| 昨日ベランダから外に体を乗り出していたら、植え込みの下にアシナガバチの巣があることに初めて気付いた。地面すれすれの低い位置にあって植え込みの茂みに遮られているので、まず人の目に触れることがないであろう。すぐ脇を近所の子供がときたま虫探しなどで通ることもあったのだが、ほぼ完璧にこの巣は安全圏に留まっている。昨日は雨も降り出したので撮影はしなかったのだが、今朝になってようやく雨があがった。さっそく巣の間近にしゃがみ込んで見ると、コアシナガバチの巣であった。無数のハチがびっしりと巣の下部を覆い尽くしている。雨もあったし今朝の気温も低めだから活動できないのだろう。雨水の排水作業どころではないようだ。この季節、そろそろオスバチが出る頃だがどうだろうか。しかしながらずっと今回の発見に至るまで、この巣に気がつかなかったことは悔やまれる。これから少なくとも、冬を迎えるまでの巣の推移はしっかりと見届けたいと思う。 午後からはすっかり晴れ渡り、秋らしいうろこ雲が見事であった(写真下)。雲は強い西風に流されてしまいベランダからは数カットしか写せなかった。 | |