| 快晴!暑いのはいいが虫が少ない。あちこちで林縁、林内を丹念に見て回りスィーピングも行うがマンゲツオオコロギスはまだ見つからない。小さなハネナシコロギスはいくらでも網に入り、巣もあちこちで見るのに。3日目に入って多少あせりを感じる。御神崎の灯台手前の草地では野焼きのためにモモタマナが半分立ち枯れていた。そこへアオムネスジタマムシが何頭も飛来している。メスはさかんに幹を登り降りしながら産卵しようとしていた(写真中)。於茂登トンネルの近くでミカンキンカメムシを発見!5月の雨の中、貴重な1頭にすぐ逃げられてしまって以来の10年ぶりの再会だ。少し興奮する。センダンの実が青々と成っていて、木の下から梢を仰ぐようにして探すのだが、意外と小柄なキンカメで見つけにくい。メスだったので卵を産むかもしれない。実といっしょに持ち帰ることにした(写真下)。I氏は2ケ所にマレーズトラップを仕掛けていたが、どうも成果が芳しくない。そこで一張りを場所替えするため万勢山林道へと回ってみた。マレーズトラップは場所しだいで大きく成果に影響する。オオジョロウグモの大きな巣網がかかっている空間など、とても良さそうだと感じたが、なかなか場所決めのコツを掴むのは容易ではない。まさに「虫の道」を探り当てなければならないのである。うーっむ、しかしミカンキンカメムシは収穫!泡盛で乾杯であった。毎晩のことだけど、、、、。
写真上:万勢林道から名蔵、オモト岳を望む | |