| 『新開 孝/写真展のお知らせ』 2007/02/09 | | 来月の3月10日(土)から18日(日)まで、清瀬市郷土博物館で「清瀬の昆虫たち」と題して写真展を開催します。
今回の写真展は、過去3年間、清瀬市内で撮影した中から主に写真を選んでみました。ですからこの『昆虫ある記』でアップした写真と内容的には重複しているものもあります。ただし、あまりマニアックな内容に偏らないように、テーマは大きく「四季の昆虫」、「野生のカイコ」、「仮面博覧会」、「化ける昆虫」という4項目で構成しました。普段は昆虫に対してあまり興味の無い方でも、すこしは楽しんでいただければと思っています。 ほとんどの写真は清瀬市内で撮影されたものですが、「野生のカイコ」のコーナーだけは、お隣の所沢市で撮影したものが多く含まれています。このコーナーでは繭殻やヤママユ絹糸の織物などの実物展示も行ないます。
虫の嫌いな方でも、せめて「ふーん、虫の世界にも面白いことあるんだなあ。」程度に気持ちの変化を感じるようになってもらえればいいと思っています。好きになるのは無理だけど、せめて気持ち悪い、という感覚から少しでも遠ざかってもらえれば、それでいいのではないか、と思います。虫にも可愛いやつがいるのよ、そういう発見をしてもらえる機会を得ていただく、そういう場を作るのも私の仕事だと考えています。虫を触るのはやはりどうしても気持ち悪い、恐い!というのも仕方が無いでしょう。それでも眺めるだけなら、遠くから見るぶんには(昆虫は小さいから近付かないと厳しいですが、、、)それなりに楽しいじゃないか、そういう感覚へとシフトしていただければ、それも良いかと思うのです。
さて、写真展の最終日18日(日)には、私の講演があります。会場のこともあって、定員50名まで事前に予約をとることになっています。50席もあれば、おそらく空席もけっこう残ると思われますから、当日に飛び込みでも大丈夫かとは思っています。開演は午後2時です。
写真展開催中はできるだけ、当人も会場にいるようにするつもりです。出向けない場合や、いない時間帯については事前にこの『昆虫ある記』でお知らせします。
 | |