ジョロウグモ

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秋は、ジョロウグモの最盛期。

うちの敷地のあらゆる場所に網が掛かっている。 

よく見れば網の中心にいるメス蜘蛛の傍らには、小柄なオスが控えていることが多い。

例えばコガネグモが全国的に減少する一方で、ジョロウグモの数は半端ではない。

それはなぜなのか?

ジョロウグモはどうして、こんなにもたくさんいるのだろう。

クモの種ごとに生活事情が違うのであって、その違いが盛衰の差となっているのだろうか。


JX259500.jpg先日、ヒガンバナに何度もやって来たナガサキアゲハのメスだろうか。

うちの林でヒメジャノメの交尾を見つけ、カメラを取って戻ってきたとき、ヒメジャノメの交尾番

は消えていて、代わりにこのナガサキアゲハのメスがいた。


「昆虫写真家って、そういう仕事だと自由な時間も多いでしょう?」

と、先日、ある方から言われた。

自由とはなんであるか、その捉え方によっても違うと思うが、

たしかに私は誰かに管理されているわけではない。もちろんタイムカードも無い。

ただ、昆虫写真家の仕事は、昆虫のくらしのリズムを尊重せねば成り立たないので、

やりたいときにやりたい作業をすれば、それで済む話ではない。

簡単な撮影内容であっても、その準備にはえらく時間と手間暇が掛かることの方が多い。

そして、撮影にえらく時間と手間隙が掛かった写真であろうが、

一瞬の偶然でうまく撮れてしまった写真であろうが、写真の料金は同じである。

頭の良い人は、そこら辺をきちんと計算して仕事をなさるのであろうと想像する。

私もずいぶんずる賢くはなったと思うが、賢い計算は苦手である。

これから昆虫写真を自分の仕事にしようと考えている方に参考になるかどうかは別として、

昆虫写真というのは、ともかく好き嫌いせずガンガンと何でもたくさん撮っていったほうが

収入は多い、というのは間違っていないと思う。もちろん撮影対象は教科書や学年誌で

扱われる人気種に絞り込まねばならず、浮気はそこそこにしておかないと、

大やけどを負う。

つまり昆虫写真家でちゃんと稼ごうと思えば、地味な仕事をきちんとこなすだけの精神力

も必要ということだ。

世間の虫好きの方々の一部には、昆虫写真家がとてもうらやましい職業に映るそうだが、

趣味と仕事には明らかな違いがあるという、基本的な認識をなぜ持てないのだろうか?




さて、

昨日とその前に紹介した謎のクサカゲロウの種名については、ある方からご教示を得て

ほぼそうであろうという種名を確認できた。

前回のアップ記事に補足しておいたので参照していただきたい。




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