| オオカマキリの幼虫 2006/06/28(その1) | | オオカマキリの幼虫たちも、すでに体長3、4センチ程度まで成長している。みな幼虫であるから、もちろんまだ翅は生えていないが、顔つきや獲物をねらう仕草は、もう成虫となんら変わりない凄みさえ感じられる。
さて先日、紹介したヒメカマキリモドキの食事シーンは、今日のオオカマキリの姿を見れば、そっくりであることがよくわかる。 それぞれの顔と口元をアップで写真にすれば、「そっくり」ということが印象付けられるが、しかし、これはあくまでも撮影上の「切り取り」による効果が大きい。
実際に野外でヒメカマキリモドキに遭遇したとすると、その姿、外観から受ける素直な印象とは、多くの場合じつは「カマキリ」ではない。
ヒメカマキリモドキは、うんと近づいて虫眼鏡の力を借りて覗いてみれば、それは「カマキリ」なのだが、原寸大で見れば、ほんとうは「ホソアシナガバチ」そっくりと表現した方が良いのかもしれない。
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