チョウの最近のブログ記事


青虫の糸かけ

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数日前に洗濯物を干しているとコンクリート面をゆっくり歩いているモンシロチョウ幼虫

が目に入った。蛹になる場所を物色中だったのだろう。

この幼虫が生まれ育ったのは畑のハクサイである。嫁さんが割り箸で退治していたが、

その目をかいくぐった生き残りだろう。

モンシロチョウ幼虫前蛹か.jpg昨日から今日の午前中いっぱいまでお尻を固定する糸球を作っていたが、

夕方になってようやく帯糸を張っていた。

青虫糸かけ.jpg帯糸は十数本を束ねていたと思う。
朝日新聞出版の月刊『ジュニアエラ』2月号が、発売となった。

私の「昆虫バンザイ」という連載記事は10回目で今月のタイトルは「冬の虫探し・2」。

この連載記事は今年も続くことになったので、興味ある方は是非ご覧ください。

ちなみに次回、3月号は「お菊虫」を取り上げている。

その「お菊虫」とは、ジャコウアゲハの蛹。

お菊虫1.jpgジャコウアゲハの蛹がなぜ、番町皿屋敷に出てくる「お菊」の姿と重なったのか?

帯糸がまるで後ろ手に縛ったように見える、とも言われるが、そう感じるには想像力が

かなり必要だ。

蛹を背面から見てみると、、、、

お菊虫2.jpg蛹の体のほぼ中央あたりが大きく曲線を描いて張り出している。

このプロポーションは、女性の腰のラインに重なるようにも見えて、なるほど「お菊」

を連想するとしたら、このあたりなのか、とも思える。


※ 先日、アロエ(キダチアロエ)の花のことを書いたが、きちんと調べもせずに

思いついたことを簡単に書いただけに終わった。

あのあといろいろ自分で調べたり、あるいは貴重な情報を幾人かの方から

教えていただいたりもした。そこで先日の記事には追加したので、興味ある方は

遡って読んでいただければと思う。







今朝も家族総出で林の手入れ。といっても子供たちは喜んでやっているわけではない。

嫁さんがヤレ!と命令し、時間制限の中で励んでくれる。

我家の林は南向きの斜面林だが、途中からひな壇のように平らな所が帯状にあり、

それらが「いろは坂」のようにつながって、下の農道に至る。

そのルートは3箇所ほどあって、もう少し頑張ればルート全部が開通できる。

刈れば刈るほどに、そしてルートを進もうとすれば、大量の枯れ笹、竹の山ができる。

さて、作業を終えて林を歩いてみた。

クロヒカゲの越冬幼虫は食痕を辿っていくと見つかる。

XA097051クロヒカゲ越冬幼虫.jpg今日は風もなく暖かい一日だった。

林の手入れ作業では背中が汗でびっしょりになったほど。

ナナホシテントウも何匹かが日光浴していた。

XA097069.jpg



命、つながる

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昨年の今日はどうだったろうか?

この「ひむか昆虫記」アーカイブを手繰ってみれば、

なんと積雪があったと記されている。そうか、昨年はずいぶんと寒かったのだ。

しかし今日は風もほとんどなく暖かい一日で、大掃除も順調に進んだ。

うちの林は南向きの斜面になっているので、キタテハが3~4頭、日光浴していた。

今朝のキタテハ.jpgこういう季節だから余計そう感じるのかもしれないが、いい蝶だなあ、とあらためて思った。

暖かいとは言っても、朝晩はやはり冷える。

朝一番、外に出てみれば霜が一面に降りて白くなっていた。

朝の風景.jpg先月の末頃、ウスタビガの配偶行動を観察、撮影したクヌギの梢には

ヤマカマスがぶら下がっている。  その繭には小さな卵がしっかりと貼り付いている。

ウスタビガ卵つながる.jpg無造作に産みつけられたように見えても、

この卵の子供らが、ちゃんと春には新芽に辿り着ける。

生きることとは何だろう?  こうして命をつなぐこと、なのかな。



大晦日とて、我家ではNHKの紅白歌合戦に釘付けとなる。

しかし私はこの番組を観るのは苦痛なので、レンタルビデオを借りておいた。

SF新作映画と日本映画を2本。

独り、仕事部屋で映画鑑賞します。

それでは、皆さん、よいお年を。



越冬さなぎ

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松山市の実家の回りで越冬蛹を探してみた。

田んぼの用水路壁では、モンシロチョウ。

WW264178モンシロチョウ越冬蛹.jpg水路は三面護岸だが、ここにはシジミやそしてシオカラトンボのヤゴが多い。

このモンシロチョウ蛹はおそらく田んぼにたくさん生えているスカシタゴボウ(イヌガラシ属)

で育ったと思われる。

カラタチの繁みには、クロアゲハ。

もちろんこの蛹はカラタチで育ったものであろう。

クロアゲハの蛹は寄生されているかして、すでに死んでいるようだ。

20111227_168.jpg次に裏の家の外塀には、アゲハ。

20111227_41.jpgアゲハ蛹が育ったのは庭に植えられている、キンカンであろうと思う。

キンカンからの移動距離は4メートルにはなるだろう。

アゲハもモンシロチョウも、まだ元気に腰を振る。


今日は、松山を午前6時半に発って宮崎には午後3時過ぎに到着。

越冬蛹の写真は全部、二日前に撮影したもの。

明日は宮崎昆虫同好会の集まりに顔を出す予定にしていたが、

飛び入りで仕事が入ってしまった。室内作業に徹することになりそうだ。




風もなく陽射しを浴びていると暖かい。

松山の実家からは、東方向に石鎚山がくっきりと見えていた。


石鎚連山.jpg午前中は所用でフィールドに出れなかった。

午後から時間はあまりないので、車の横付けできる場所でオオムラサキ越冬幼虫を

探してみた。松山周辺の少し山間に入れば大丈夫だろう。

ねらい通り、三本目のエノキで、オオムラサキ越冬幼虫が見つかった。

オオムラサキ横付けポイント.jpg同じ根際でゴマダラチョウも見つかったので、並べて撮影してみた。

オオムラサキゴマダラ.jpg右が、オオムラサキ幼虫、  左が、ゴマダラチョウ幼虫。

オオムラサキのほうがスリムである。

帰り道、イノシシの子供兄弟が前方を歩いていた。

こちらに気付いてからは猛ダッシュで山の急斜面を駆け登っていったが、

そのスピードの凄まじいこと。なるほど険しい山中でも自由自在に駆け巡っているわけだ。

オオムラサキ越冬幼虫の撮影を終えてから、砥部焼館に行こうかと思っていたが

市内は渋滞がひどく、とても閉店までに間に合いそうになかったので、諦めた。

松山は道路整備が遅れているので車の移動では苦労する。




ナガサキアゲハ幼虫

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昨日はクモの卵のうを、アカイラガの繭と勘違いした。

大きさ、色ともそっくりだったからだが、糸をほぐしてみればまったく形状が違う。

すぐにもそういう確認作業をすれば良かったと反省した。

さて、家のすぐ横のミカンの木にはナガサキアゲハの終令幼虫が3頭いた。

うち1頭は蛹化台座を拵えたあと死んでいた。

あとの2頭は生きてはいるが、体がぶよぶよで張りがなく、動きも鈍い。

体に触れても臭角を出さないから、よほど弱っているようだ。

XA21657720111221.jpgしかも昨日には、寄生バチが体にまとわりついていたから、すでに寄生産卵を受けていると

思われる。万が一蛹化できても、来春に無事羽化できる可能性は少ない。


ミカドアゲハ越冬蛹を探しに、都城市のある公園を訪れた。

オガタマノキに着く前に、クロガネモチの梢でムラサキツバメとムラサキシジミの越冬集団が

見つかった。ムラサキツバメは15頭の一塊、

、ムラサキシジミは4頭+ムラサキツバメ2頭の混合集団。

ツバキの梢では推定30頭程度のムラサキツバメ集団もいた。

なるほど、この場所は風が強く吹いても比較的、穏やかな谷間になっている。

肝心のミカドアゲハ蛹は見つからなかったが、もうそれは如何でもよくなった。

どうやら越冬集団のツボのような場所であるらしい。

ならばまだ見つかるだろうとしつこく眺め歩いたら、やはりもう一つ集団があった。

カクレミノの枯れかけた葉っぱに集まっている。  遠いけど、いい感じだ。

ムラサキツバメ集団カクレミノ1.jpg     (写真:E-PL1s  40ー150ミリズーム 望遠端で撮影 )

崖の上にあって簡単には近づけない絶妙な場所である。ここなら人にも気付かれまい。

しかし、遠目からでもよく目立つ。探している人間にはよく見えるのだ。もっともこれを

見て蝶の集団とわかる方は稀であろうかと思う。枯葉の塊にしか見えなくて当然。

近くから撮影したいので遠回りしてから崖の上へと登ってみた。

崖から突き出した葉っぱなので、空中浮遊でもしない限り

正面からカメラを構えることは不可能jだ。

そこで片手でカメラだけを突き出し、ノーファインダーで撮影した。

XA166411.jpg      (写真:E-PL1  9-18ミリズーム FL-300R 使用 )

小型軽量のE-PL1にストロボも小さなFL300R。この組み合わせにしておいて正解だった。

足場がたいへん悪く、気をつけないと崖から転落しそうだ。

折り重なるようにしているので正確な頭数はわからないが、40頭以上の集団である。

公園から帰り際に林を振り返ってみた。

ここで越冬しているムラサキツバメの数は200頭を超えるのではないだろうか。



今朝は午前6時ころから停電になった。

朝食のスープはすでに煮込みに入っていたので間に合ったが、

弁当作りは断念した。うちは井戸水だから電気が来ないとポンプが動かない。

ペットボトルの飲料水備蓄はあるが、懐中電灯での調理はやりづらい。

どうやら停電は我家周辺の集落だけのようだった。

生活水が止まるのはかなり困る。

ポンプだけでも稼動できるよう、小型発電機は買っておくべきかと思った。

停電は50分程度で回復したが、九電からは何の説明もない。

こちらから聞かない限り停電の原因や状況の仔細はわからないのだろう。

以前にもこういう一部地域の停電があった。

いずれまた停電は起こり得ると思うので、対策を備えておきたいものだ。


チョウのねぐら

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近くの散歩コースを犬と歩く。

できればロープ無しにしたいが、うちの犬は調教できていないからすぐに脱走してしまう。

尻尾を振りながら草むらでバッタ探しをする姿を見ていると、

犬の幸せな時間というものがあるように感じる。


さて、写真の場所は畑の脇。ねぐらについているキチョウは昨日もほぼ同じ場所にいた。

キチョウねぐら.jpg       (写真:E-PL1 9-18ミリズーム FL300R使用 )

2007年~2009年の3年間、この時期になるとタテハモドキが必ずこの場所をねぐらに

していた。その様子は以前の「昆虫ある記」でも何度か紹介したと思う。

ねぐらについたタテハモドキを手に取って、簡単な実験遊びまでできた。

しかし昨年の秋からこの場所ではタテハモドキを見ていない。

タテハモドキは昨年後半ころからうちの近辺では激減している。他の地域ではそこそこ

発生しているとも聞いているから、場所によって違うのかもしれない。

我家の庭にも必ず姿を現していたタテハモドキが、昨年からまったくやって来ない。

VC154514.jpg        (写真下:E-PL1s 40ー150ミリズーム )




キタテハ

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林に降りてみるとキタテハが少なくとも4匹、日光浴したり低い場所を飛翔していた。

ときおりアカタテハも現れるが、こちらはかなり神経質でなかなか近寄れない。

キタテハ日光浴12月.JPG先日、ツルウメモドキで見つけたホウジャク幼虫はホシホウジャクの幼虫と判明。

ツルウメモドキとヘクソカズラの蔓が絡んでおり、ヘクソカズラの葉っぱは食べ尽くされて

いた。それで最初はツルウメモドキを喰うホウジャクとは何だろう?と疑ってしまった。

近くでもう一匹幼虫を見つけたが、ヘクソカズラの葉は黄色くなり始めており、このままでは

食草が足りなくなるのではと思われる。

VC144451.jpg