| | クロクモエダシャクだ! 2004/04/26(その3) | | とは書いたものの、私はこの驚くべき幼虫に遭遇したのは今日が初めてなのである。
当然、うちに帰って調べるまで名前すら知らなかった芋虫だ。
そしてこのシャクガ科の幼虫は、またしても金網柵で見つけた、ということを強調しておく必要があるだろう。金網柵の廂天井でウラナミアカシジミ幼虫を撮影した数分後の出来事である。
初めて見る幼虫であったが、その見事な容姿と、ふと見上げた梢が「ヒノキ」という画像が重なり合い、すぐさま私にはピンときたのである。
「こやつはヒノキを喰うシャクガ幼虫だな!」
何故か私に見つけて欲しかったのだろう。宿命だったのかもしれぬ! ヒノキを食樹としているヒノキそっくりのシャクトリムシ。
もう一生涯、忘れることのない出会いです。
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