| シャクトリムシのなかでも、自分の体に葉っぱのかけらや、花びらなどを付着させて、隠蔽工作をする種類がいくつか知られている。
過去に銀塩ポジでは撮影した経験があるが、どうしてもデジタル写真で撮っておきたいと思っていた。
そのシャクトリムシ類は、それほど珍しいものではないが、いざ探すとなるとけっこう厄介である。 ところが、今日は講師を務めた観察会中に、参加者の一人の小学生の男の子がそのシャクトリムシをアカメガシワで見つけてくれた。
もちろん男の子は、それがなんであるか解らず、私に質問してくれたのであるが、私もさいしょは「ニトベミノムシだね」と、気軽に答えてしまった。が、よくよく見ればそれがシャクトリムシだとわかった。しかも2匹も見つかったのである。
(EOS-5D マクロ65ミリ) | |