| オオミドリシジミのふ化始まる 2006/03/29 | | 近くの雑木林も遠目で見れば、うっすらと鶯色を帯びて来た。 林の木々の芽吹きも一段と進行している様子がわかる。
で、コナラの梢で見つけていたオオミドリシジミの卵には小さな穴が穿たれ、中で幼虫の頭が動いているのが見えていた。 オオミドリシジミのふ化はこうして少しづつ内側から穴を拡げる作業が続き、途中で休憩をはさみながら長いときには一日以上かけることもある。 この休んではまた穴を穿ち、という行動の繰り返しが長いため、ふ化シーンのビデオ撮影はかなり疲れる、という昔の懐かしい経験を想い起こした。
コナラやクヌギの芽吹きに合わせるかのように、オオミドリシジミのふ化も始まっているのだ。 ふ化したあとの幼虫は、ほころびかけた芽の中に喰いこんで潜入しまさに食料庫のなかで育っていく。
(Canon キッスデジタルN マクロ65ミリ)
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