| | オオハリアリとモンシロチョウ 2004/03/08 | | 手のひら大の石を起すと そこに「オオハリアリ」の 巣口があった(写真上)。 このアリは体長4ミリ程度。
細長い体型や褐色をした 口(大顎)、脚などが特徴。 (写真中) 全国に生息している普通の 身近なアリだが 人を刺すこともあり 痛みと痒みが残る。 日常でアリに刺されるとしたら ほとんどが本種だそうだ。
まだ地上での活動はしていないが 他の昆虫を狩りしたりして 生活する。
本日は少しだけ気温も上がり 「モンシロチョウ」が2頭飛んでいた。 羽化したての弱々しい個体で すぐに日光浴をする(写真下)。 体力が乏しいと侮って近寄ると 敏感に反応してサッさと 飛び去る。
『閑話休題』
もう季節感覚としては 早春と言ってもいいのだろうが 私としてはまだ冬の撮影で やり残しているものが多々ある。 毎年ながらそういう撮影のために 北へ、標高の高い所へ、と走る。 タイムスリップというわけだ。
そう言えば去年のいつ頃か 書き込んだ「シジュウカラの 昆虫を捕食するシーン」だが これはなんとか撮影できた。 あっという間にでかい昆虫を 解体しつつ食べてしまうので このシーンはビデオ映像の 方がはるかに面白い。
シジュウカラは大きい獲物を 捕らえると 安心して食事のできる梢へと 急いで移動する習性がある。 これは番いで行動していても 変わりは無く 連れ添いにも奪われまいと もう無我夢中なのがよく伝わって くる。それはもちろん予想していた。 だからこちらも猛ダッシュで シジュウカラを追跡する! どうか低い梢で落ち着いてくれ!! そう心の中で叫ぶ。走る! 私の願いがシジュウカラに 届いたかのようにまずまずの 梢で食事をしてくれた。
撮影を無事終えて、思ったのだが。 もう400ミリに中間リング装填 そういう時代でも無いよなあ、と。 重いことこの上なくカメラを構えた ときのバランスも悪い。 そういえばキャノンから EF70-300ミリで振れ防止装置内蔵 のしかもコンパクトなレンズが 発売されるそうな。 私の所有する400ミリも塗装が はげるくらい長年使い込んでいる。 そろそろ買い替え時かもしれない。
さて明日からは仙台だ。 毎年、年中行事のように 「みちのく」のフィールドに赴く。
明晩は仙台、みちのくの地から アップすることになる。
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