先月、29日は早朝にJR三股駅を発ち、宮崎に向かった。
午前中、宮崎神宮内で「むしムシ教室」と称して、昆虫観察会を行い、
そのあと県立図書館にて講演をするためである。集合時刻は午前9時。

今回の催しは「NPO法人みやざき子ども文化センター」さんの企画。
ほとんどの子どもはお母さん同伴だったが、お父さんの姿もお二人ほどあった。
トンボを捕まえて、催眠術の実験もやってみた。この実験はどうやら気温が高いと
少し手間取るようである。
講演を終了してから、北九州へ向けて電車の旅となった。
日向灘の海を眺めながら北上し、延岡市を過ぎたころからトンネルの多い山間を走り抜ける。
森や川の眺めが続き、ときおり小さな集落や国道10号線が見え隠れする。
大分で特急ソニック号に乗り換え、中津、小倉を経由して折尾駅で降りた。
折尾駅では写真家の武田晋一さんが出迎えてくれた。
30日、31日の二日間、北九州での武田さんのフィールドを案内してもらい、
武田さんの仕事場も見学させてもらった。30日にはトンボ写真家の西本晋也さんにも
ご案内いただき、トンボの濃いフィールドも巡った。
今回の北九州巡りでは特に撮影の目的はなかった。かといって、さすがに丸腰しとは
いかない。最低限の機材だけ担いでいったのだ。
「ずいぶん、身軽な格好ですね!」武田さんの開口一番の言葉だった。
北九州の自然環境にも興味あったが、それ以上に武田さんや、西本さんという
人物そのものに関心があったので、お会いしてお話できれば良いのであった。
こういう方々と一緒にフィールドを歩けば、それぞれの人柄や考え方が感じ取れる。
それが、私にとっては貴重な経験となる。
平尾台の洞穴に案内してもらう道中、狭い山道の地面でハリサシガメを見つけた。

武田さんの説明によれば、カルスト地形では土の層が薄く、
一旦人の足で踏み固められた地面などは草が生えにくいということだった。
今にも草で埋もれてしまいそうな狭い道は、こうした明るい露地環境を好む昆虫
にとって格好の棲みかとなる。ハリサシガメはこういう不安定な環境に棲んでいる。
ハリサシガメを見るのはこれで2回目だが、1回目は愛媛県の面河町であった。
その場所も猫の額ほどの露地であったことが思い起こされる。
さて、洞穴探検を終えてからハリサシガメ2匹をうっかり同じケースに入れておいた
ことが気になった。ハリサシガメは肉食のカメムシである。
西本さんも心配してくれて 「カメムシは一緒のケースで大丈夫ですか?」
と声を掛けてくださった。
ケースを覗きこんでみればなんと交尾中。2匹は偶然にも雌雄だったのである。
( 写真/ E-620 ZUIKO D 35ミリマクロ+1.4倍テレコン 8月1日、撮影 )
ハリサシガメのカップルは交尾したまま、30日の午後3時~今朝までそのままの状
態であった。つまり約3日間もの長時間に渡って交尾していたことになる。
午前中、宮崎神宮内で「むしムシ教室」と称して、昆虫観察会を行い、
そのあと県立図書館にて講演をするためである。集合時刻は午前9時。

( 写真/ E-P1 M.ZUIKO D 17ミリ 8月29日、撮影 )
今回の催しは「NPO法人みやざき子ども文化センター」さんの企画。
ほとんどの子どもはお母さん同伴だったが、お父さんの姿もお二人ほどあった。
トンボを捕まえて、催眠術の実験もやってみた。この実験はどうやら気温が高いと
少し手間取るようである。
講演を終了してから、北九州へ向けて電車の旅となった。
日向灘の海を眺めながら北上し、延岡市を過ぎたころからトンネルの多い山間を走り抜ける。
森や川の眺めが続き、ときおり小さな集落や国道10号線が見え隠れする。
大分で特急ソニック号に乗り換え、中津、小倉を経由して折尾駅で降りた。
折尾駅では写真家の武田晋一さんが出迎えてくれた。
30日、31日の二日間、北九州での武田さんのフィールドを案内してもらい、
武田さんの仕事場も見学させてもらった。30日にはトンボ写真家の西本晋也さんにも
ご案内いただき、トンボの濃いフィールドも巡った。
今回の北九州巡りでは特に撮影の目的はなかった。かといって、さすがに丸腰しとは
いかない。最低限の機材だけ担いでいったのだ。
「ずいぶん、身軽な格好ですね!」武田さんの開口一番の言葉だった。
北九州の自然環境にも興味あったが、それ以上に武田さんや、西本さんという
人物そのものに関心があったので、お会いしてお話できれば良いのであった。
こういう方々と一緒にフィールドを歩けば、それぞれの人柄や考え方が感じ取れる。
それが、私にとっては貴重な経験となる。
平尾台の洞穴に案内してもらう道中、狭い山道の地面でハリサシガメを見つけた。

( 写真/ E-P1 M.ZUIKO D 17ミリ 8月30日、撮影 )
武田さんの説明によれば、カルスト地形では土の層が薄く、
一旦人の足で踏み固められた地面などは草が生えにくいということだった。
今にも草で埋もれてしまいそうな狭い道は、こうした明るい露地環境を好む昆虫
にとって格好の棲みかとなる。ハリサシガメはこういう不安定な環境に棲んでいる。
ハリサシガメを見るのはこれで2回目だが、1回目は愛媛県の面河町であった。
その場所も猫の額ほどの露地であったことが思い起こされる。
さて、洞穴探検を終えてからハリサシガメ2匹をうっかり同じケースに入れておいた
ことが気になった。ハリサシガメは肉食のカメムシである。
西本さんも心配してくれて 「カメムシは一緒のケースで大丈夫ですか?」
と声を掛けてくださった。
ケースを覗きこんでみればなんと交尾中。2匹は偶然にも雌雄だったのである。
( 写真/ E-620 ZUIKO D 35ミリマクロ+1.4倍テレコン 8月1日、撮影 )ハリサシガメのカップルは交尾したまま、30日の午後3時~今朝までそのままの状
態であった。つまり約3日間もの長時間に渡って交尾していたことになる。