| スズメガモドキとは!? 2006/09/03(その2) | | すぐ近所にクズの群落がある。ここへはもう2年以上も行ってないので、気になって今日は少しだけ立ち寄ってみた。
草刈りのせいでクズの群落は半分ほどの面積となり、花房も数個を見つけることができただけであった。それでもいるだろうと思って探してみれば、ウラギンシジミ幼虫がすぐに見つかった(写真上)。
ところがである!何か変なのである。
そう、もうお気づきだろうが、よーく見れば、2本生えているはずのお尻の突起が、1本しかない!?
しかもそれは、スズメガ類の幼虫の尾角と同じように先端がわずかにカーブしているのであった。 体の後ろ側から見れば、右側の突起が何らかの異常をきたして生えていないことがわかる。そして、左側の突起のみが生えているのだ。
ウラギンシジミ幼虫に生じたこの異常は、どういった原因なのかは全くわからないが、例えばゴマダラチョウ幼虫の頭の角が片方だけ生えていなかったりすることもよくある。
(E-500 マクロ35ミリ+1.4倍テレコン)
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