カラムシの茎にスケバハゴロモが止まっている。
スケバハゴロモは口針を刺し込んでカラムシの汁を吸っており、その傍にアリがいる。アリはスケバハゴロモがお尻から排出する汁を待ち受けているわけだ。
ときどき触角を使って、トントントン、と催促しているが、
スケバハゴロモはアリの催促には応じる気配がない。
待ちあぐねたアリがしばし離れた隙に、プチッ!と雫を飛ばした。
どうやらスケバハゴロモは、アリのせっかちな催促を嫌ったのもかもしれない。
これ見よがしに、わざとアリがいない間に排出したのではないか。
そんな人間が抱く感情にこじつけたような解釈もしてみたくなる。
残念ながらアリの種名は判らない。
( 写真/ E-620 ZUIKO D 35ミリマクロ+1.4倍テレコン )