| 雑木林を歩いてカブトムシの幼虫を探してみた。 効率良く探すには、まず朽ちた切り株を見つけることだ。乳歯が生え変わるときに歯はグラグラになるが、そんな様な切り株が良い。 ユサユサと切り株を揺り起こしてみて、土に混じって多数の糞が出てくればしめたものだ。
今日は根っこの土が絡んだところに、大きな幼虫が数匹潜んでいた。 根が埋まっていた土中もそっと掘り返してみれば、そこでも数匹の幼虫が見つかった。 堆肥の山はもっとも探し易いが、農家の人にことわってからでないとむやみに掘るわけにはいかない。
もっとも朽ち木の切り株を起こしたあとは、きちんと元のように埋め戻しておこうではないか。 最近はペットボトルを工作して工夫した昆虫トラップを仕掛ける人が多くなったが、一方ではその仕掛けを回収せずに放置したままの光景が非常に目立つようになった。今日の所沢の雑木林でもその未回収のトラップがやたらと目につく。そういうのは、いけんぞなもし! (写真/E-330 魚眼8ミリ)
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