| 今年に入ってから中里の林でよく見かける冬尺蛾は この「シロオビフユシャク」のオスである(写真上)。 翅を広げると3.4センチくらい。
ずっと以前のことだが、 本種のオスが林床に舞い降りるやいなや、 興奮して歩き回り、すぐ落ち葉の下に潜り込んだ。 すかさず後を追って覗き込んでみれば、 なんと無翅メスと交尾が成立していたのである! 午後3時頃の出来事であった。 フユシャクの配偶行動を見たのは、 後にも先にもこの一回きりだ。
バックナンバー10/20に初めてアップしたクロアゲハ蛹。 あれから林に出向いた時には欠かさず見て来たのだが、 本日も無事を確認(写真中)。 遊歩道の奥からおばさんたちが歩いて来るのを 待っていたのだが、くるりとコースを替えてしまった。
アブラゼミの抜け殻が、粉雪舞う林で見つかる(写真下)。 セルロイド模型のような抜け殻は、何か物言いたげでもある。 しかし寒風に揺れて今にも落っこちそうだ。 夏の記憶を呼び戻すにも、あまりに風景が違い過ぎる。 今日はどんより曇った一日だが、 真夏の日射しを抜け殻に照らしてみた。
「お知らせ」
1/15のフィールド探索地は「飯能市」ではなく、 「日高市」でした。あとで訂正しましたが、 糸崎さんたちを案内した私が間違えてどうする!という お粗末でした。 なんとか電車で行けるフィールドということで、 西武秩父線、高麗駅下車で徒歩の散策でした。 ご苦労様の一杯まで楽しめて、車無しの利点を発見!!
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