| 今日は久しぶりに晴れたので、午後から所沢市のヒゲブトハナムグリの発生地へ行ってみた。ところがあれだけたくさんいたオスの姿はまったく無かった。風が強かったせいだろうか?あるいは発生ピークが過ぎてしまったのだろうか? ところがヒメジョオンの花にメスが一匹だけ見つかった。前にヒゲブトハナムグリのメスはとても少ないと書いたが、先日も彼らの配偶行動を初めて観察できてみると、どうやらメスの数が少ないというわけでもないようである。 オスはほとんどの時間地面近くを低く飛んでメスを探しているのだが、うまくメスに出くわせると即座にマウントする。するとメスはオスを担いだまま急いで地面の割れ目などへと潜り込んでいくのであった。これまで交尾している姿を見る事ができなかったわけもこれで頷けるし、通常、メスは土の下などに潜んでいることが多いようである。
(OLYMPUS E-1 マクロ50ミリテレコン使用) | |