2017年8月アーカイブ


ハチ

| | トラックバック(0)
先日、コスズメ幼虫と一緒に見つかった、セスジスズメ若齢幼虫。

お荷物は、コマユバチ科の繭だ。

セスジ寄生IMG_0053.JPG矢印の位置に変色した窪みがあり、ここからコマユバチ幼虫が体表を突き破って出たのだろう。

セスジスズメ幼虫はじっとしたまま、断食している。

仕事部屋のすぐ傍らで、繁り過ぎたユキヤナギを剪定していたら、
キボシアシナガバチの巣が出てきた。
一瞬、マズイ!と緊張したが、巣はすでにもぬけの殻となっていた。
キボシIMG_0039.JPG育房部屋もわずかな初期巣だが、繭蓋が食い破られている。
キボシIMG_0056.JPGおそらくは、ヒメスズメバチの襲来を受けたのではないか、と思われる。


先月半ば、キボシアシナガバチに両手2カ所を刺されたので、このところ蜂の巣には気をつけている。
あの痛さは勘弁して欲しい。と、言いつつ剪定作業に夢中になると、その警戒心もどこへやら。

先日も松山の実家の庭でナンテンを刈り込んでいたら、茂みの中にセグロアシナガバチの結構でっかい巣があって、びっくりした。早朝だったせいか、ワーカーがおとなしかったので、一斉に襲い掛かってくる、という最悪の事態は免れた。それでも無数のワーカーが巣をびっしり覆っていたから、作業の途中で気付いて幸いだったと、胸をなでおろした。




先日、オオスミコガネグモを探した。26日のこと。

ハゼノキの葉裏に、シロモンフサヤガの幼虫がいた(終齢)。

シロモンフサヤガIMG_9704.JPG
体長は25ミリ程度。
持ち帰ったところ、翌日にはこんな姿に。
シロモンフサヤガ.JPG
風船のように膨らんでいた胸部が萎んで、体全体に青味がかっていた。
しかも、やたらと歩き回り、食樹のハゼノキの葉っぱを見向きもしない。

ティッシュをゆるく詰めたケースに導くと、すんなりと潜り込んで姿を消した。
そして、今日の夕方。 ティッシュをそっとほぐして拡げると、
粗く紡いだ繭部屋の中で、蛹になっていた。

シロモンフサヤガ蛹IMG_0027.JPG

つっかえ棒

| | トラックバック(0)
キオビゴマダラエダシャクの中齢幼虫だろうか。
セイタカアワダチソウにいた。

ショウリョウIMG_9990.JPGツマグロオオヨコバイの羽化が盛になった。新成虫の姿が目立つ。
ショウリョウIMG_9946.JPG羽化の際に、体を支えているのは、植物体に突き刺した、口針のみ。
ショウリョウIMG_9953.JPG6本の脚は宙に浮いているか、わずかに接しているだけ。
試しに抜け殻をそっと突いてみれば、口針を軸にしてクルクル回転する。
たいしたもんだね!

寝室の網戸に、ショリョウバッタのメスがへばりついていた。
ショウリョウIMG_0011.JPG何年か前にはトイレの窓から外壁にへばりついた、ショウリョウバッタ♀の終齢幼虫を見つけたこともあった。


三股町のお隣、日南市に出向いて、オオキンカメムシの様子を見て来た。
オオキンカメムシIMG_9768.JPG
アブラギリの実では5令幼虫が吸汁している姿が多く、4令はわずか。

アブラギリは山間部に多いが、オオキンカメムシが繁殖する木は例年、ほぼ決まっており、きわめて局所的。アブラギリがあっても、必ずオオキンカメムシに出会えるわけではない。

残念なことに、その数少ないポイントの一カ所では大々的に皆伐されてしまい、アブラギリも消滅していた。

手のひら型の大きなアブラギリの葉っぱ付け根に二ツ並んだ、花外蜜腺。
オオキンカメムシIMG_9774.JPG
アリなど昆虫が来ているところを、見てみたいね。

ヤブガラシの蔓に行儀良く鎮座していたのは、コスズメ3令幼虫。
ヤブガラシでは、セスジスズメが圧倒的に多いので、コスズメとの出会いはちょっと新鮮。
キイロスズメIMG_9865.JPG
ところで、
スズメガ類の幼虫を調べるときには、必ず
松浦寛子さんの『日本産スズメガ科幼虫図譜』を開く。

本書の正式なタイトルは『わが友いもむし 日本産スズメガ科幼虫図譜』
英語でMY DEAR CATERPILLARS』。

タイトル通り、著者の虫に向ける好奇心、探究心、感動、それらがぎっしりと詰まった一冊の本。
頁にぎっしりと並んだ水彩画が、「ああ、これこれ!」と思わず声に出したくなる迫力で語り掛けてくれる。

これほどに、虫への情熱を語る本があると、適わないなあ、とも思う。
自費出版ゆえかなり高額だけど、大事な宝物になっている。

アブラゼミのオスは、翅が擦れてボロボロの個体が多くなった。
写真のメスは羽化してまだ日が浅いようだ。
アブラゼミIMG_9849.JPG
アブラゼミって普通種だけど、例えば翅をしっかり見てみれば、かなり美麗な紋様をしている。


庭の片隅ではジュズダマの株がどんどん繁殖して、まるで生け垣のように整然と並んでいる。
余程、この場所がお気に入りのようだ。刈っても刈っても勢いは衰えない。

昨日、クロコノマチョウの母蝶が、私の目の前でジュズダマの葉裏に潜り込んだ。
葉裏で逆さまになって3分も経っただろうか。
産み付けた卵は、16個。
今日、改めて撮影してみた。
クロコノマIMG_6722.JPGサッと飛び立つや、次々と産卵行動を繰り返し、5個、8個と産んで行った。
休み無く一気に29個、産んだわけだ。

畦道のチガヤの草むらで、ギンイチモンジセセリ夏型が低く舞っていた。

狭い範囲をクルクル巡回するように飛翔しては、ほぼ同じ場所の葉に止まる。
これを何度も何度も繰り返していたのは、昨夕のこと。
ギンイチモンジIMG_9892.JPGかなり新鮮な個体だが、宮崎に来てから夏型を見るのは初めて。

ちなみに、今年の4月に撮影した春型はこちら。
ギンイチ春型IMG_9034.JPG
うちの敷地内や周辺ではかなり稀で、ワンシーズンに1頭見るか見ないか、という状況。


8月3日に延岡市愛宕山で見つけたオオスミコガネグモ幼体。

台風5号通過後、愛媛から戻る途中で立ち寄ることができなかった。

そこで今日は日帰りで探しに行ってみた。
3週間経っているので、成体になっているのでは?と期待した。

予想はしていたが、3日に見つけた場所にはいなかった。移動したのだろう。
かなりしつこく周辺を探してみたが、ジョロウグモばかり。

ジョロウグモ、オスがメスに求愛しているシーンも。画面右がオス。
オオスミIMG_9762.JPGメスはしかし、まだ幼体ではないだろうか?  ずいぶんと小さい。

テント型の巣網に、スズミグモ。

オオスミIMG_9719.JPG
オオスミIMG_9717.JPG
スズミグモはわが家の庭にも生息しているが、数は多くない。
奄美大島では狭い範囲に高密度で生息していたのが印象的だった。

夏も終わりに近い。ジョロウグモが目立ってきたのがその証の一つだ。
とは言え、まだまだ暑い。
汗だくになり、オオスミコガネグモを探し歩くこと、1時間。

正午の時報が遠くから聞こえてからしばらくして、いた!!

立ち止まって右手に振り向いたその場所に、目線の高さに、
あのオレンジ色の、見覚えのあるクモの姿があった。

「ここだよ!」 という声が聞こえたような、不思議な出会いだ。

3週間前のあの幼体とほぼ同じ姿。
オオスミコガネグモ幼体IMG_9737.JPGこの場所は3日に見つけた地点から数百メートル離れている。おそらく別個体だろう。
オオスミIMG_9744.JPG
腹部は頭胸部に比して小さいが、餌をまだ充分にとれていないせいだろう。
この様子だと成体に脱皮成長するまでには、まだまだ日数が掛かると思われる。
おそらく来月に入ってからだろう、成体になるのは。

今日、探し歩いた場所は、愛宕山の頂上付近のみ。
オオスミIMG_9752.JPG遊歩道を麓まで丹念に歩いて探せば、もっと見つかりそうな気もする。
愛宕山にはどの程度、生息しているのだろう。

いや、宮崎県内での生息地は他にもあるのだろうか?
県北の延岡に生息しているのなら、県南の三股町や都城市、日南市、串間市などにいても不思議ではないはずだ。

9月に入ってから、今度は、オオスミコガネグモ成体を探しに、愛宕山に出掛ける予定だ。
延岡にもう一件、家があるといいのだけどね、、、、。





ルリタテハの排泄

| | トラックバック(0)
午前中、にわか雨があったが、午後からはカンカン照り。
まさに、うだるような暑さ。                                                                                                    
ルリタテハ701A1321.JPG
強烈な発酵臭を放つ樹液レストランには、意外と虫が来ていない。夜も少ない。
ルリタテハが唯一、陣取っていた。
ルリタテハ701A1261.JPG今日のルリタテハはじつに穏やか、のんびりしており、いくら近づいても平気。
チュウー、チュウー、吸い続けては、休憩を繰り返していた。

休憩中にお尻を反り上げて、カルピス滴を放出。
ルリタテハ701A1262.JPG宿主はアブラゼミかな、それともツクツクボウシかな?
うちの林では初めて、セミヤドリガの繭を発見!
ルリタテハ701A1313.JPGヒグラシはほとんど来ないから、上記2種が宿主である可能性が大。

さて、三股町文化会館エントリーホールで開催していた写真展は、今日で終了。
午後4時から撤収作業を行った。
もし来年も開催するとなれば、私としては三股駅の「みまたんMギャラリー」を
会場としたい。写真展は、それに応じたギャラリーで開催したいものだ。








今朝の霧島山。
ツクツクボウシIMG_9681.JPG残暑きびしいけれど、山容には秋の気配を感じる。
ツクツクボウシIMG_9684.JPG
朝からアブラゼミ、クマゼミが元気に鳴いているが、日中はツクツクボウシの鳴き声が多くなった。

羽化して早々とクモの巣網に絡まるツクツクボウシの姿も増えてきた。
ツクツクボウシIMG_9698.JPG
写真の犠牲者は、オス。

ジョロウグモはまだ幼体で巣網も小さいが、セミのなかでも小柄なツクツクボウシは、どうやら簡単に絡んでしまうようだ。

林内にはオオシロカネグモの円網も多い。
ツクツクボウシIMG_9692.JPG
今月後半に入ってから、うちの林ではサトキマダラヒカゲがやたらと多い。
観察路を少し歩いただけで、足下からワラワラと舞い上がり、お互いにぶつかりそうになったりしている。
産卵シーンが見られるといいのだが。






庭の虫たち

| | トラックバック(0)
タテハモドキの夏型を、庭で撮影するのは初めてかと思う。
樹液701A1113.JPG秋から冬、早春にかけて多い秋型は撮影頻度が高いのに比べて、夏型は年により発生のムラが大きいようだ。

朝陽を浴びてウォーミングアップ中の、アゲハ夏型のメス。
樹液701A1127.JPGこのメスのすぐ右隣にもメスがいた。

数日前から匂っていたのだが、それは家庭菜園の収穫されなかったミニトマトの腐臭だろうと、思い込んでいた。実際、ミニトマトは収穫が追いつかず、地面に落ちて腐ってしまうことが多く、そこにはヒメジャノメが集まることもよくある。

しかし、今朝のこと、ミニトマトの株は嫁さんが綺麗に片付けていたことに気付いた。
「あれ?なら、なんだ?」

ふとクヌギの幹に目線を移すと、そこに樹液が。樹肌に溶け込んでわかりづらいが、シロテンハナムグリが来ていた。なるほど、樹液がアルコール発酵した臭いだったのだ。
樹液701A1202.JPGしばらくして、ルリタテハがやって来た。
樹液701A1205.JPG
おそらく同じ個体だと思うが、時間をおいてときどき舞い戻って来ていた。人の姿には敏感で、少し離れたところを歩いただけでも、飛び去ってしまう。

樹液701A1188.JPGツノは短くても、立派なオス。

玄関前では、、チュウガタシロカネグモの水平円網が朝陽を浴びて輝いていた。

樹液701A1152.JPG
樹液701A1142.JPG

ブログを書いているときに流している曲は、
このところ、エンゲルベルト・フンパーディンクの
「リリース・ミー」や「ラスト・ワルツ」「太陽は燃えている」など。
中学生の頃、ラジオでよく聴いていた懐かしい歌。


まだまだ夏日

| | トラックバック(0)
霧島山8月IMG_9671.JPG
南九州は35度を超える猛暑となった。昨日は午前中に雨があって、かなりジメジメしていたが、
今日は一転してカラカラ天気。

とは言ってもこの時期、霧島山は霞んでいて、くっきりとした写真にはならない。

霧島山701A1104.JPG
ウスバキトンボIMG_9661.JPG
「盆トンボ」こと、ウスバキトンボも日中休んでいる個体が多い。飛んでいる姿を撮影しようと空を見上げても、その数は少ない。

緑のすだれIMG_9650.JPG緑の簾は、ゴーヤとセイヨウアサガオ。セイヨウアサガオは勝手に這い上がっている。

撮影スタジオの片付け、掃除、作業机の改善作業、そして、山仕事と、あっと言う間に一日が終わる。

事情あって、携帯の電波が届かないようなフィールドに出掛けることができない。
いつ連絡が入るかと緊張しながら仕事をする毎日だ。


4年経ったら!?

| | トラックバック(0)
「大きなイヌザンショウが斜めになっているよ」と、犬の散歩から戻った嫁さんが言う。

「ええ?まさか」と窓から覗いてみれば、たしかに東向きへと大きくかしいでいる。
幹を揺すってみると、根元がグラグラになっていた。まるで抜けかけた乳歯のようだ。
どうやら根腐れしたようだ。原因は不明だが、このままだと隣のイヌザンショウにもたれかかっているので、切り倒すことにした。
このイヌザンショウの花では、数多くの訪花昆虫を撮影した。

「たいへん、お世話になりました」

左は、4年前の2013年、8月に撮影したポートレート。

新開I4年後02.JPG先日、同じ場所に立って、嫁さんにシャッターを押してもらったのが、右の写真。

カメラもレンズも違うし、カメラ位置もズレてしまったので、厳密な定点撮影にはならなかったが、
少なくとも、私がもたれかかった、クヌギの成長ぶりがわかる。

4年前、クヌギの幹幅はちょうど私の肩幅くらいだったのが、今では肩幅をゆうに超えている。
右上に伸びている枝も太くなっている。

たかが4年だが、しかしたかがと言えどもそれなりに重い時間だった。
写真とは、こうして時間を遡って考えるきっかけを与えてくれる。

4年前の写真で、私が身につけている衣服も帽子もカメラも、今では全部、無い。
帽子は出先で紛失し、Tシャツは擦り切れて廃棄、フォーサーズカメラも時代の流れで
処分せさるを得なかった。フォーサーズカメラ、ずいぶんとお世話になったが、もう過去の遺物となった。

ランタナの花にやって来た、クロセセリ。3週間も前の写真。
クロセセリIMG_6909.JPG










アカメガシワの葉テーブルは、まるで昆虫のお立ち台。

広くて、平坦で、緑のキャンパスとも言えようか。

ヒメクダマキモドキIMG_9785.JPG
もっとも、写真のヒメクダマキモドキ幼虫は、できるだけ目立たないつもりで、そこにいる。
その証拠に私が近寄っても、ピクリともしない。フリーズ状態がいつまでも続く。

目線を落して、葉っぱテーブルを縁から眺めてみる。

ヒメクダマキモドキIMG_9794.JPG
自慢の長い脚を除けば、体型は魚そのものだ。
この幼虫の齢数はよくわからないが、亜終齢あたりだろうか。わずかに翅芽が見えている。

今日は、三股町文化会館エントリーホールで開催中の写真展にあわせて、
講演と観察会を開催。

観察会の場所は
三股町文化会館の敷地内の植え込みという極めて限定された、人工的な環境。普段、誰も気に掛けようもない、そういう場所を敢えて選んだ。

虫の観察は、その気になればどこでもできる、ということを参加者の方々に伝えたかった。何気ない植え込みや草地にも、よほどの薬剤散布をしていない限り、何がしかの生き物がいる、ということを実感してもらえたと思う。

自然観察は、自分の家の庭や街中の近所でもたっぷり楽しめる。その楽しみ方を少しだけ伝授させていただいた。これが身に付けば、知らない土地にでも行く機会があったときは、まさに探検気分を満喫できるようになるだろう。

観察時間はわずか40分だったが、外歩きでは時間が経つのがじつに早い。
観察会を終えたあと、5分間の休憩をはさんで講演会を行った。観察会の場所で見られる昆虫と植物の話しで、おさらいをする形にしてみた。

近所でまだ咲き続ける、ボタンクサギの花。
ボタンクサギIMG_9782.JPG




蛾、2種

| | トラックバック(0)
おそらく羽化して間もない、ヤマトカギバ。場所は庭のクヌギ。
ヤマトカギバIMG_9711.JPG
朝見つけたときから、昼過ぎてもまだ同じ場所に佇んでいた。

たまには顔も、見せてよ!

ヤマトカギバIMG_9718.JPG先月の27日に家壁から回収したカレハガ幼虫が、今朝になって羽化していた。

その姿を見て、自分の間違いに気付きました。

リンゴカレハIMG_9696.JPGカレハガと思い込んでいた幼虫の正体は、リンゴカレハだった。

餌はスモモとサクラの葉をよく食べて、繭を紡いだ。



昨日の今日

| | トラックバック(0)
昨日、産卵すると思われたコガネグモだが、
2メートルほど離れた場所に移動していた。
コガネグモ♀IMG_9625.JPGお腹は萎んでいるので、やはり予想したように昨夜、産卵したのだろう。
しかし、卵のうは見つけることができなかった。お腹の大きさからして、卵のうのサイズは小さめかと思う。

このメスは弱っていて、網糸を張る元気もないように見える。

ハルニレの樹液に夢中なのは、コアオハナムグリと多数のアミメアリ。
樹液IMG_9636.JPGコアオハナムグリは、アリにまとわりつかれてもまったく動じない。
見ているだけでも、こちらがこそばゆくなりそうだ。

クヌギの樹液では、ヤブキリのオス。
樹液IMG_9687.JPGクワの葉裏にいた、ツマグロオオヨコバイの終齢幼虫。
ツマグロオオヨコバイIMG_9657.JPGツマグロオオヨコバイは成虫越冬で、産卵は4〜5月頃。ふ化した幼虫はゆっくりと成長し、
羽化は8月半ば〜9月はじめ頃。
この幼虫はそろそろ羽化が近いようだ。


食事の作法

| | トラックバック(0)
カラスウリの葉っぱで、食事中のクロウリハムシ。
カラスウリIMG_9603.JPG白い乳液の線は、葉っぱを食べる前にかじって引いたラインだ。
園芸家の方々にとってはお邪魔虫のクロウリハムシだろうが、彼らの食事作法には毎度ながら感心させられる。

キタテハがねぐらについていた。午後6時25分。
IMG_9618.JPGまだ眠りは浅いのだろうか、触角が翅の間に納まっていない。

カラムシのテントに潜んでいた、コガネグモのメス。
コガネグモIMG_9620.JPG
どうやら、今夜にも産卵をしそうな気配だ。明日が楽しみ。
コガネグモの活動期はもうそろそろ終盤。



散髪

| | トラックバック(0)
台風5号の影響で枝が折れたところは、大方がコウモリガ幼虫の穿孔が原因になっている。
葉っぱが枯死して茶色になり、だらしなく垂れた枝を剪定した。

とくに西側にあるクヌギ。剪定前。

クヌギP8140002.jpg萌芽した枝が複雑に絡み合っているのも、見ているだけでも息苦しい。

梯子に登って高枝ノコギリで剪定作業を行った。

クヌギP8140005.jpgずいぶんと風通しが良くなった。


タテハモドキ夏型

| | トラックバック(0)
タテハモドキの夏型は、
わが家の近辺に限ったことだが、例年、秋型に比べてたいへん少ない。
しかし2008年の夏は、夏型の発生数が異様に多かった。
谷津田を歩くとそこにもあそこにもと、狭い範囲に集中して見られた。

今夏は久しぶりに、夏型が多いようだ。

タテハモドキ夏型IMG_9475.JPG谷津田に降りる細い農道の草地に、数頭のタテハモドキがたむろしている。
どれもスズメノヒエの花穂に口吻を突き立てていることが多い。
タテハモドキ夏型IMG_9517.JPG花穂をよく見ると、崩れた場所から滲出があって、その水滴を吸っているようだ。
花穂から滲出が生じる原因とはなんだろう?
他の虫の加害が関係しているのだろうか。例えばカメムシ類の。

タテハモドキたちは、すぐ傍にあるヒメジョオンやアザミなどには目もくれない。

吸汁するメス(右)に、盛んに求愛しているオス(左)もいた。
タテハモドキ夏型IMG_9556.JPG
タテハモドキ夏型IMG_9580.JPG
今日も午前中、2時間かけて草刈り作業をした。

主に狭い場所や木
の根際などを重点的に刈るので、こういう場合はワイアーカッターを使う。
背丈の高い草や蔓草は絡んでしまうのが欠点だが、丸刃のように刃の向きに神経を使わなくてもいいところが、楽チン。刈りたい場所にラフに当てるだけでいい。
ワイアカッターは丸刃より細かい切りくずや小石を跳ね飛ばすので、フェイスガードは必須。

明日も草刈り作業を予定している。
ナナホシIMG_9473.JPG

しばらく見ないうちに、
自宅向かいにあるキササゲの実が成熟して、枝を撓らさせていた。
キササゲ実IMG_9421.JPGこれなら何かしら昆虫が食事に来ているのでは、と期待したが、アオバハゴロモとスケバハゴロモしか見当たらない。
アオバハゴロモIMG_9425.JPGカメムシくらい来ていないの!? と 、しつこく覗き込んでいると、
いました、クサギカメムシの5齢幼虫が。

1匹のみだけど。

クサギカメムシ5令IMG_9444.JPGどこかよその木から渡り歩いてきたのだろう、キササゲではほかの兄妹が一匹も見当たらない。写真の幼虫は実に口吻を突き立てて吸汁していた。

さて、2日から家を空けて、宮崎の自宅に戻ったのが、9日夕方。

4日から滞在した愛媛県松山市の実家ではネット環境がないので、道後温泉近くのWi-Fiフリーエリアでメールチェックは初日に一度だけ行った。以前使っていたWiMAX接続は、接続チュートリアルがバンドルされたVAIOノートが故障してしまったため、使えなくなった。

そもそも、ノートPCのモバイル接続には気が乗らないし、ネット環境がないならないで、とくには困らない。とは言え、出先でPCのメールチェックは必要。

そこで、息子達が使っているスマートフォンの料金契約について、電話会社まで出向いて説明を受けて来た。
平日でもあり飛び込みでもすぐに対応してくれた。客は私一人で、あとから二人ほど来店しただけ。
息子二人とシェアパックという契約にし、さらには固定電話の支払いも統一すれば、そこそこの金額で料金設定ができるようだ。
シニア割引というのもあるが、その恩恵を受けるのはあと2年先になる。

アマガエルIMG_9385.JPG
クリの葉で佇んでいた、アマガエルのこども。
アマガエルこどもIMG_9377.JPG一週間、家を空けたつけは大きい。
とくに自宅林で定点観察していることもあるし、また山仕事も気を抜けない。
昨日は草刈り作業を2時間ほど。
台風5号の影響で折れた枝や、落ちた枝の片付けもこれからだ。


ハイゼットキャブ

| | トラックバック(0)
8月8日。
愛媛県石鎚山スカイライン途中、標高約1,000mのところにある、金山林道入り口。

金山林道IMG_6612.JPG
道路脇の狭い駐車スペースに車を停めて、ウェットスーツ地の長靴に履き替え、カメラザックを背負う。
林道を歩き始めたのは、午後1時57分。午前中は松山の実家の庭木の剪定作業をしていたので、こんな遅い出出しとなった。ま、午前中はどんより曇っていた。日射しが出始めたのは昼前からだった。

シコクトゲオトンボのヤゴが潜んでいそうな崖を横目に歩き続ける。

金山林道IMG_6615.JPG
林道は台風5号の影響で雨水で溢れ、川登りとなった。しかし、川登りは途中まで。
チッチゼミとエゾゼミの鳴き声が心地良い。

アワブキの緑葉が日射しに透けて、目に滲みる。林道沿いにアワブキが多いが、虫のしわざは少ない。
虫の姿も、キンモンガがフラフラと舞うくらいで寂しい。イチモンジチョウ、ヒメキマダラヒカゲくらいだ、チョウは。
「笹倉湿原」の看板を横目に通り過ぎてまもなく、廃車が現れた。

ハイゼットIMG_6642.JPG
ここまでの林道は人一人がやっと歩ける程度の道巾。この廃車はかなりの年代物だろう。車に詳しくはないが、それでもこの廃車がダイハツのハイゼットキャブだとはわかった。丸型ライトから、1965年代頃の2世代タイプかと思う。つまり50年前頃に走っていた車だろう。林道の工事で使われたものなのか、一体どんな理由でここに置き去りにされたのだろうか?と気にはなる。林道の道幅も当時はまるで違っていたのだろう。
おもいきり想像を巡らしてみれば、物語の一つや二つは思い描けそうだ。

林道を歩いたけれど目的の虫は見つからなかった。それも想定はしていたので、とくに気落ちするでもなく、こんなものさ、と林道途中から引き返した。









今日は県北、美郷町の「おせりの滝」で昆虫観察会。
主催は、絵本サークル「スマイル虹」。
 おせりの滝.JPG
午前3時頃から雨となったが、降ったり止んだり。生憎の天候ではあったが、観察会は予定通りに行った。

昨日は午後3時から下見を行ったが、よく晴れて暑かった。おせりの滝では、本番で雨が降る、というのはこれまでにも2回あった。誰やら雨女さんが威力を発揮したのかもしれない。

観察会を午前中で終えて、午後から延岡市に移動。
延岡市内では路面は乾いており、曇ってはいたが雨はほとんど降っていない。

愛宕山のベニツチカメムシの様子を見ておいたが、今夏の新成虫は著しく少ない。梅雨入りが遅れたことや、雨が少なかったことが影響しただろうか?
それにしても驚くほど少ない。

愛宕山神社で、オオスミコガネグモの亞成体を見つけた。
オオスミIMG_7093.JPG
オオスミコガネグモ成体を見たのは、10数年前のことで、場所は屋久島だった。文一総合出版のクモ図鑑(新海栄一氏、著)に掲載されている写真がそれ。
本種は鹿児島以南に分布する南方系のクモで、まさか宮崎のしかも県北、延岡市で出会えるとは驚いた。延岡に来るとこうして必ず何か、スリリングな出会いがあるのも不思議。

明日から再び、四国、愛媛県に移動。
戻りの途中で、もう一度、このオオスミコガネを見ておきたい。

しかし、台風5号の動きはちと気になる。
明日、フェリーの運航は大丈夫だろうか?


キンモウアナバチ

| | トラックバック(0)
イヌザンショウが花盛りで、多くの昆虫が集まって来る。
一番目につくのはアオスジアアゲハで、多いときには5、6頭が一カ所に群れていることもある。

その賑やかな光景のなかに、今日はキンモウアナバチの姿があった。

キンモウアナバチIMG_6885.JPG先週にも来ていたので、どこか近くに営巣場所があるのかもしれない。

さて、本日から三股町文化会館で写真展が開催。

午前中、設営作業を行った。
今日は特に暑かったせいもあるが、会場のエントランスホールには冷房が入ってないので、まるで蒸し風呂のようだった。

写真展は今月の25日まで。月曜日は休館です。


初鳴きを聞いたのは、先月29日の夕方だったが、
今日は昼間にツクツクボウシが元気に鳴いていた。