| 昨日は土筆の卵とじを食べた。 さて、土筆狩りや土筆のはかま取りをしながら、ツクシの胞子分散を撮影してみようと思った。このような撮影は反射神経の鍛錬にもなるだろうけれど、いづれはカメラの技術進歩によって、そのような反射神経の俊敏さも必要なくなる。
ツクシの胞子分散はどのような段階で始まるかといえば、けっこう早い時期から盛んに胞子を飛ばすことを改めて知った。まだ亀甲部が少し割れ目を見せ始めた段階でも、風を受ければかなりの胞子を放出するのである。
この胞子分散の撮影はいたって簡単で、ブロアーを使って風を吹き付けるだけ。右手でブロアーを押し、左手でカメラのシャッターを押す。そのタイミングは反射神経の鋭敏さに頼るしかないが、もうそのような時代は終わろうとしている。
(写真/E-3 50ミリマクロ+2倍テレコン) | |