マクロレンズ

| | トラックバック(0)
私はオリンパスの35ミリマクロをよく使う。

一本しか持てないときは、迷わず35ミリマクロと1.4倍テレコンを選ぶ。

この組み合わせなら35ミリ版換算で2.8倍までの接写が可能で、

かなりの撮影領域をカバーできる。

逆光に強く、描写も良好なレンズでたいへん軽いのも良い。

しかし、このレンズにも弱点はある。

まずレンズと被写体との距離、撮影最短距離というのが短いので、

そもそも人の気配に敏感な、トンボやチョウなど動きの大きい昆虫撮影は苦手だ。

(動きの鈍い甲虫類などには最適で、被写界深度も深く立体感のある撮影を得意とする。)

さらに例えば2倍テレコンを付けて4倍相当の撮影も可能だけど、

撮影最短距離が短いからストロボを使ったライティングがやりにくい。

ツインフラッシュブラケットとストロボ2台を組み合わせてのライティング方法で解決もできるが、

これだと機材が大きくかさばり、狭い場所での撮影はできないことも間々ある。


35ミリマクロレンズの弱点をなんとか改善できないものか?

そこでレンズを少し検討してみた。まずはレンズ先端のカバーをはずしてみる。

X31233406.jpg
薄皮みたいなパーツを剥がしてから、ネジ3本をはずすと、レンズ内部が覗ける。

X31233475.jpgカメラに付けたまま、レンズの繰り出しを何度もおこない、内部の様子を仔細に見てみた。

レンズの前玉は小さい径だから、先端部分だけ余計なパーツを削ったりして、

レンズ先細り整形ができないものかと、あれこれ調べてみた。

それが実現できたなら、高倍接写でのライティングも格段にやり易くなる。

しかし、どうやってみてもレンズ先端部分まで可動パーツが絡んでおり、

削るにしてもわずか3ミリかそこらでしかない、ことがわかった。

私の知り合いに、ニコンのマクロ60ミリレンズの先端部上部を斜めに削って

使っている人がいる。

そのおかげで2倍くらいの撮影でも、内蔵ストロボだけでも光が回るようになったそうだ。

もちろん事前にニコンにレンズ構造を聞いてから削っても大丈夫なことを確認しているそうだ。

これと同じことが、オリンパスの35ミリマクロレンズでもできるだろうと、期待していたのだが、

やはり無理なことがわかった。

残念だが別の手立てを考えるしかない。

ではキャノンの65ミリマクロレンズはどうだろうか?削れるのだろうか。

« イラガセイボウ       朽木の集い »