食べたかった、カツ丼とは

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国道10号線沿いに、カツ丼専門店の看板を見つけたのはずいぶん以前のこと。

「へえ~、カツ丼専門とは、どんな味なんだろう?」と気になっていた。

愛媛大学の城北キャンパス(教養課程はここだった)のすぐ傍にあった大衆食堂は

よく利用していたが、ここのカツ丼はたいへん美味しかった。

もう30年前の話だ。あの店はまだやってるのだろうかと帰省するたびに気になるが、

わざわざ訪れてみたことはない。なかったら、やはり寂しいだろうと思う。

しかし、国道10号線のカツ丼は違う。

滅多に外食をしない私だが、今日はフィールドを巡った勢いでカツ丼店に入ってみた。

店の造りは吉野家牛丼店と似ていて、半島のように突き出したカウンター。

吉野家よりずっと広々としており、椅子もゆったり座れる。

うどん小鉢が付いたAセットがランチメニューで600円だったので、これを注文してみた。

ウム!?おしんこが無いのがちょっと寂しいが、まあ良しとしよう。

これはトッピングとかで追加オーダーせねばならんのだろう。

和食を喰うにもやたらカタカナ用語が多いなあ!

さて、カツ丼のお味だが、、、、、ウム、これはいける。合格!!

ミツバが欲しいところだが、贅沢は言うまい。

うどん小鉢だが、これが肉うどんと、きた。

カツ丼に付けるなら、あっさりキツネか、たぬき、あるいは素うどん、でいいのでは?

しかし、まあうどんの出汁もそう悪くは無い。これもギリギリ合格か!?

と、ここまで書くとこのカツ丼店、お気に入りの店になりそうだが、そうはいかない。

なぜかと言えば、カツ丼の器が問題なのである。

主役のカツ丼の器が、プラスティック!!

脇役のうどんは陶器なのに、なんで!???????

食べ物は、器も大事だと思います。

おいしければ、それでいいじゃないの、と言う方もおられるだろうが、

そうじゃない!!大学の学食じゃあるまいし。


さて、クヌギの幹を上へ上へと登っているコクワガタがいた。

PXB32040.jpg3メートル上にはたしかに樹液が出ているのであるから、目指すはそこなのであろう。

私は、自分がカツ丼店を目指したことを思い出しながら、このコクワガタ♂に近づいてみた。

が、けっこう敏感な個体だったようで、私が起こした空気の乱れを察知したか、

ポトリとあっさり地面に落っこちてしまった。


こういうとき、下草に紛れてしまい、案外と落ちた虫を見つけるのは厄介だ。

それでも躍起となり、コクワガタを拾い上げることができた。

PXB32044.jpg脚ぜんぶ畳んで、「ワタシ、シンデマス」、の演技も見事だ。


おいしいカツ丼、うちで作ろうかと思う。そういえば「ガッテン流、カツ丼の作り方」を

メモしてあったはずだ。



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