初めて見る虫、ふたたび

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日南市、南郷亜熱帯植物園。

じつは、先日訪れたこの園内では、もう一種、気になるアミメカゲロウ目の昆虫を見つけ

ている。

園内の「トロピカルドーム」のすぐ横の、石垣の中に産み付けられた卵である。

L12220144.jpg石垣の中に一個ずつ合計6個が確認できたが、固めて産むのではなく、それぞれ孤立して

いる。

JX2289812.jpgそれはどう見てもクサカゲロウ類の卵だが、紡錘型の卵というのも初めて見るものだ。

画面奥に白くぼやけて写っているのも卵。卵を吊り下げている糸の長さは5ミリくらいだ。

この産卵場所が選ればれた理由とは、雨が凌げることではないだろうか、と想像する。

それにしても奇妙な形の卵だ。

石垣の周辺を注意深く見てみたが、アブラムシのついた植物など何もない。

この場所に産卵した理由は雨を凌げること、乾燥していること、くらいしか思いつかない

ようなまさに人為的な環境であろうと思えた。

JX2289913.jpg見つけた卵のうち4個を持ち帰ったのだが、そのうち1個が本日の午後になってふ化した。

W22563391.jpgふ化した幼虫は、背中にびっしりと長い毛を生やしている。まるでヤマアラシのようだ。

大アゴは短くて頭長とほぼ同長。前屈みの姿勢のため大アゴを撮影するのは難しい。

クサカゲロウ類の幼虫の特徴を備えてはいるが、かなりの変わり者である。

※本種は、フトヒゲクサカゲロウ属の、オオフトヒゲクサカゲロウではないかと思われる。

本種の情報については千葉大学 応用昆虫学研究室のサイト図鑑を参考にさせていた

だいた。









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