから、観察会は始まった。

1時間半ほどのあいだに見つかった虫の種類数は70種

昼食を終えてさらに追加種を加えると75種類となった。

これらはすべてルッキングのみで確認した数だ。

採集方法を駆使すれば、100種はかるく越えたことだろう。昆虫の世界がいかに多様であるか、

今日は参加者のみなさんにも体感してもらえた、と思う。

そして、私の収穫の一つとしては、ミツギリゾウムシオスに出会えたこと。

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( 写真上下/ E-3 ズイコーD35ミリマクロ+1.4倍テレコン )

さらに、オニツノゴミムシダマシを初めて見つけたことである。

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( 写真/E-3 ズイコーD 35ミリマクロ+2倍テレコン )

オスの頭部の大きな角には金色の毛が束になって生えており、さらに小さな角が一対ある。

私は最初、ミツノゴミムシダマシかと勘違いしていたが、角の形状があまりにも違う。

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( 写真/E-3 ズイコーD 35ミリマクロ+2倍テレコン )

オニツノゴミムシダマシは捕らえると、漢方薬の朝鮮人参のような臭気を放つ。

X31337521.jpg角がないこちらは、オニツノゴミムシダマシのメスだろうか?

訂正のお知らせ:

当初、ウスモンミツギリゾウムシとしていましたが、写真の個体は正しくはミツギリゾウムシ、

でした。指摘いただいた鈴木知之さんに、お礼申し上げます。



マクロレンズ

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私はオリンパスの35ミリマクロをよく使う。

一本しか持てないときは、迷わず35ミリマクロと1.4倍テレコンを選ぶ。

この組み合わせなら35ミリ版換算で2.8倍までの接写が可能で、

かなりの撮影領域をカバーできる。

逆光に強く、描写も良好なレンズでたいへん軽いのも良い。

しかし、このレンズにも弱点はある。

まずレンズと被写体との距離、撮影最短距離というのが短いので、

そもそも人の気配に敏感な、トンボやチョウなど動きの大きい昆虫撮影は苦手だ。

(動きの鈍い甲虫類などには最適で、被写界深度も深く立体感のある撮影を得意とする。)

さらに例えば2倍テレコンを付けて4倍相当の撮影も可能だけど、

撮影最短距離が短いからストロボを使ったライティングがやりにくい。

ツインフラッシュブラケットとストロボ2台を組み合わせてのライティング方法で解決もできるが、

これだと機材が大きくかさばり、狭い場所での撮影はできないことも間々ある。


35ミリマクロレンズの弱点をなんとか改善できないものか?

そこでレンズを少し検討してみた。まずはレンズ先端のカバーをはずしてみる。

X31233406.jpg
薄皮みたいなパーツを剥がしてから、ネジ3本をはずすと、レンズ内部が覗ける。

X31233475.jpgカメラに付けたまま、レンズの繰り出しを何度もおこない、内部の様子を仔細に見てみた。

レンズの前玉は小さい径だから、先端部分だけ余計なパーツを削ったりして、

レンズ先細り整形ができないものかと、あれこれ調べてみた。

それが実現できたなら、高倍接写でのライティングも格段にやり易くなる。

しかし、どうやってみてもレンズ先端部分まで可動パーツが絡んでおり、

削るにしてもわずか3ミリかそこらでしかない、ことがわかった。

私の知り合いに、ニコンのマクロ60ミリレンズの先端部上部を斜めに削って

使っている人がいる。

そのおかげで2倍くらいの撮影でも、内蔵ストロボだけでも光が回るようになったそうだ。

もちろん事前にニコンにレンズ構造を聞いてから削っても大丈夫なことを確認しているそうだ。

これと同じことが、オリンパスの35ミリマクロレンズでもできるだろうと、期待していたのだが、

やはり無理なことがわかった。

残念だが別の手立てを考えるしかない。

ではキャノンの65ミリマクロレンズはどうだろうか?削れるのだろうか。


イラガセイボウ

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「電気虫」と呼ばれる不快害虫とは、主にイラガの仲間だ。

庭木にいつのまにか発生し、知らずに触れるとチクンと刺されて赤くかぶれる。

そのご本家「イラガ」の繭をいくつか冬の間に集めておいた。

繭はたいそう硬く、そしてさまざまな紋様があって、これまで多くの人々の関心の的となってきた。

もっとも多くの人達といっても、日本の人口全体からすれば、ごくごく少数派ではあるが。


さて、繭の一つから先日、イラガの成虫が羽化し、ほどなくしてイラガセイボウが姿を現した。

そして本日の朝、2匹目のイラガセイボウが硬い繭の壁を食い破って出てきた。

X31235683.jpg脱出口がほぼ完成してもなお、外に出る前のイラガセイボウは用心深い。

カメラを構える私の動作が、とても気になるらしい。一旦は外に体を乗り出しておきながら

ヒョイと繭のなかに引きこもる、ということを何度も繰り返していた。

1時間ほど躊躇し、体の身繕いをし、などしながら、ようやく外界へ登場した。

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X31235811.jpgこのきらびやかな姿は、いったい誰に見せびらかすつもりなのか?

しばらく体を丁寧に掃除したあと、大空へと消えていった。

( 写真/E-3 ズイコーD 35ミリマクロ+1.4倍テレコン )







ダブルレリーズ

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ベローズを使った高倍率接写で、ダブルレリーズがあると便利だ。

ダブルレリーズを使えばシャッターボタンを押し込むという

通常のレリーズ操作だけで撮影できる。

私はオリンパスのオートベローズを使用しているが、

昔あったオリンパスの専用ダブルレリーズは

古典的な機械式のため、特殊なアダプターでもない限り今の時代のカメラには使えない。

そこでニコンのダブルレリーズをオリンパス用に改造して使ってきた。

これまでベローズ撮影に使うカメラはEー3であったが、カメラが重いためにベローズの

取り付け部分に負担が大きく気になっていた。

気になることはできるだけ早めに改善したい。

ベローズ撮影用のカメラを軽量級のE-520に換えることにした。

ところが、どこのメーカーでもよくあることだけど、リモートスイッチの端子形状がE-3とは違う。

そのため改造版ダブルレリーズも新たに用意した。

X31233494.jpg写真上はニコンのダブルレリーズを分解したところ。ネジ2本はずせば簡単にはずれる。

このとき黒いレリーズ連動パーツがスプリングから解放されてスッ飛んでしまうので、

注意が必要。

グリップ内にはマイクロスイッチが2個配置されている。白い刻字のあるパーツである。

2個のマイクロスイッチのうち画面左のスイッチが、シャッターの半押しスイッチの役目を

果たすが、高倍率撮影では100%ストロボ使用となるので露出測光などの起動スイッチは

不要である。したがって、画面右側のスイッチでシャッターレリーズできるように

配線を半田付けすればよい。

つまりダブルレリーズのレバーを押し込めば、まずベローズ先端のレンズ絞り機構が押し込まれ

ついでシャッターレリーズスイッチがオンとなる仕組みだ。いかにも古典的な動作だが、

この仕組みのおかげで使用するレンズとカメラは、様々なメーカー同士での組み合わせが

自由に選択できる。

X31235962.jpgニコンのリモートケーブルをはずし、オリンパスE-520専用リモートケーブルを差し込んで、

配線を半田付けしたところ。

オリンパスのリモートケーブルは直径4ミリでニコンより太い。

そこでグリップの挿入口は、あらかじめドリルで広げておく。

このときグリップ内の回路基盤を傷めないよう細心の注意が必要だ。

ケーブルの抜け留め用に、凧ひもを巻いて瞬間接着剤で固めておく。

X31236041.jpgニコン専用ダブルレリーズが、オリンパス用へと変身改造を遂げた。

E-520用のリモートケーブルは、3芯コードであるが、

当然ながらこの3芯をきちんと接続配線しないとレリーズ作動しないので注意したい。


ベローズ撮影では開放絞りでフォーカス合わせをしたあと、

絞り込みレバーで絞り込んでからシャッターを切れば撮影できる。

しかし、倍率が高い場合にはこの一連の操作だけでもフォーカスが狂うこともありうる。

その点、ダブルレリーズを使えば、そういった微妙な狂いに悩まされることはほぼ無い。


笹喰い虫

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ネザサの一種だろうか。背丈は低い。

葉っぱに行儀良く並んで食事中なのは、タケノホソクロバの幼虫。

X31132133.jpg
( 写真/ E-3 ズイコーD 35ミリマクロ+1.4倍テレコン )


画面右の3匹は、葉っぱの縁からバリバリ食べている。

その左にズラリと見える若い幼虫は、葉の薄皮を残して表面をえぐるように食べている。

成長の度合い(令期)で食事法が変わるのだろう。

一方、ササの葉肉内に潜り込んでいるのは、タケトゲハムシの幼虫だ。

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( 写真/ E-520 ズイコーD 17.5-45ミリズーム 前玉はずし+2倍テレコン )


写真上は、今まさに葉肉をかじっているところだ。

3対の胸脚や、オレンジ色の頭部などがわかる。

ササの薄っぺらな葉の内部を棲みかとし、そして食糧に囲まれているのだ。ここなら安全だろう。

しかし、産み付けられた卵が全部、育つわけでもない。

W21119981.jpg
( 写真/ E-520 ズイコーD 17.5-45ミリズーム 前玉はずし+2倍テレコン )


写真上では、卵殻(うす茶色)が5個見えているが、

無事に育っているのは、3匹だけ。

あとの2匹はふ化できなかったのか、それとも同種での共食いがあったのだろうか?


アリさがし

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キンアリスアブの卵がふ化した。

卵が産み落とされたのは、18日も前のことだ。

無精卵ではないか、と半ば諦めていたので準備が整っていない。少し慌てた。

ともかく、クロヤマアリの巣探しに出掛けてみた。

うちの庭にもクロヤマアリの巣はあるが、土が固くて掘りきれない。

巣堀りができる心当たりの場所を何箇所か回ってみた。

しかしこういうときに限って、なかなか見つからないものだ。

探し歩いているうちに、いろんな出会いがある。

X31131486.jpg地面ばかり見ているのも飽きて、大きな朽木の剥がれかかった樹皮をめくってみれば、

シロマダラがとぐろを巻いていた。

そういえば、去年の5月、ファーブルさんと都城を歩いたときにも、こんなシーンがあった。

私はヘビは苦手な方だが、シロマダラは綺麗なヘビでおとなしく、もしかしたら

手で掴めるのではないかと思う。

おっと、寄り道ばかりしていてはなあ、と明るい環境へ移動すれば、

W21119142.jpgナワシロイチゴの群落があった。

2、3個食べてみたが酸っぱい。 ま、ナツグミほどではないが。

ナワシロイチゴはジャムにした方が美味しいようだ。



どうしても条件の良いクロヤマアリの巣が見つからないので、

子どもが通う小学校の校庭で探すことにした。

校長先生と教頭先生に挨拶をしてから、校内でアリ探しをしてみた。

やはり、こういった人の手が入った環境のほうが、条件の良い巣が見つかる。

土止めのコンクリートブロックが緩んだ箇所があって、

そこをごっそりはずすと、幼虫、繭部屋が出てきた。

最初から小学校に来れば良かったのだ。

( 写真上/  E-3 ズイコーD 35ミリマクロ+1.4倍テレコン )

( 写真下/  E-520 ズイコーD 14-54ミリズーム )


初夏のめぐみ

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ナツグミの実を一晩、塩漬けにしてみた。

W2101882.jpgさて、味はいかがなものか?

たしかに苦味や渋みは、かなり無くなっているが、

かといってパクパク食べられるものでもない。すっぱい!

いやひとくち味わうと、次に摘もうという気がしない。

グミ酒、というのは聞いたことがないが、やはり果実酒なんかはどうだろうか?






チョッキリ

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庭のクヌギに、ヒメクロオトシブミとコナライクビチョキリの姿が目立つ。

コナライクビチョッキリはとくに多く、クヌギに近寄って眺めていると、

いつのまにか私の手足の上まで歩いている。

W20817812.jpgコナライクビチョッキリの食事痕は若葉先端部にのみ集中している。

W20817861.jpg食べ痕の周囲は茶色に変色しており、一目でそれとわかる。

チョッキリはたいへん小さい。少しでも風があると、撮影は厄介だ。

X3092981.jpg
数が多いこともあってか、クモの糸網に掛かる犠牲者も少なくない。

X3093024.jpg

( 写真上2枚/ E-520  ズイコーD 35ミリマクロ+1.4倍テレコン )

( 写真下2枚/ E-3    ズイコーD 17.5-45ミリズーム前玉はずし+改造ストロボ )




材とカミキリ

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昨年の暮れに、うちの敷地と隣との境にあるコナラの木を3本、切リ倒した。

切ったのは隣の土地の持ち主の方だが、

倒したたコナラは折半しましょう、ということになった。

チェンソーで切るといっても、これは慣れないと危険でもあり、たいへんな作業だ。

私は切り倒す作業をしなかった代わりに、不要となる枝の部分の後片付けをさせて

もらった。それだけでも2,3日は掛かる作業量があった。

さて、お隣の方はシイタケ栽培用のホダ木にするのが目的だったが、

切ったコナラを、うちでは雑木林の中に立てかけて放置しておいた。

私のねらいは、このコナラ材にいろいろな虫が産卵に来てもらうことであり、

シイタケ栽培はまったく考えていなかった。

今日はそろそろカミキリムシでも来ているだろうと思い、久しぶりに覗いてみた。

小さなタマムシ類などもいる中、

キスジトラカミキリのメスが産卵に来ていた。

X30828851.jpg
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キスジトラカミキリの体毛には黄色い花粉がいっぱい着いている。

どうやらアカメガシワの花で食事をしていたらしい。

そういえば、アカメガシワの花ではたくさんの昆虫たちでにぎわっている。

( 写真/ E-3  ズイコーD 35ミリマクロ+1.4倍テレコン サンパックB3000S+ハクバデジタルスレーブストロボ )



蛾の種類はたいへん多いため、手頃な図鑑というものが無い。

展翅標本写真だけが並んでいる従来の図鑑では、あまり実用的ではない。

実用的というのは、野外で手軽に調べたいという時のこと。

ま、手軽に調べるということだと、正確さを欠くという危険性も孕んではいる。

昆虫の正確な同定をするには、やはり標本が必要なのだ。

しかし、

できれば自分が出会った蛾の、その場での姿から、ざっとどの科のグループに

入るかを絞り込めるような図鑑など欲しいと思う。

さて、仮にそういう図鑑があったとして、もう一つ望む点は、

幼虫期の写真も載っていて欲しいということ。

幼虫はよく見かけるけれど、成虫にはいっこうに出会えないという蛾も多い。

その反対に、成虫はよく灯りにくるけれど、幼虫は見たことがない、

という蛾も多い。

さて、今日は庭のクヌギでオオウスベニトガリメイガを、数匹見かけた。


W20817215.jpg( 写真/ E-520  シグマ105ミリマクロ サンパックB3000S )

このオオウスベニトガリメイガもよく見る蛾だが、

写真の個体のように新鮮だと紋様もはっきりしていて、特徴を掴み易い。

独特な静止ポーズも同定に役立つ。

しかし、それでも鱗粉が落ちてしまった個体などは、同定が難しく厄介だ。

雑木林のササを刈りながら少し歩いてみれば(今日はたいへん暑かった)、

サラサリンガのこれまた新鮮な個体が静止していた。

X30828632.jpg( 写真/ E-3  ズイコーD 35ミリマクロ+1.4倍テレコン サンパックB3000S +ハクバデジタルスレーブストロボ )

この蛾などは、一度見たら二度と忘れることもないだろう。

どうやらうちの林で育ったものと思われる。


カメノコハムシ

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近所にシロザの小さな群落がある。

先日、このシロザにカメノコハムシがたくさんついていることに気付いた。

W2041535.jpgシロザの葉上にはカメノコハムシ新成虫の姿が多い。

葉っぱをめくってみれば、幼虫もいっぱい見つかる。

X3072711.jpg若い幼虫は薄皮一枚残して葉肉を食べている。

そして幼虫たちのお尻には必ず、抜け殻と自分の出した糞を飾りのようにつけている。

X3072696.jpg幼虫だけでなく、卵、蛹もある。

X3072612.jpg積み重ねた卵には、薄い膜が掛けられている。サランラップの天然版だ。

カメノコハムシの顔はなかなか拝めないが、警戒心が強いらしい。

そっと歩きだす様子は、なるほど亀のようだ。

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( 写真上3枚/ E-3  ズイコーD 35ミリマクロ+1.4倍テレコン )

( 写真下2枚/ E-3  ズイコーD 17.5-45ミリズーム 前玉はずし+2倍テレコン )







ベニボタル類

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庭のヤマアジサイの葉上にいた。

W2061689.jpg前胸背面の深い彫刻のような模様が特徴的だが、

本種はヒシベニボタル類のどれかだろうか?

この仲間は似たような種類が多く、同定は難しい。

きちんと標本を作り、実体顕微鏡下で精査しながら同定作業をする必要がある。

( 写真/ E-520  ズイコーD 35ミリマクロ+1.4倍テレコン )


今日は、都城市の安久児童館の子どもたちと野外観察会を行った。

5月に引き続き2回目だ。

「六ヶ村城」という小高い丘までの山道を皆で歩いてみたが、

1時間半くらいの間で、目撃も含めて44種類の昆虫、クモを記録できた。

イシガケチョウの卵や幼虫を持ち帰る子や、

アリジゴク、ジグモなどを飼うと言って大事そうに持ち帰る子もいた。

私自身は小学生のころに、こうした観察会などに参加した経験はまったくない。

自然について野外で実地に教わるなどということは皆無だ。

もしあったとすれば、父親からモズのはやにえを教えてもらったことぐらいだろうか。

大人と一緒に歩き、知らない虫がいれば、その名前や習性などを教えてもらえる。

なんだか、とてもぜいたくな時間を過ごせているような気がする。

そういう自分も子どもたちと歩いていて、とても楽しいのだが。

「六ヶ村城」は、薩摩藩の見張り台だったそうだ。

ここの眺望はたいへん良くて、遠く霧島山を背後に都城盆地をざっと見渡せる位置にある。


冬虫夏草.jpg本日、届いたハンドブックは、『冬虫夏草ハンドブック』(文一総合出版)。

著者はゲッチョ先生の盛口満さん、写真撮影は安田守さん。

全ページ写真で構成された図鑑としては初めてではないだろうか。

解説もしっかりしていて、しかも楽しく読める。

写真も丁寧に撮られてあって見易く綺麗だ。

冬虫夏草は私も大好きであるが、なかなかその「坪」(発生適地)が掴めきれていない。

このハンドブックのおかげで、坪を体得しようという意欲も一段と高まりそうだ。







日南市、酒谷 

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来週に予定している自然観察会の下見をしてきた。

場所は、日南市の酒谷という山間。

現場に着くとアカショウビンの涼しい鳴き声が上流から聞こえてくる。

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( 写真/ E-3  ズイコーデジタル ED14--42ミリズーム )

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( 写真/ E-3   ズイコーD 35ミリマクロ+1.4倍テレコン )

広場の隅に置かれてあった材には、キンヘリタマムシが来ていた。

体長は1センチ程度と小さいが、遠目でもよく目立つ。


川べりで筍を採っているおばあちゃんに会った。

収穫物は「カラダケ」(ハチク)だ。(この辺では「ガラ」と言うらしい)

青くなっているけれど、これを甘辛く煮て食べるとおいしいそうだ。

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( 写真/ E-3  ズイコーD ED14-42ミリズーム )

「小布瀬滝」という滝も近くにある。

X30523485.jpg
( 写真/ E-3  ズイコーD ED14-42ミリズーム )

水量は少ないが、これでも通常より多いそうだ。

落差は23メートルあり、秘密めいた雰囲気が漂う。

ここでしばらく瞑想にふけてみたいものだ。

林道の奥に少し入ると、あちこちでイシガケチョウの集団ができていた。

X30523824.jpg
( 写真/ E-3  シグマ105ミリマクロ )

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( 写真/ E-3  ズイコーD ED14-42ミリズーム )


どうやら、獣糞や尿のしみこんだ地面に集まっているようだ。

午後2時過ぎころ、山道を都城へ戻る途中、激しいにわか雨となった。









小学校から帰ってきた子どもが、先生から預かったといって差し出した封筒に、

サツマヒメカマキリが入っていた。

W20415574.jpgさっそくアジサイの上でポートレートを撮影してみた。

すぐに逃げ出すこともなく落ち着いている。体の大きさからしても、メスである。

しばらくすると、体のあちこちを掃除し始めた。

口できれいに舐めとるようにする仕草は猫や犬と同じだ。

W20416021.jpg
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体を俯瞰で見てみれば、枯れ葉のように地味な姿だ。

W20415773.jpg本種はわが家の庭にもときどき現れる。春早くに越冬幼虫も見つけて飼育していたのだが、

その幼虫はずいぶん前に死んでしまった。

この時期に成虫であることから、本種はサツマヒメカマキリではないか、と思う。

つまり幼虫越冬するのがサツマヒメカマキリで、

秋のころ現れる成虫が、ヒメカマキリではないか、と思っている。

ヒメカマキリは秋遅くに卵を産み、卵越冬だ。

成虫の標本できちんと比較しなければならないのだが、怠慢して行っていない。

標本を管理できないので、標本作りそのものを日頃からしていないのだから

どうしようもない。


( 写真/  E-520  ズイコーデジタル50ミリマクロ サンパックB3000S )










田植え

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三股町では先月末あたりから田植えが始まっている。

例年、6月に入ってからがもっとも盛んとなる。

うちの子供の通う梶山小学校でも田んぼを借りて、全児童で田植えを行った。

W20414841.jpg
梶山小学校の田植え作業にカメラをむけるのも、これで3回目となった。

うちの子が卒業するまで、あと2回はこうしてここの田んぼに来るのだろう。

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大名竹

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病院から戻ってみると、玄関に大名竹が置いてあった。

Y90203212.jpgどこのどなたが置いていかれたのかは、だいたい想像がつく。

今の時期、この大名竹の筍が旬である。ダイミョウチクは、大明竹とも書くそうだ。

メダケ属Pleioblastusの一種で、標準和名はカンザンチクという。

うちの林にはメダケとホテイチクは多いが、カンザンチクは生えていない。

しかし、すぐ近所にはあちこちの庭や敷地内に、このカンザンチクがよく植えられている。

三股町ではこの大名竹が筍のなかでも最高の味とされているそうだ。

そえ切りにしてワカメと味噌汁にしていただくと、たいへん美味しい。

Y90203231.jpg







ラミーカミキリ

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ラミーカミキリの姿があちこちで目立つ。イラクサやカラムシの群落にたかっているが、

ときどきうちの庭にもやって来ることがある。

メスの顔とオスの顔では紋様違うので、顔を見るだけでオス、メスの区別ができる。

今日の写真は、メス。

IMG_03833.jpg胸部の背面には、パンダ顔があった。

IMG_03911.jpg高倍率撮影をしてみると、普段は見落としていた発見をすることが多いので面白い。

高倍率撮影するときには、いろいろと撮影条件の制約もあるから

できるだけ楽な姿勢で手軽に撮影する工夫や技があったほうがいい。

そうでないと長続きしない。


今日の写真は、キャノンのMP-E65ミリというマクロレンズを使い、35ミリ版換算で

約6倍の接写である。

MP-E65ミリは、レンズ先端から被写体までの距離(ワーキングディスタンス)が、

4センチあり、これだけの距離がとれるとライティングの自由度も高い。

もっともMP-E65ミリのレンズ前部の直径は大きく、これが邪魔をして被写体をとらえる

角度の自由度が低い。レンズ先端を先細りにして欲しいものだが、どうも余計な肉付きが

多すぎて、たいへん撮影の障害になっている。

その点、オリンパスのズイコーマクロレンズ38ミリや20ミリは先細りになっており、

描写力も良いので、たいへん使い易い。これのデジタル版が欲しいと思っている人は

数多くいるはずだと思う。もっともライブビューのおかげで絞り込みのままで撮影

できないことはない。そのときにレンズの絞りを固定する工夫もいるが。




猫の手

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撮影するとき、両手はカメラの保持と操作でふさがってしまう。

当たり前だが、そんなときに猫の手でも借りたくなる場面は多い。

今日は猫の手になりそうな素材を見つけたので、さっそく買い求めて工作してみた。

まずは写真を見ていただこう。

Y90103162.jpgレンズのフードに巻きつけたフレキシブルアームの先端でハレ切り板を固定できるように

してみた。アルミピンチをネジ止めしてある。

そしてこれは、ヘビがとぐろを巻くようにして、自立もできるところが素晴らしい!

Y90103113.jpgこの猫の手は、芯材にカーボン合金鋼が入っていて、グニャリと自在に曲がるので、

ねじるようにして縛り付けたりできるわけだ。

Y90103171.jpgこの猫の手は、百円ショップの電気コーナーの棚にあって、商品名はズバリ「ねじねじ棒」

長さは66cm。

ま、百円ということで耐久性には不安も残るが、いろいろと使い道は広い。

そういえばこのような小道具をヨドバシカメラなどで見たことがあるような

ないような気もする。

今日はリバースアダプターの材料買出しに、

都城市の「ハンズマン」というDIYショップに出掛けてみたのだが、

あまり期待していなかったにも関わらず、予定していた素材を揃えることができた。

今年になって「ハンズマン」は改装新オープンしたばかりだが、

さすがに秋葉原に買出しに行くようにはいかない。それでも痒いところに手が届くような

おや!?と思わせる商品も見つかったりして、
ネット注文を検討する前に、

りあえずここを覗いておく価値はあると思えた。車で15分とかからない場所でもある。

それと百円ショップもときどき覗いておく。商品の入れ替えも激しいから、

こまめにチェックしておかないと、すぐに棚から姿を消したり、売り切れ終了となることも

多い。




高倍率撮影

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庭のクヌギにムラサキシジミの卵があった。

W2011434.jpgふ化した幼虫がたどり着くであろう若葉は、かなり離れた場所にある。

母チョウが選んだにしては愛情が足りないなあ、などというのは人間の感情ゆえで、

案外、ふ化幼虫はたくましいものだ。

(  写真/ E-520  ズイコー38ミリマクロ+オートベローズ トリミングあり )


X3012145.jpg同じクヌギの木で、ヒメカメノコテントウが多い。

よく見るとメスの顔には鼻ひげみたいな紋様があることがわかる。

これがメスの特徴なのかどうかは知らない。紋様には変異が大きいからたくさん観察しない

と何とも言えない。

( 写真/ E-3  ズイコーデジタル17.5-45ミリズーム前玉外し+2倍テレコン )