2012年1月アーカイブ


石の下

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日南市、北郷町、広渡川渓流沿いの林道。

石起こしをしてみれば、卵に寄り添うコブハサミムシ♀の姿があった。

すでに春はすぐそこまで来ている、ということだ。冬はとても短くあっけない。

コブハサミムシ石の下メス.jpgまだ産卵していないメスや、オスと一緒のメスもいた(下画面の右が♂)。

コブハサミムシぺあ.jpg越冬中のハンミョウも一緒に見つかった。

石の下のハンミョウ.jpg4匹かたまっていた場所ではすぐに散ってしまい撮影ならず。こういった撮影は

キンキンに冷え込んだ午前中が良い。

さて、振り返ってみれば2006年の2月28日、生まれて初めて宮崎県を訪れたのであった。

そのとき綾町の渓流沿いで宮崎県で初めての被写体となった昆虫がコブハサミムシだった。

しかもコブハサミムシの写真としてはもっとも出来映えが良かった。

ああ、あれからもうすぐ6年。長かったようで短い。

宮崎県に住居を絞りこむ以前に、九州への移転を決意したのはいろいろと理由がある中、

ひとつにハンミョウがどこにでも普通に見られる、ということが大きかった。

ハンミョウが普通に暮らしている、という状況は私にとってはとても安心でき、

そしてそういう土地に期待が抱けたのである。



昨年12月にも紹介したハイイロリンガ

今日そのハイイロリンガが以前と同じイチイガシの葉裏で見つかった。

XA308026.jpgまったく同じ葉だと思われる。

ハイイロリンガの紋様を見ていると、どこかで見たような気がしていたが、

なるほどイチイガシの葉っぱにできた虫喰い跡が、似ていなくも無い。

XA308032.jpg
今日は三回、更新しています。




平凡社から 『くらしのこよみ』というビジュアル歳時記の見本が届いた。

本書はiPhoneやiPad、Android搭載携帯端末向けの暦アプリケーション

「くらしのこよみ」をもとにつくられたそうで、昨年11月から配信が開始され

今年1月までに約15万ダウンロード達成する人気アプリケーションとある。

『くらしのこよみ』は総ページ456頁、72候の言葉を中心にイラスト、写真、

俳句、旬の食べ物、行事などが掲載されている。

掲載されている写真で昆虫写真は私のツマキチョウと

高嶋清明さんが撮影されたゲンジボタルの光の軌跡、の2点しかないようだが(多分)

暦をめくる感覚で楽しめる本だと思う。

XA308120.jpg




午前中は山仕事。一時間程度で止めるつもりがいつも通りきりのいいとこまで

やってしまった。気がつけば昼食の時刻。慌てて台所に立つ。

萌芽更新で伐採したクヌギだが、萌芽する株もあればそうでないものもある。

どこでその違いが出るのかまったくわからない。

萌芽した株の若枝が混み合ったところを剪定していたら、コミミズクが見つかった。

それも緑色型が2匹。剪定したから見つかったのであり、探していたらちょっとシンドかった

ろうと思う。

XA297838.jpg歩き出したところ↓

XA297869.jpgちゃんと、脚がある。普段は大事にしまっている。

顔はこんな感じ↓  よ~く見ると、睫毛もある。

XA297872.jpg
シイタケのホダ木は乾燥するとよくないので、雨が降らないときは水かけも必要。

とくにうちの林は明る過ぎる。近所の農家の方からプラ製ドラム缶の半切りにしたものを

いただいて、これを雨水桶にすることにした。

V1295255.jpgここに溜まった雨水をときどきホダ木に撒くことができる。夏はボウフラも増えるだろうけど。

さて、今日はシイタケ2本を収穫した。さっそく火で焙って酒の肴にします。

V1295262.jpg




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昨日、購入した新品の楔(画面手前)と以前から使っていた楔。

たがね.jpg薪割りで楔を使う場合、二本は必要である。なぜなら打ち込んだ楔が硬く喰い込んでしまう

ことがしばしばあるからだ。それを救出する楔も要る。

2キロ近い楔を左手で支え、そこへ1.8キロのハンマーを振り落とす作業はしかし、

安易にやってはいけない。下手をすると軽い怪我くらいでは済まない。

昨日のこと、じつは炭焼きの準備で薪割りをやっている方の家を訪問し

薪割りの現場を見学させてもらった。大きな斧もあるにはあったが、斧を振り下ろしても

クヌギの材は簡単に跳ね返してしまうという実演もあった。

材は硬くしかも弾力があって、刃を受け付けないのである。そこで楔の登場となる。

使い込まれた楔の頭はキノコの破れ傘のようになっていた。

4000円もした楔は過酷な作業にどれだけ持ち堪えるのであろうか。不安になる。

ま、楔がボコボコになってもいいが、我が手が紫色に腫れあがるのだけはもう避けたい。



書き忘れたのだが、先日、25日の午前中、松山の実家のすぐ近くの

河原でホンドキツネを目撃した。距離は50メートルほど。







ようやくシロスジカミキリの新成虫をヤナギから割り出すことができた。

初めてなので嬉しかったが腰を痛めそなくらい苦労した。いや実際、けっこう痛む。

寒空の下、メスの新成虫を眺めてみた。さすがに大きい。

V1275212.jpgさて、生木の材を割るには  を使う。

楔をおおきなハンマーで叩き込むわけだ。今日使った楔は細いので効率が悪かった。

そこでちゃんと仕事になる楔をホームセンターで買ってきた。

重さは約2キロある。誤って足の甲にでも落としたら怪我しそうだ。

鉄の塊だが、価格は4000円近くもする。

昨年の暮れ、ハンマーを振り損ねて左手の甲を叩いてしまった。

みるみる紫色に腫れて一週間以上、痛みが残った。そのときの辛さ、シンドさもあって

薪割り機を検討してみたが、一番安くても2万円以上はする。

で、よくよく考えてみれば、すぐ近所の方が薪を販売しておりそこには薪割り機があった。

どうしてもたいへんなときは、そこで割ってもらえばいいのではないか、と思う。





桜島と霧島山

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午前6時半。車の屋根には薄っすらと雪が積もっていた。

しかし道路情報によれば松山道の規制は解除になっていたので

いつも通り八幡浜港へと出発した。途中、「雪に注意」という掲示が何箇所かで出ていたが、

高速松山道はまったく問題なく通行できた。

この時期には四国といえど山中を抜けるように走る高速道は雪で通行規制になることが

多く、一般道を走るか海沿いの国道へと回ることもある。

八幡浜市内に入ってみればあちこちにわずかながら積雪が見られた。

20120126WW264531.jpg八幡浜港もミカン山に取り囲まれている↑

全山、段々畑状にミカン園となっており、ほんのわずかだけ二次林が点在する。

愛媛県はミカン王国とまで言われるくらいだ。こうしたミカン山は県内に数多い。

私も小さいころからこうした風景を見慣れて育った。しかし、昆虫を通して自然に関心が

深まるにつれて、こうしたミカン山だらけであることに危機感を抱くようになった。

危機感というのは自分自身の生きがいに関わることだ。

ミカン山から目を移すと、そこには杉植林が広がっている。

これにも危機感を覚えた。どこか息苦しい。大雑把だがそういう息苦しさが長い年月の間に

積み重なっていったと思う。

八幡浜港から大分県、臼杵港までの船中では、『東京 消える生き物 増える生き物』

(川上洋一著:メディアファクトリー新書)
を読んだ。

川上さんは私より3つ歳上だが、おなじ昭和30年世代の方。

本書の内容は文章も読みやすくわかりやすい。時代の移り変わりによる社会の変化

と自然の様相の変化の関係が浮き彫りになっており、説得力がある。

いつもなら臼杵港から約1時間半の道の駅で昼食と休憩をとるのだが、

今日はそこをパスして一気に日向の道の駅まで進んだ。

遅い昼食は400円のカレーうどん。みやげにアジの干物とイカの一夜干しを買う。

都城ICを降りる手前からはるか彼方に桜島のシルエットがあった。そこから、

握り拳を突き出した腕のように噴煙がなびいていた。

20120126WW264538.jpgずっと噴火が続いている櫻島に比べて、不気味なほどに静かな霧島山。

20120126WW264550.jpg新燃岳が噴火してからちょうど一年。





クロスジイラガ幼虫の写真を昨年の夏、「みまたんえき写真展」の際に

見せてくれた方がいた。どうやらその幼虫が発見されるまで食樹が不明だったようだ。

幼虫がついていたのはツバキだそうだ。

しかし、その方はサザンカで飼育羽化させたそうだ。幼虫が見つかったのは3月らしい。

さて今、私はその クロスジイラガ幼虫 を飼育している。

3日前に脱皮したが、それで終令になったのか判然としない。

休んでいる幼虫を頭のほうから見た写真。

WW254492.jpg普段、頭部は肉塊の下に隠れている。

食事中もイラガ類に共通する特長であろう、頭部は肉ひだに挟まれて見えない。

頭部が現れるのは歩いているときくらいだ。

WW254511.jpg四国も山間部では雪になったようだ。うちから見える皿ヶ嶺も真っ白だ。

明日は八幡浜に移動だが、高速道路を通れるか気になる。






四国、松山市にて

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松山市というのが全国的にはどれくらい知名度があるのか、私は知らない。

ずいぶん昔に松山市在住のある方が、石垣空港の公衆電話から西表島の民宿に電話を

掛けていたのをすぐ傍らで聞いていたのだが、そのときに、

「四国、松山の、、、、、、、です。」と大きな声で話していたのが印象的だった。

愛媛県をすっ飛ばし、四国と冒頭に言ったほうが判りやすいのだろうか?

とそのときには思ったのであった。四国は小さな島、という印象を他県からは捉えているの

かもしれない。

しかし実際に四国へ初めて訪れあちこち回った方は、島どころではなく、

とてつもなく広い四国に驚き、その経験を綴っているのも事実だ。

島のようで島でないのである。四国はやはり広い。県が四つもあるのだから。

四国、松山で生まれ育った私だが、しかし四国の隅々まで行ったことはなく、

愛媛県内ですらまだ知らない土地のほうが多い。いや松山市内ですら未知の場所が

ほとんど。

そういうことを今更ながら思い知るのは、ある昆虫写真家の方の写真を整理する

中でのこと。年齢としては私の父親より上の方であり、今は故人となられた。

切ないけれどいつかは誰もが死ぬ。死んだらどうなるだろうか?

そう考えるようになったのはつい2年前くらいからだろうか。

今日は原稿書いたり、室内作業に没頭していた。

没頭していたというのは、ちょっと言い訳めいているが自然観察の時間が無かった。

カメラは携えていたが、一度もシャッターをきらない一日だった。

昨日、撮影したヒナカマキリ卵のう。ちょうど目線の高さにあった。

XA227637.jpgヒナカマキリの産卵場所は様々だが、写真のような硬い場所が選ばれることが多い。

もちろん植物の蔓や葉っぱに産み付けられることもよくある。

今日は愛媛県、松山市に移動。

大分県の山中で先月うっかり落としてしまったストロボ用ディフューザー。

金額にすると500円程度の手造りディフューザーだが、落とした場所はほぼわかっていた

ので、無事に回収できた。雨水が溜まっていたが、損傷は全く無かった。

脱落防止の工夫を怠っていた。撮影現場で紛失すると困るのだからこういyことはきちんと

せねば。

四国も明日、明後日と雪になるらしい。


ホソバタブの葉っぱを探しに、裏山の尾根に行ってみた。

ここにはわずかながら常緑広葉樹林が残されている。ほんとにネコの額程度だが。

さまざまな常緑樹の葉っぱを見上げていると、けっこう虫が見つかる。

まずは大きいところで、アミメクサカゲロウ

XA227661.jpgアミメクサカゲロウの複眼、もっとアップにして撮影したいが、捕まえる前に飛び去った。

もう一匹見つけたが、今日は採集する気になれなかった。

そのうちまたチャンスがあるだろう。(という軽い気持ちが、あとで苦労する羽目になる)

XA227684.jpgステージは様々だが、ヒゲナガサシガメの幼虫も多い。

XA227596.jpgヒゲナガサシガメの複眼はあずき色。

XA227608.jpgお尻のほうにも目玉模様が。

XA227612.jpgオオクモヘリカメムシもいたので、摘んで「青りんご」の香りを楽しめた。

たしかに、「青りんご」に似ている。

ヒナカマキリの卵のう、体長3.4ミリのムナコブクモゾウムシ、他、ヨコバイ類など。

ムナコブクモゾウムシは、コガネムシ類のように後ろ脚を跳ね上げる。

どうやら振動を感じたときなど、警戒した際にその行動をとるようだが興味深い。

うちに戻ってみれば、庭からアカガエルの鳴き声が聞こえてきた。

ここ数日前から聞こえるようになっていたが、庭の人工池を覗きこんでみれば、

アカガエルの卵塊が浮いていた。今年初。昨夜に産卵したのは間違いない。

XA227738.jpg
今日は朝から桜島の噴火によると思われる空振と地震が頻発している。

おまけに午前中は短い時間だったが停電もあった。

ズドドドド~ン!!、ガタガタガタ~ン!!。

これは何かえらいことが起こるのではないか、そう感じるのが当然かと思える。




落ち葉の上

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我家の林でノウサギの姿を見たのはまだ一度しかない。

どんより曇った冬のある日、目の前を颯爽と駆けていったのが一度きり。

しかし、彼らが頻繁に出入りしていることが、落ち葉の上に残された糞でわかる。

今日は数箇所で真新しい糞塊が見つかった。

XA217556.jpgたしかに聞こえたのは、アカガエルの鳴き声。遠い場所なのか庭の池の辺りなのか

はっきりはしないが、雨続きで暖かい日が続いたからだろう。

落ち葉の上を低く舞ってはポトリと着地するナナホシテントウの姿も多い。

XA217552.jpg大きな体のツチイナゴも陽射しの方角に体を傾けて日光浴していた。

XA217580.jpgしばらく落ち葉の上にしゃがんでいると、ハエの飛ぶ翅音や遠くから聞こえる野鳥の

囀りが聞こえてくる。そして、すぐ足下にはせかせか歩くクロヤマアリの姿が現れたり

消えたりする。







庭のアラカシは枝が混み合っていたので、思い切って剪定した。

幹は腰の高さにまで切り詰め、枝は少しだけ残した。

その作業中、サラサリンガ幼虫のテント巣が二つあることに気付いた。

20120120XA207471.jpgテント巣をそっと押してみると中にギッシリと幼虫が詰まっていることがわかった。

そして今日、近くの枝を見れば、幼虫達が並んで食事中であった。

20120120XA207477.jpg
20120120XA207512.jpg




今日届いた、靴

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都城市内のスポーツ店や靴屋で靴を買おうとしたが、

サイズが無かったり、種類も少ないので気に入ったものを選べない。

靴は試し履きをして選びたいが店頭に無いものは仕方が無い。

ネット購入でもサイズが合わなければ返品、交換が可能。

それならば少し時間は掛かるがネットで探したほうがいい、ということになる。

発注してから三日目の今日、ようやく靴が届いた。たしかに時間は掛かるが

このくらいは大したこと無い。

20120119XA197460.jpgMERREL社のCHAMELEON3 という、トレッキングシューズ。

ゴアテックスを使い防水・透湿性に優れているそうだ。

靴底はビブラムソールでオフロードタイヤみたいだ。

20120119XA197459.jpgサイズは25.5。男性用としては一番小さいサイズだが履いてみたらちょうど具合がいい。

普段、フィールドに出るときは長靴のことが多いが、トレッキングシューズもよく履く。

長靴は一年に一足潰すので、毎年新調するからあまり高価なものは買えないが、

足にフィットするものを選ぶようにしている。

長靴は傷み易いので車に載せている一足とは別に、家で作業するときのを

もう一足置いてある。



アロエの花に昆虫も鳥も訪れていることを知ったので、自分の目で確かめに出掛けた。

日南市にはキダチアロエを栽培している場所があると教えてもらった。

まさに、アロエの丘。

アロエの丘.JPG午前10時半。アロエの丘に着くとすぐにミツバチの翅音が聞こえてきた。

アロエとニホンミツバチ1.JPGさかんに訪花していたのは、ニホンミツバチだった。

ニホンミツバチとアロエ2.JPG花に潜り込んで蜜を吸う場合、完全に体が隠れるまで入ってしまうこともあれば、

花の入り口だけで吸っていくこともある。

花粉集めだけで次々と移動していくものもいる。2回だけセイヨウミツバチの姿もあった。

宮崎県内ではセイヨウミツバチの野外巣もあちこちで見つかっているようだ。

クロヤマアリも来ていた。クロヤマアリは花の中央部分まで潜り込んでいた。

クロヤマアリとアロエ.JPG他にはハエ類やヒラタアブ類も来ていたが、圧倒的にニホンミツバチが多い。

正午を過ぎると雲が多くなってきたのと、いっこうにメジロがやって来ないので、

別の目的の場所へと移動した。メジロは近くの林では盛んに囀っていたが、タイミングが

合わなかったのだろうと思う。いづれメジロの蜜吸いの場面にも出くわすときが来るだろう。


さて、別の目的とはタイワンツノアブラムシの冬期コロニーの観察。

昨年の夏、日南市のある場所でオオテントウの観察をした。川沿いにあるホウライチクの林。

オオテントウを見ているうちにタイワンツノアブラムシの生態が気になり始めた。

タイワンツノアブラムシについてはたいへん興味深い研究報告があり、

以前から何度も読み返しては興奮する。

オオテントウの生活を掘り下げるには、タイワンツノアブラムシの生態を知る必要がある。

タイワンツノアブラムシはビジュアル的には難しい面もあるが、

多くの天敵との関係、宿主との関係など興味が尽きない。

2007年の秋。キイレツチトリモチの撮影で日南市の海岸林を訪れた。

ツチトリモチを探していたときに、オオテントウの前翅を拾ったことが事の始まりだった。

出会いのきっかけとは、そんなちょっとしたことである。

求めてフィールドを歩かない限り、何も始まらない。




霧島山の冠雪

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おそらく今年初めての冠雪ではないかと思う。

WW174479.jpg高千穂岳と韓国岳の頂上が白く輝いていた。

今朝は見通しの悪い霧のなかを運転して出発したが、都城市の盆地中央辺りまで出ると

いきなり青空となった。

今週後半は天候がまた崩れるという天気情報なので、熊本県での風景撮影に出掛けた。

昨年から続けてきた定点撮影も今日が最後となる。撮影を終えるととんぼ返りで戻った。

今日しか撮影に出掛けるチャンスはなかったが、天候条件は良かった。

お土産はいつもの和菓子「陣太鼓」と「中洲deいちご」。

「中洲deいちご」は乾燥苺をホワイトチョコレートで包んだ洋菓子だが、

乾燥苺の酸っぱさとホワイトチョコの甘みが混じってなんとも不思議な味。


うちに戻ってから、前から気になっていた近所のキカラスウリの根元を掘ってみた。

蔓には虫コブの痕がたくさんあるので、

オオモモブトスカシバの土繭がゴロゴロ出てくるかと期待していたが、わずか2個しか

掘り出せなかった。

しかし、土中からは副産物としてノコギリカメムシやジョウカイボン幼虫、

ハスジカツオゾウムシ などが出てきた。




朝日新聞出版の月刊『ジュニアエラ』2月号が、発売となった。

私の「昆虫バンザイ」という連載記事は10回目で今月のタイトルは「冬の虫探し・2」。

この連載記事は今年も続くことになったので、興味ある方は是非ご覧ください。

ちなみに次回、3月号は「お菊虫」を取り上げている。

その「お菊虫」とは、ジャコウアゲハの蛹。

お菊虫1.jpgジャコウアゲハの蛹がなぜ、番町皿屋敷に出てくる「お菊」の姿と重なったのか?

帯糸がまるで後ろ手に縛ったように見える、とも言われるが、そう感じるには想像力が

かなり必要だ。

蛹を背面から見てみると、、、、

お菊虫2.jpg蛹の体のほぼ中央あたりが大きく曲線を描いて張り出している。

このプロポーションは、女性の腰のラインに重なるようにも見えて、なるほど「お菊」

を連想するとしたら、このあたりなのか、とも思える。


※ 先日、アロエ(キダチアロエ)の花のことを書いたが、きちんと調べもせずに

思いついたことを簡単に書いただけに終わった。

あのあといろいろ自分で調べたり、あるいは貴重な情報を幾人かの方から

教えていただいたりもした。そこで先日の記事には追加したので、興味ある方は

遡って読んでいただければと思う。







久しぶりに雨。

ずっとあれこれ文献を読んでいたら一日が終わってしまった。

調べたいと思っていたことのいくつかについて、かなり詳しい記事が見つかった。


さて、先日、子供部屋の片付けが終わったあと、次男が私の部屋に2個の玩具を

戻しにやって来た。私が机の引き出しに大事にしまってあったのを目ざとく見つけ、

おもちゃ箱へと連れ去られていた玩具である。

その一つは「虫タマゴラス」のカミキリで、もう一つは「恐竜エッグ」。

XA157236.jpgカミキリムシのモデルはゴマダラカミキリであろうか。

卵を展開していくとカミキリムシに変形する。

XA157238.jpg
XA157239.jpg
XA157240.jpgここまでの展開は誰でもすぐにできる工程だが、

ここから脚の付け根を反転させることに気付くまでには初めてだと試行錯誤が必要だ。

脚はたい節、けい節、ふ節、と造りが細かい。

XA157242.jpg
XA157244.jpg伸ばしてあった首を縮め、胴体部分を畳めばカミキリムシが完成。

XA157247.jpg東京動物園協会がかつて発行していた「インセクタリウム」の、

1989年1月号にカマキリの工芸品や玩具を扱った記事が載っている。

当時その誌面に出ていた工芸品のいくつかは、自分も買い求めたことがある。

バンダイの「虫タマゴラス」というシリーズのカマキリは、

一目見て欲しくなったがなかなか購入の機会がなかった。

今のようにネット情報もない頃だ。バンダイに問い合わせればよかったのだろうが、

そこまでして欲しいとも思わなかった。

ところがその記事を読んでから6年後、松山市のある温泉で偶然にも

「虫タマゴラス」に出会ったのであった。一個200円のガチャポンの中にあった。

カマキリを出すことはできなかったが、カミキリムシとそして別会社の

「恐竜エッグ」を手に入れることができた。

XA157250.jpg「虫タマゴラス」、今では1200円という買取価格がついているようだ。





アロエの花

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アロエの花をしっかり意識して見たのは、東京都、八丈島だったと思う。

アロエ花.jpgアロエといえば、やけど、擦り傷などに効くという薬効のイメージが強かったのだが、

八丈島で出会った花のおかげで、植物としての生き様に思いを馳せることができるようにな

った。

アロエは、だいぶ昔にこれを使ってセミの幼虫を飼育したことがある。

アロエの根っこがセミの幼虫にとってじつに素晴らしいゆりかごになる、

そんな発見をした人は、これまた素晴らしい方だと尊敬できる。

さて、アロエの花をよ~く眺めていると、蜜だろうか?水滴が染み出ている。

アロエ花アップ.jpg
アゲハでも来れば、いい絵になるのだが、アロエの花で吸蜜する昆虫、というものを

見たことがない。

調べてみると、アロエは 鳥媒花 ということだ。

なるほどと思ったが、例えばここにメジロとかが訪れているのであろうか?

メジロが来ていたら、それはけっこう絵になると思うが、そういう画像を見たことはない。

アロエに鳥が来るのなら、もうとっくに誰かが写真にしているはずだ。


※ さて、アロエ(キダチアロエ)の花について、追加。

この花に来ているニホンミツバチの写真、そして花にくちばしを突っ込んで蜜を吸う

メジロの写真を見る機会を得た。それぞれの写真についてご教示いただいた方々に

お礼申し上げます。

キダチアロエが群落として植えられていたり、あるいは自生してコロニーになっている

そういう場所では、ニホンミツバチやメジロの訪花の様子は比較的よく見られるようだ。

私もメジロがキダチアロエを無視することはないはずだが?と疑ってはいたものの、

実際に見たことがないのではどうしようもない。

とくに南伊豆のアロエ自生地は規模も大きく、メジロなどの訪花を観察するにはうってつけ

の場所のようである。

そもそもキダチアロエが原産地の南アフリカやマダガスカルから日本に渡来したのは

いつごろだろうか?これには諸説あるようだが、鎌倉時代あたりではないか、との説もある。

少なくとも江戸時代以前のようではあるから、かなり古い時代に日本に入っている。

キダチアロエが日本で長い歴史を持ち、そうであるなら花と昆虫や鳥との関係も

その歴史のなかで関わりができてもおかしくはないはずだ。ただし、アロエの自生地は

太平洋側などに限れており、多くの人が観察する機会は少なかったのではないだろうか。

ともあれ、私はこの宮崎においてアロエを多く栽培している場所に出向いてみなければ

と思っている。








モズのはやにえ

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昨年12月に紹介した、ムラサキツバメ越冬集団だが。

あれからほぼ一ヶ月。気になって様子を見に行った。

ところがカクレミノにいた集団は消えていた。いや、

集団が止まっていたカクレミノの葉っぱそのものが無かった。

枯れていたので落ちたのだろうと思う。近くに集団がないか調べてみたが見つからない。

どこか別の場所で集団を作っているのだろう。

さまざまな越冬昆虫を継続観察していると、忽然と姿を消すものも多く、

移動したもの、明らかに捕食されたもの、など自然界の複雑な生活事情が垣間見える。

そういえばスミナガシの越冬蛹2個体も早々と捕食されてしまった。

WW134472.jpgモズのはやにえも根気良く観察していると、忽然と消えたり、欠けたりする。

モズ自身が食べたり、他の鳥が横取りするからだ。

あるいはいつまでも刺さったままで、カリカリに干からびてしまうことも多い。

WW134441.jpg







センダンの木

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今朝はかなり冷え込んで、宮崎県内各地で氷点下となったようだ。

我家の庭でもマイナス5.8度となっていた。

温度計.jpg観察会の打ち合わせで、都城市の安久児童館に出掛けた。

いつも通る道沿いにはセンダンがぽつんと一本。

あまり大気は澄んでいなかったが、霧島山を背景に撮影してみた。

センダンと霧島山.jpgセンダンの実をついばみに、ムクドリが4羽来ていた。

昨日、不調だった「スベア123」を調整してみればすぐに点火できて調子はいい。

燃料噴出口が詰まっていたようだ。ニードルで掃除したら直った。

スベア123とコッヘル.jpg付属のカップ(画面右)ではすぐに沸騰できるが、これではコーヒー一杯分にしかならない。

調理しようと思えば大きめのコッヘルが必要だ。今日は多少風もあって熱効率も悪く、

カップ麺に必要な量(写真のコッヘルは750cc)を沸かすのに15分も掛かった。

やはり大きな風よけが別途あったほうがいい。

スベア123をとりあえずコンパウンドで磨きながら、使い易くするための改善方法を考え

てみた。いや、そうたいしたことではないが、なんでこれまでやらなかったのかと、

自分のことながら不思議に思える。

丁寧に磨いたことで風除け+五徳部分の装脱着がやり易くなった。

燃料バルブの操作キーはチェーンでバナーの根元につなぎ留められていたが

それだと風除けを被せるときにはさまってやりづらかった。

そこでチェーンを一旦取り外し、風除けの通気抗につなぎ替えてみた。簡単なことだが

このほうが使い易い。

とりあえずは、この程度で良しとし、大きめの風よけを後日作ることにした。

密着型の場合、素材は0.1ミリの薄いチタン板がいいらしい。熱に強い。

市販のものもあるが、いわゆる屏風式であり、地面に固定できないと風圧で倒れそうだ。

ガスボンベ式のストーブはカートリッジのゴミが出るので、できれば使いたくない。


3月に予定している自然観察会の下見に行ってきた。

場所は宮崎県、小林市。

渓谷には遊歩道が整備されており、岩盤をくりぬいたトンネルがいくつも続く。

ルリミノキの実は萎んでいるが、それでも瑠璃色が鮮やかだ。

ルリミノキの実.jpgルリミノキが茂ったある場所で、ここならいるだろう、と思えて探してみたら、

やはりいた。              とはいえ、最初は鳥の糞にも見えた。

ワクドツキジグモ全景.jpgさらに寄ってみれば、

ワクドツキジグモ中より.jpg間違いない!  ワクドツキジグモ の幼体 である。

上の写真とは天地を逆にして高倍率撮影。

ワクドツキジグモ幼体アップ.jpg本種を撮影するのは一年ぶり。

今日の発見でワクドツキジグモの生息環境というものが少し見えてきた気がする。

同じルリミノキの葉裏では、イトヒキミジンアリタケらしき冬虫夏草も見つかった。

遅めの昼食はカップラーメンにしてみた。

久々に スベア123 使って湯を沸かそうとしたら、プレヒートしても点火できず。

整備不良であろう。時間もないのでガスストーブに切り替えた。

写真画面左が、愛用のスベア123。

ストーブ2台.jpgカップラーメンは小林市のコンビにで売っていた、鹿児島ラーメン。

カップ麺.jpgカップ麺にしては高かったが、味はそこそこ。

スベア123 は小型軽量で火力もあり、とても気に入っているが、少々使いづらい。

ネットで調べてみたら、これを徹底改良している方のブログを見つけた。

これまで不便と感じていた点を、私なりに改良してみようという気になった。

冬場は火を起こしてお茶を入れるだけでも楽しいものだ。

なお、昨日のコガネグモと本日のワクドツキジグモの高倍率撮影で使用したレンズは

同じレンズ。

オリンパスEシリーズの14-42ミリズームレンズをリバース改造したもので、

キャノン65ミリマクロレンズと同程度の倍率まで撮影できる。

このレンズをオリンパスPENのE-PLシリーズで使う。

冬場のフィールド撮影では、PENカメラのみで動くことがほとんどである。








動かないクモ

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我家の林でコガネグモの幼体を見つけた。それもケヤキの幹で。

ちょうど目線の高さだった。

コガネグモ幼体アカメガシワ.jpgこういう場所だと風の影響もなく撮影し易い。

そこで高倍率撮影もしておいた。

コガネグモ幼体顔.jpgクモの顔、というのはしかしどうも感情移入が難しい。



今朝も家族総出で林の手入れ。といっても子供たちは喜んでやっているわけではない。

嫁さんがヤレ!と命令し、時間制限の中で励んでくれる。

我家の林は南向きの斜面林だが、途中からひな壇のように平らな所が帯状にあり、

それらが「いろは坂」のようにつながって、下の農道に至る。

そのルートは3箇所ほどあって、もう少し頑張ればルート全部が開通できる。

刈れば刈るほどに、そしてルートを進もうとすれば、大量の枯れ笹、竹の山ができる。

さて、作業を終えて林を歩いてみた。

クロヒカゲの越冬幼虫は食痕を辿っていくと見つかる。

XA097051クロヒカゲ越冬幼虫.jpg今日は風もなく暖かい一日だった。

林の手入れ作業では背中が汗でびっしょりになったほど。

ナナホシテントウも何匹かが日光浴していた。

XA097069.jpg



昨日の午前中は家族総出で、林の手入れ作業をした。

農道に覆いかぶさるように茂っていたアカメガシワ2本を切り倒したが、運ぶには

けっこう重い。こういうときは高1の長男が役に立つ。

材運び.JPG昨夜は田上地区で恒例の「おねっこ祭り」が開催された。

IMG_7灯火前.JPG火入れ式は、来年度小学1年生になる子供たちで行う。今年は4名だった。

IMG_7687.JPG会場では豚汁、焼肉、そして焼酎が振舞われる。

IMG_7713.JPG40代前半のころ坐骨神経痛がひどくなり、それ以来、とりわけ冬場には痛むことが多い。

車の運転などは腰に一番いけない。長距離運転を避けているのはそういう理由から。

さて、寒い中を長時間、立ちっぱなしでいるのもかなり堪える。

今回の「おねっこ祭り」では飲食を一切せず撮影に専念して、

竹柱が倒れた時点で早々に切り上げてうちに戻った。

独りで夕食をとり、友人からもらった「出羽桜 雪漫々」大吟醸酒をチビチビやった。

初めて飲む日本酒だが、けっこういける。入手しにくい酒のようだが、

なんと都城市の馴染みとなった酒屋には置いてあった。




昨年12月22日に我家のすぐ傍で見つけたヒメカマキリだが。

今日になって飼育ケース内で産卵をした。

ヒメカマキリ卵のう.JPG産卵してからまだあまり時間を経ていないようで、おそらく今日の午後になって産卵した

のだろうと思う。

まだこの先、産卵するだろうと思われる。

とりあえず餌としてオオクロバエを与えておいた。

ヒメカマキリと卵のう2.JPG愛知県では12月に採集されたヒメカマキリが翌年5月下旬まで生存し、その間に

8回産卵している、という記録もある(「昆虫ハンター カマキリのすべて」岡田正哉著/

トンボ出版:2001年)。

桜島大根

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昨夜の午前2時ころ、かなりの振動で家がガタガタと唸った。

もう慣れたとはいえ反射的に目が覚めた。

もしや新燃岳の噴火ではないか?と思えるほど近くに感じたが、

いつもの桜島の噴火だったようだ。

こう毎日、毎日、桜島の噴火を体で感じていると、やはり実際にその噴火の様子を

一度は観ておくのもいいだろう。

さて、今朝のこと。

我家から見下ろせる谷津田に次々と車輌が入ってきた。

これまでにないことなので、何事だろうかと気になって犬の散歩がてら降りてみた。

にぎやかだった理由がすぐにわかった。

おばちゃん達数人がしゃがみこんで、里芋掘りの作業が始まったのだ。

WW064308.jpg農作業は機械化が進んでいるとはいえ、里芋の収穫やあるいは大根の収穫作業では

人手が必要であり、最低でも5,6人、多いときは10人以上の方達が畑に集合する。

そういう光景はよく目にする。

昨年から桜島の噴火回数がうなぎのぼりに増えている。

なんでだろうかと誰もが気掛かりにしつつ、いつものように日常の生活に追われている。

今朝の賑わいを眺めたあと、家に戻る途中、霜を被った桜島大根がふと目に入った。



WW064298.jpgDIYでコードレスインパクトドライバーを買った。ちょうど安売りをしていたからだ。

コードレスインパクトドライバーは買い替えで3台目となる。

これまでは12ボルトを使ってきたが、今回は14.4ボルトの機種にした。

知り合いの大工さんが14.4ボルトを使っていたのだが、やはりパワーが違う。

あまり聞きなれないメーカーだが、日本製である。



うちの林で見つけた蛹は、蛹化場所や形態から一目でカギバ科とわかった。

しかし種名までは特定できていない。

IMG_8240.JPG蛹はヒサカキの葉先端にあって、おしりを糸テントの中に納めている。

頭の向きは葉の付け根方向。

以前、イスノキで蛹化したオオギンモンカギバの蛹を紹介したが、それとよく似ている。

いづれにせよカギバ科のCallidrepana属の一種であろうと思われる。

食樹がヒサカキかどうかは断定できない。他の樹から移動してきた可能性もあるだろう。

この属は蛹越冬であるようだから、成虫が羽化してくれれば同定もできるだろう。

正月はのんびり過ごすようにしているが、せっかくだから仕事部屋の整理整頓に

費やしている。今日は新しくできる飼育スペースに移動させる道具類、荷物を

衣装ケースにまとめたり、昨年の写真データのバックアップなどなど、少しものんびりとは

言えない状況。

仕事部屋の荷物を動かしていたら、ポロリとアシダカグモ♂の自然乾燥標本が出てきた。

アシダカグモ乾燥標本.JPG寿命を全うしたのか?それとも何か事故があったのだろうか。

お行儀の良い死に様である。





朝焼けの霧島山。

WW024283.jpg山容を見ている限りいかにも穏やかな風景だが、

霧島山、新燃岳の再噴火が近々あるだろうという観測データが出ている。

再噴火が起こったとき、どういう被害があるのか。大量の降灰は当然のこととして、

もっと深刻なのは大きな噴石による被害であろう。さらには火砕流の被害も油断できない。

平和で物が豊かにあるのが当たり前の時代に生きてきた私たちは、

大きな天災を前にしてたくましく生きていく術を持ち合わせているだろうか?

物質面では進歩していても、精神的にはむしろ退化しているのではないか。

そう思える場面が日常生活の中でもあまりにも多いのではないだろうか。



           あけまして おめでとうございます。

              本年も 「ひむか昆虫記」 をよろしく お願いします。

ジョロウグモあいさつ.jpg25年間暮らした東京から宮崎に引っ越して、今年で5回目の正月を迎えました。

宮崎に来てから、いろいろなことがありました。ほんとに。

   鳥インフルエンザ、口蹄疫、新燃岳噴火、、、、、。 人災やら天災やら。




昨日、素敵なお菓子をいただきました。

ジャンドウーヤ チョコレート.jpgカファレル社(Calfael)のジャンドウーヤ チョコレートです。

可愛い缶箱にメルヘンチックなチョコが入っていました。

これは私がいただいたものなのに、家族皆でじゃんけんとなりました。

私は真っ先に負けてしまい、一番左の鐘型のチョコを食べましたが、

いや、これがなんとも美味しかったです!