| ゴマダラチョウ、非越冬型幼虫 2004/11/02(その2) | | 先のコカマキリ交尾を撮影した同じエノキの梢では、ゴマダラチョウの終令幼虫が日射しを受けたまま鎮座していて、驚いた。 最初はシルエット(写真上)、 そして背伸びして覗き込むと大きな角をもった幼虫の頭が見えた(写真中)。
胴体はまだ小さいが、この幼虫は非越冬型の幼虫、しかも終令である。 この時期のゴマダラチョウ幼虫はほとんど越冬型の頭をしており、こうして今頃、非越冬型が見つかるのはかなり稀なことではないだろうか。 すでに黄色い葉っぱが目立って多いこのエノキでは、これから満足に餌をとれないかもしれない。 それよりか、この先無事に成長して蛹になって羽化しても、孤独な死を迎えるだけではないか。
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