| 中里の雑木林はすっかり芽吹いて淡いウグイス色に染まった(写真上)。 林内の様子を外から窺うことはもうできない。コナラの芽吹きを低い梢で見ていくと様々な昆虫に出会すようになった。地味ながらも活動する昆虫たちの姿が多くなったことは嬉しい。 初々しい「ミバエの一種」は葉陰でゆっくりくつろいでいる(写真中)。この仲間は求愛ダンスを葉上でいずれ見せてくれるはずだ。 ほころびかけた芽のところでは「トビイロケアリ」の働きアリがさかんにアブラムシをせっついている(写真下)。アブラムシの姿は小さくて見えないが、時々お尻からアリの口へと甘露滴が吸い取られていくのがわかる。
 | |