アカギカメムシは、近年、九州において確実に分布を広げている。宮崎市内の平和台公園でも見つかり、それならばと、うちの林でもこれまでかなり気をつけて
きたつもりだ。ところがつい先日まで、アカギカメムシの姿はまったく見かけなかった。
今日のこと、ふと林を眺めてみれば、いつも見慣れているアカメガシワの梢に無数の
アカギカメムシが群れていたのであった。
ほとんどが終令幼虫であり、赤色鮮やかな新成虫もポツリ、ポツリと混じっている。
抱卵期の頃の成虫は葉陰に紛れて、ひっそりと過ごしていただろう。抱卵中はまったくその
場から動かないので、目に触れる機会も稀だったに違いない。
しかし、ふ化してのちの幼虫が成長するにつれ、餌を求めて移動が頻繁となり、体も大きくな
って目立つようになったわけである。
アカギカメムシが見つかったアカメガシワの木は2本。一本は林の中央にあって、幼虫たちが
ついている場所もおよそ10メートルの高さがある。もう一本は林の縁近くにあるが、やはりつ
いている場所は少し高い。
( 写真/ E-520 ZUIKO.D 50-200ミリズーム ストロボFL-36R )
お知らせ:
8月23日から開催しているJR三股町駅「みまたんえき」ギャラリーでの写真展、
『新開孝の写真昆虫記』は、明日が最終日となる。
ただ、もしかしたらこのまま展示を延期する可能性もあるようだ。
延期が正式に決まったら、またお知らせしたい。
明日は午後1時ころから会場に出向く予定。
そして午後7時半からは、都城市内の小学校で講演を行う。