| 先日、ヨウシュヤマゴボウの液果のことを書いたが、あれは有毒らしいというメールをいただいている。私もうっかり「試食したことがない」、などと書き込んでしまったが、やはり口にはしないほうがいいようだ。 ヤマゴボウ属には有毒物質があるそうで、中毒を起こす事もあるそうだ。しかし、日本の野生種のヤマゴボウでは葉っぱを煮ると食べられるそうだし、ヨウシュヤマゴボウの葉は調理され「ポークサラダ」として缶詰にして販売!されたこともあるそうだ。また問題の液果もパイに入れて焼いたり、ワインや菓子の着色料として使われてきたという。ヤマゴボウ属は毒もあれば、きわどいところで食用やあるいは薬用として人々の生活と深く関係してきたようである。 ヨウシュヤマゴボウの花はよく見ると、しだいに液果へと成長する段階が揃っている(写真)。 | |