| クサカゲロウの一種 2005/12/14(その2) | | 近所の雑木林を歩いていると、クサカゲロウの一種が落ち葉の上にいた(写真上)。サイズは小さくても緑色の体は、よく目立つ。 クサカゲロウたちが属するアミメカゲロウ目は脈翅目とも呼ばれ、そのレース編みのようなはねに特徴がある。また金色に輝く複眼も魅力的だが、その美しさを堪能するにはルーペがあったほうがいいだろう。 林で腹這いになり金色の眼を見ていたら、前脚を交叉させてから触角をそこへ通し、ブラッシングを始めた(写真下)。昆虫は種類を問わず、触角の手入れを怠らないが、そのときは前脚と口器を上手に使う。
クサカゲロウ類は成虫で越冬するものが多いが、あらゆる場所を探索するシジュウカラの餌として消えていく数もかなりと思われる。
(E-500 マクロ35ミリ+1.4倍テレコン使用) | |