| 再びクワゴエダシャク幼虫 2005/01/17(その2) | |  | | | 先日、クワゴの卵を産みつけられたクワゴエダシャク幼虫を紹介したが、撮影当日は日暮れ近い時間帯でもあり、あまり撮影はできなかった。そこで天気の回復した今日、もう一度撮影しておくことにした。再度撮影する理由はもう一つあるのだが、それは後に書き込んでおこう。 さて、二日間に渡って雨が降り続いたあとなので、問題の幼虫が他へ移動した可能性は高いと思っていた。さすがに前回撮影した枝には姿がなかった。さんざん探し回ったところ、少し離れた枝で再びその姿を見つけ、ほっとした。と思いきや、その幼虫の体にはクワゴの卵がついていない。はて?はずれてしまったか!少しがっかりしたが気を取り直してさらに探してみると、私の立ち位置にもっとも近い枝に卵付きの幼虫が静止していた。まさに灯台下暗し、である。最初に見つけた幼虫は別の個体だったわけである。 クワゴの卵は産卵されたときは粘液でおおわれており、それが乾くと接着剤のようになる。クワゴエダシャク幼虫の体にくっついてしまったクワゴの卵は、幼虫が脱皮でもしない限り、そうそう易々とははずれないことだろう。
『不良SDカード!?それとも、、、』
さて今日、再びクワゴエダシャク幼虫を撮影した理由の二つ目とは、 前回の撮影で使用したSDカード内でファイル損傷が生じ、撮影カットの何カットが使い物にならなかったからである。これはちょっと予想外の出来事であり驚いた。 というのも、このSDカードは前に同じような問題が発生し、不良品として購入店で交換したばかりなのである。その交換品がまたしても不良品!?そんなことがあるのだろうか?512MBで1万円以上はする有名メーカーの製品だが、もしや私の使っているカメラ、1Dマーク2と相性でも悪いのであろうか?そんなこともありうるのだろうか?あったとしたらどこで見分ければいいのだろうか? ちなみに他のメーカー、東芝のSDカード1Gなどは正常に使えており、カメラ側の書き込みトラブルでないことははっきりしている。 今のところ原因がはっきりしていないのでこの不良SDカードのメーカー名はふせておきたい。
ついでながら、1Dマーク2ではカードスロットルに2枚のカードを装填することで、撮影時にバックアップがとれることを少し前に書いた。 これが実際に使ってみると意外な落とし穴があったことに気づいたので、 お知らせしておこう。すでに気づいている方も多いと思うが。 まずCFカードとSDカードの2枚を装填し、バックアップする側のカードはどちらかを選択できる。この場合、撮影可能枚数は少ない容量のカードが優先するので、 2枚のカードは同容量のものを使用してみた。 通常、デジタル撮影ではカメラのモニターチェックをしながら、明らかなNGカットは次々と消去していく。こうしておけば後々のパソコン上での作業量を減らすことになる。もちろん野外撮影ではできる限りシャッターチャンスを多く確保することが目的でもある。 ところがである。撮影終了後にバックアップ側のカードを開いてみるとやたらとファイル数が多い。よくよく見てみると、撮影時に消去したはずのカットまでも全部、書き込まれたまま残っているのである。 そういえば撮影時の可能撮影枚数がやけに少なくなっていったことに思い当たった。つまりバックアップ側のカードでは、撮影現場での消去が働かないのである。 だから撮影可能枚数はいくらNGカットを消去しても増えることがない。先にも書いたように、少ない撮影可能枚数が優先されるからである。 この問題の解決方法としては、バックアップ側のカード容量をうんと高容量のものにすればいいのだろうが、パソコン上でNGカットを除去する作業量が増えてしまいたいへんだ。もっともバックアップの本来の目的からいえば、誤った消去作業などからデータを守る役割を果たすために全てのデータを残すというのが正しい考え方ともいえる。バックアップとはそういうものじゃん!というべきかもしれない、、、。 だがしかし、私はこの撮影時に同時バックアップという機能は、撮影の状況によっては不便きわまりないと感じる。バックアップはデジタル撮影ではたいへん重要な問題だが、もっと別の場面での作業を実行した方がいいようだ。 今後は、カードスロットルにはあくまでも予備カードを装填しておき、撮影枚数を多く確保するようにしたい。
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