| 地面に頭を突っ込んだままのトカゲ。 土をかき出しているから、掘っていたのだろう。 それにしても「何してんだあ!?」である(写真上)。
尻尾をつついてみると、ずるずると奥に入っていく。 それでも尻尾だけは地上に残った。少し穴を拡張してみると御覧の通り(写真中)、トカゲの顔が窮屈そうに現われた。 何か獲物でも追い詰めていたのだろうか? 狭い穴ん中で一体どうなってんだあ!?である。
しばらくして今度は、アオダイショウの幼蛇である(写真下)。日光浴でもしているようだ。実はこの場所では先日から雨上がりのたびに、この幼蛇が姿を現わすようになった。 体長は30センチ程度。日頃、「爬虫類・両生類」の図鑑を眺めているうちの子供は、「まだら蛇だから、毒があるんじゃない!」と驚いていた。子供が言うように、確かにマムシに似ている。しかし、これは明らかにアオダイショウの幼蛇なのである。ちょっと脅かしみると、口をカッと開けて威嚇のような仕種をした。 雨が続いたあとの晴れ間、体を日乾しするのにうってつけの場所は、こうした金網柵などが最適のようだ。
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