| 昨日からの雨と低温のため、キアシナガバチたちはじっと動かない。 こういう日は顔のアップを撮影するチャンスだ。
とは言っても、雨の中での撮影は厳しい。そこで、そっと葉っぱごと吹きさらしにしておいた部屋に持ち込む。 オスは頬が角張っているところに特徴がある。さらに人の鼻筋にあたるところが、鋭利な稜線となっていてなんとも掘りが深い顔付きだ。 この稜線を写真で表現するには、ライティングの工夫が必要だが、 ハチが動き出す前に撮影を完了しなければならない。迅速な作業となるが、影の出方をすぐに画面チェックできるデジタルカメラだと非常に便利だ。
天気情報によれば、これからしばらくは雨と低温が続くようだ。 それでもオス蜂がこうして残っている限り、まだ交尾の撮影のチャンスがあると、思いたい。 晴れる日が待ち遠しい。 | |