チョウの最近のブログ記事


鹿児島県曽於市  大河原渓谷

ボロボロノキとベニツチカメムシを見たあと、ムカシトンボのポイントへ移動。
生憎、曇り空で気温も低いためトンボの姿は見れなかった。

水が滴る崖に生えたサツマイナモリで吸蜜していたのは、ミヤマカラスアゲハのメス。

ミヤマカラスIMG_9252.JPGこの花で吸蜜するチョウの姿は、これが初めてだ。 花数も多くよほど腹ぺこだったのか、吸蜜時間が長く、機材を準備する余裕があった。

都城市 関尾の滝、ではシイの木の樹液に、これまた腹ぺこオオスズメバチ女王が来ていた。

オオスズメバチIMG_9270.JPG東京から来られた編集者の方を案内して歩いたが、先にも書いたように気温が低めで、活動する昆虫の姿はきわめて少なかった。

ベニツチカメムシを手渡して、耳元で発音を聴いてもらった。







春の浦島太郎

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五日間、家を空けて戻ってみれば、すっかり様子が変わっていた。

エノキの枝又で顔を伏せて休んでいたゴマダラチョウ幼虫の姿は無く、抜け殻だけが残っていた

ゴマダラチョウIMG_8595.JPG
芽吹きが始まった梢を舐めるように見ていくと、成長した姿の5令幼虫がいた。
ゴマダラチョウIMG_8599.JPG
新芽をモリモリ食べ、でっぷりと肥えた姿になるのもそう先のことではない。



春型、アゲハ

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よく晴れたが、冷たい北風が強く、外に出るとけっこう寒い一日だった。

今朝は地区の公民館で自治会の総会があり出席した。いろいろ、田舎ならではの話題が上がったが、行事に若手が集まらない、という現実は深刻ではある。しかし、実際には若手がいないわけではない。世代間での断絶こそが突きつけられた問題だと思う。

風に逆らうように庭に飛来したアゲハは、ホトケノザでしばらく吸蜜していった。

アゲハ_Z5A9427.JPGこのあとボケの花も訪れたが、ほとんど吸蜜することなく、忙しく飛び回ってから姿を消してしまった。

「おい、おい、アゲハが来ているよ!」と嫁さんに声掛けしながらカメラを取りに走り、
ストロボの設定をメニューでやりつつ、外に出ても撮影には間に合った。
ラッキーだったと言えばそれまでだが、通常は間に合わないのが当たり前。

北九州市の自然写真家、武田晋一さんが取材の途中で我が家を訪問してくれた。
普段は孤独に仕事をしているので、同業者の方と会う時間は、きわめて貴重とも言える。

数年前にお会いしてから、なんだか印象が違って感じる。そういう自分も気付かないうちに変わっているのだろう、と鏡を見ているような気持ちになった。

ルリシジミ♀

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玄関前で、しきりと地面スレスレを舞うルリシジミの♀がいた。
わずかに湿っている地面から吸水していた。

ルリシジミ♀IMG_8024.JPG翅表の紋様からして、たしかに、♀である。
ルリシジミ♀IMG_8017.JPGこのあと、オオイヌノフグリ、ナズナの花に立ち寄ってから、飛び去って行った。

エノキの枝又には、ゴマダラチョウ幼虫が陣取っていた。

ゴマダラチョウIMG_7176.JPG一昨日の昼間にはいなかったので、一昨日の夜〜昨日にかけて、落ち葉から登ってきたのだろう。

そういえば、先週の23日、新宿御苑でのこと。

「母と子の森」の遊歩道でエノキの幹を眺めていたら、ある方から声を掛けられた。

「ゴマダラチョウですか?」

たしかに、私の挙動は普通の来場者とは違って見えたのだろう。
声掛けをした方はチョウに詳しいようで、「ツマキチョウもまだ出ていませんね」と語っていた。

宮崎の田舎では、こうした出会いはまず有り得ないなあ、とあらためて感じた。

モンシロチョウ

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朝のうちは雨が残っていたが、昼前頃からスッキリ晴天になった。

仕事部屋脇のアブラナにはモンシロチョウの♀が産卵に来ていた。
昨日と同じ個体だろうか。
春型の綺麗な姿。
モンシロチョウ♀IMG_7436.JPG
モンシロチョウ♀IMG_7438.JPG
茎に脚をかけて葉表に産卵している。
モンシロチョウ♀産卵IMG_7409.JPG
しぜんのひみつ写真館2「ぜんぶわかる! モンシロチョウ」(ポプラ社)も、ご参考までに。

擬態〜目玉模様

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2002年、5月に石垣島で撮影したツマベニチョウ幼虫。
ツマベニチョウ幼虫IMG_2013.jpg
胸部を膨らませ、頭部を高く持ち上げて威嚇している。
威嚇されているのは、もちろんカメラを構えた私。

ある仕事で15年前に渡島し、このときヤエヤマツダナナフシの撮影もできた。
時期が時期だけに、まだ幼虫だったが初めて生きた姿に出会えてとても感激した。あのミント臭の泡も体験。
翌年、2003年7月にも渡島して、ようやく成虫も撮影でき、しかもミカンキンカメムシの幼虫期や成虫にも出会えるという充実した仕事ができた。

15年前に使っていたカメラはCanonのEOS-D30で、画素数は300万画素。カメラの価格は38万円ほどもした。
銀塩フィルムカメラからデジタルカメラへの移行期は、期待感よりとまどいの方が大きかった。
今振り返れば、大袈裟ではあるが幕末期の武士が体験した激動の時代にも似ていたように感じる。それほど深刻だったのは動画の仕事との関わりもあった時代だからでもあり迷いもあった。
EOS-D30、そのあとに発売となったEOS-1D購入の下取りに出し、使ったのはせいぜい1年だった。


アゲハの越冬蛹

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あぜ道のカラムシ枯れ茎に、アゲハの蛹がついていた。
アゲハ越冬蛹P1200003.jpg「え!?こんな場所になぜ?」と、まずは不思議に思えた。
ここの周辺でアゲハの食樹を見たことがないからだ。

あらためて、周辺を探ってみたら少し離れた薮の中にカラスザンショウの幼木があった。すっかり葉を落としているうえに小さいので目立たない。
「育った食樹は、これしかないよな」と納得するも、これまで見落としていたことが気になった。

不思議といえば、まるで焼け焦げたかのような、蛹の姿だ。
こんなのは初めて見る。
先週、野焼きが行われたが、この付近では火が入っていないし、カラムシの茎も帯糸も全く焦げていない。
焦げているように見えるが、別の理由でこうした色になっているのだろう。


我が家P1200007.jpg我が家の背後には、鬱陶しい杉植林が連なっている。

(写真:OLYMPUS TGー4)

「青少年読書感想文全国コンクール」で、絵本「ダンゴムシの親子、まるちゃん、たびにでる」(旺文社)の感想文が内閣総理大臣賞を受賞した、というお知らせがあった。

本書の文章は麻生かづこさん、写真を私が担当した。

感想文を書いて受賞したのは、小学1年生の女の子で、本日、授賞式への案内状が届いた。
授賞式は2月4日だが、私は仕事の都合上、出席できない。

「ダンゴムシの親子、まるちゃん、たびにでる」は、宮崎に移転してすぐに受けた仕事の一つで、新しい生活を立ち上げたばかりのなか、気負いもあったと思う。

本書はしかし残念ながら、絶版になって今では入手不可能のようだ。


スミナガシ越冬蛹

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串間市

宮崎県、最南端の串間市に出掛けた。都井岬の野生馬やソテツの
自生地などで有名だが、今日は山間部の渓流の森へ。

食痕のついたヤマビワの梢で、久しぶりにスミナガシ越冬蛹を見つけた。

スミナガシ越冬蛹IMG_1503.JPGスミナガシの越冬蛹の体色は様々。今回のはかなり黒っぽい。

午後5時。庭から見る霧島山。今日も快晴だったが夕方になって多少、雲があった。

スミナガシIMG_1543.JPG(写真:EOS-M5とM3     EF-M55-200mm    )

昨日の山仕事中、M5を脇にぶら下げていた。
ナタで下草を刈り払っているうちに、ボディ底蓋が開いたようで、バッテリーが落ちてしまった。
気付くのに遅れてしまい、作業を終えてから探してみたが、見つからなかった。
落としたと思われる範囲を熊手で掃いて、地面が見えるまでにしたが、それでもついに見つからず。
メーカー純正だと5000円はするから、痛い。
体長1センチの昆虫を探すより難しい探索になるとは思いも寄らなかった。
諦め切れずに今日はチョロの鼻面にバッテリーを押し当ててから、落とし物の現場に連れていったが、まあ予想通りで、
チョロは早く散歩に行きたくて行きたくて、まったく当てにならず。やはり訓練した犬でないとダメなようだ。


脱皮

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三股町 田上

昨年、12月16日には緑色だったクロヒカゲ幼虫(12月16日撮影、上写真)。

クロヒカゲ幼虫IMG_6342.JPG今日、久しぶりにササの葉をめくってみれば、脱皮を終えたあとだった(下写真)。
クロヒカゲ幼虫IMG_1147.JPGしかも、褐色に変じていた。終令になるとまた緑色に戻るのかな?

年末に掃除しながら機能性を見直し、少しレイアウトを変えた撮影スタジオ。

スタジオIMG_1084.JPG
スタジオIMG_1072.JPGGODOXのモノブロックストロボ2台も活躍してくれている。これほどコストパフォーマンスに優れた機材はそうそう無いかと思う。
ゴロンと横になれるスペースも空けておく必要があり、折り畳みマットも日干ししておいた。


スタジオの機材配置や撮影台の改良など、毎年、手を加えているが、それはまるで昆虫が脱皮を繰り返して成長する様子にも似ている。

冬の羽化は厳しい

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三股町 田上

11月に紹介した庭のツマグロヒョモン蛹
ずっと気に掛けて見ていたのだが、ここ数日、目を離しているうちに羽化していた。
羽化殻を見つけて、ああ、無事に羽化できたか、と思った。

IMG_1030.JPGところが羽化殻を撮影して、ひょいと地面を見れば、そこにメス成虫の死骸が横たわっていた。
翅はほぼ伸び切っている。羽化はしたものの、その後の寒さで死んでしまったようだ。

今月、17日に紹介した外壁でビバークしていた、タテハモドキ
そのあと今日まで同じ場所に落ち着いている。
気温は上がっても、微動だにしない。一方、庭で日光浴したりと活動する個体も別にいるから、個体差も大きいようだ。

タテハモドキIMG_1016.JPGそれにしても、こんないい加減な?場所でいいのだろうか。

虫の気持ちって、わかるわけないか。

(写真:EOS-80D EF8-15mm魚眼ズーム   ストロボ OLYMPUS マクロフラッシュSTF-8 改造アーム使用)