| 今日は「群馬県立ぐんま昆虫の森」に行って来た。清瀬市のうちから所用時間は約1時間半。「ぐんま昆虫の森」は今年の8月にオープンしたばかりだが、48haという広大な里山で自然体験が楽しめる、非常にユニークな施設である。これまでにある各地の昆虫館と一線を画しているのは、とにかく里山環境そのものが舞台となっていることであろう。矢島稔園長が描いた構想は壮大であり理想的なものにより迫っただけに、オープンまでの準備期間はなんと10年!もかけている。 この里山の森をこれまでに私は仕事で何度も歩いたことがあるが、オープンしてからの昆虫観察館や生態温室といった、建造施設を訪れるのは今日が初めてであった。 じつは「ぐんま昆虫の森」オープンに伴い、施設内には「ぐんま昆虫の森 友の会」が設立され、私はなんとそこの副会長の任を仰せつかったのである。今日はその最初の総会に出席したのである。小学校のとき学級委員に選ばれてバッチなんぞを胸につけてふんぞりかえった経験があるくらいで、こういう役員という肩書きとは、これまで縁もゆかりもない生活をしてきたから、ちょっと戸惑ってしまったが、引き受けた以上は自分なりにきちんと貢献しようと思う。 お時間のある方は一度、訪れてみてはいかがだろう。生きた昆虫をいろんな角度や視点で触れることができ、ユニークな催しものも盛りだくさんである。大人も子供も楽しめる。まあ、できれば晴れた日がいいに超した事は無い。
写真上:里山昆虫の解説パネル。アクリルの標本箱はよくできている。 写真下:蛾類の幼虫の標本は今にも動き出しそう。
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