チョウの最近のブログ記事


オキナグサ

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近所のお庭にオキナグサを見に行った。なんといっても青い空が嬉しい。

期待通りいくつかの株が開花していた。

JX1182491.jpg庭のあちこちにオキナグサが生えており、気をつけないと小さな株などは踏んづけて

しまいそうだ。ここの庭の土壌がオキナグサにとって余程、適しているのだろうか。

庭の環境としては水はけが良く、しかも日当たりが良い、というのがよくわかる。


一昨年の4月、私はあるテレビ番組の仕事で阿蘇山の植物や風景のビデオ撮影をした。

そのとき南阿蘇の麓で初めてオキナグサを見たのだった。

そこでは腕章をつけた方が監視しており、監視の目がなければとどんどん盗掘されて

しまうとも聞いた。

オキナグサは各地で激減している。可憐な野草は皆こうして次々と姿を消し、

いつのまにか園芸界のスターになっていく。

南阿蘇の場所も広く知れ渡っており、私なども含めて訪れる人が多かった。

ともかくもオキナグサがかつては全国の畦道などに普通に生えていた時代が

ほんの少し時間を遡った頃まであった、ということが気になって仕方が無かった。

昔の人々はオキナグサをどのように見ていたのだろうか?

近所のお庭に腹ばいになって、恥ずかしそうに下を向いたオキナグサの花にカメラを

向けつつ、私はなんとも穏やかな気持ちになった。

JX1182452.jpg
 さて、先日うちの林でコマ打ちをしたホダ木。

乾燥するといけないので遮光シートを掛けておくことにした。

杉とか常緑の枝を掛けておけばいいのだが、生憎うちにはそれを供給できるだけの

常緑樹がない。仕方が無いのでホームセンターで黒い遮光シートを買い求めた。

シート掛けをしてから林の登り道を歩いていると、ミヤマセセリのメスが飛び回っていた。

W21114273.jpg他にも2匹のメスがいて、お互いになわばり争いをしているように見える。

林の中を低く忙しく飛び回りながら、ときどき地面に降りては日光浴をしていた。

スミレ類などの花にもときおり近づくが、吸蜜はしない。今は食欲よりももっと大事なことが

あるようだ。


庭のハクサイの花にはやけにハナアブ類の姿が多い。

不思議とミツバチ類はまったく来ていない。

アブが花から花へと舞う姿は、ミツバチの姿によく似ている。

とくに後ろ脚をダラリと伸ばしたシルエットはミツバチそっくりだ。

W21114554.jpg上の写真はミツバチの姿に似ているという説明にはふさわしくないアングルであり失敗。

これを真横から見ればミツバチに似ているのだが、今日はこれ以上撮影に費やす時間は

無い。

ベニシジミ

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オオイヌノフグリの花は夕方から翌朝まで閉じてしまう。

その萎んだ花を撮影してみた。

オオイヌノフグリの青い花絨毯はこれまでにもよく撮影してきたが、

萎んだ花にカメラを向けたことがなかったことに気付いた。

閉じた花を撮影してから2時間後。

花は一斉に開いていた。

花の一個一個は、良く見れば個性がある。

オオイヌノフグリ.jpgさて、庭のスイバをふと見下ろしてみたら、ベニシジミの幼虫がいた。

JX0379753.jpgベニシジミ幼虫の体色にも様々なタイプがあるが、写真のような綺麗なピンクのふちどりが

ある幼虫は久々に見た。スイバの葉っぱを縁からモリモリ食べている(画面右が頭)。

他のスイバを見て回ると食痕があった。少し古い食痕だ。

そのスイバの横にあった石を起こしてみれば落ち葉がぶら下がっていた。

JX0380472.jpgどうも怪しいのでこの落ち葉をめくってみれば、、、、、、、、、、、、、、、、、


JX0380491.jpgひょうたん型の蛹が包まれてあった。もちろんベニシジミの蛹である。

野外で蛹を見つけたのはこれで3回目だと思う。過去の2回は偶然に近いものだったが、

今回は食痕から検討をつけたので探索成功例と言えるだろう。


夕方の犬の散歩ついでに、ツクシを摘んでみた。

入れ物を用意していなかったので片手に持てるだけ目一杯摘んだ。

摘むほどに欲が出てくる。

ソンナモノノドコガイイノヨ?とばかり犬のチョロはツクシの臭いを何度も嗅いでいた。

春にはこのツクシの味わいをいただくのが楽しみの一つだ。

素朴だからこそ飽きないのかもしれないが、

春の空気を感じながら摘んでいるときの嬉しさ、

そしてうちに戻ってはかまをていねいに取るときの落ち着いた気分。

夕餉のささやかな一品にたどりつくまでの一時が、何ものにも変えがたい貴重な時間だ。



春がきた

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今日も暖かい一日だった。

モンシロチョウ、キチョウ、キタテハなどの舞う姿が目立った。

庭のアブラナ(セイヨウカラシナ?)の花にはイシガケチョウのメスが来ていた。

吸蜜に余念がないのか、近づいても逃げない。

IMG_10102.jpg成虫で越冬できるのはメスだけだろうか。春先に出会うイシガケチョウはいつもメスばかり。

遠目にはモンシロチョウにも見えるが、慣れれば飛び方でイシガケチョウとすぐわかる。

IMG_09783.jpgクヌギやコナラの芽吹きはまだまだ先だが、もう待ちきれない!とばかり、

チャミノガの幼虫が枝をかじっていた。

IMG_10431.jpg
今日の写真は全部、キャノンEOSキッスデジタルN+100ミリマクロ。

このところスタジオ撮影が忙しくなってきた。

カメラはキャノンEOSー5Dとオリンパスカメラ。撮影項目ごとにカメラが固定されるので、

野外持ち出しカメラに余裕がなくなってきた。

室内撮影と並行して写真の蔵出し作業、種名の確認作業など、デスクワークもピッチが

上がってきた。












ハイブリッド

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今朝は遅めに犬の散歩に出てみた。

散歩しているうちにピアノの調律の方がみえたようだ。

谷戸を歩いていると丘の上のわが家からピアノの音がかすかに流れてきた。

こんなところまで聞こえるのかlと驚いたが、そういえば「三味線の音色もするね」

と近所の方も言っていた。

兄弟げんかで罵倒し合う声も響くことさえある。ま、それほど静かな環境だと言えるだろう。

あるおばあちゃんの畑のニンジンで、

L11235102.jpgキアゲハ幼虫がモリモリと葉っぱを食べていた。

W21201991.jpg昨日は冬の宝探しなどと書いたが、キアゲハなどは晩秋のなごりとも言えるだろう。


うちの林は広さが約2200平米(650坪)あって、そのほとんどが南向きの斜面となって

いる。2年前の秋~冬にかけて、ここにびっしりと繁茂していたササを刈り取った。

刈り取った面積はまだ全体の半分くらいだろうか。

これから迎える冬には、残されたササ藪の刈り取り作業をするつもりでいる。

これまでの刈り取りは斜面上部から下りながら進めてきたが、これからは谷戸のほうから

上に向かって刈ることにした。その理由は刈り取ったササの運搬をできるだけやり易く

するためである。そのためには、斜面林を降りて道路に出る手前の空き地を整備する

必要がある。ここの空き地に刈り取ったササを集め、小まめに焼却していくのだ。

そこで今日は空き地の草刈りをしておいた。

空き地の奥には小さな池がある。

池はわが家の東にある沢の湧き水を堰き止めて出来ており、ここにはよくカワセミや

アオサギがやって来る。池はうちの敷地に接しているが、町有地らしい。

草刈を終えて休んでいると、カワセミの鳴き声がした。

カワセミが池にダイビングする様子が、30メートルほど離れた私の位置からもよく

見えた。獲物はかなり大きな魚だ。何度も枝に打ちつけてから止まり木を移動し、

さらに打ちつけを続けていた。最初の枝は細すぎて魚への衝撃が弱かったようだ。

飲み込むにも難儀しているのだろう。打ちつけ回数を数えてみると、

なんと百回を超えた。かなりでっかい魚を飲み込むのだから、消化力は凄まじい。

納豆をかき混ぜるのに百回だったか、できるだけしっかりかき混ぜるのが良い、とも

聞くし、いやバカ混ぜしてはいけない!と聞いた覚えもある。

カワセミの食事光景を見ていて、ふと納豆のおいしい食べ方はどっちだろう?と

思った。そこそこに混ぜればそれで美味しいとは思うのだが。

草刈り機のバッテリーが充電できなくなって、一年で電池がヘタってしまうのはおかしい

と思い、販売店で診てもらった。すると電池は正常のようで、どうやら問題があるとしたら

充電器かもしれない、ということがわかった。

それにしても電池がヘタってしまうとエンジンが始動できないというのでは

、万が一のときに困る。

と思っていたら、オプションで手動スタータの取り付けができるというので、さっそく

取り付けてもらった。私の使っている草刈り機のあとに出た新モデルでは、そのスタータ

が最初から組み込まれているということだ。

こういうことはよくある話だ。

オリンパスのE-P1にはビューファインダーが無いが、今月発売になった新型E-P2には

ビューファインダーが装着できるようになった。ただし、E-P1にはどうやっても

ビューファインダーはつかない。もともとそういう設計にはなっていないからだ。

ビューファインダーは欲しいが、しかしこれもファインダー装着時はストロボが使えない

という欠点がある。せめてシンクロターミナルでもつけてくれておればなあ、と望むところ。



さて、明日はこれまでに刈って積み上げてあるササを空き地で処分しなければならない。




紅葉

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わが家周辺の丘陵はほとんどが、スギの植林。

約2160㎡あるうちの林はクヌギを主体とした落葉広葉樹の林。

したがって、うちの林の紅葉は地味ではあるが遠目でもよくわかる。

L12732315.jpgホダ木用のクヌギ伐採は葉が色づいてからで、うちの場合来週あたりからがちょうど良い。

沖水川のめがね橋では、トウカエデがかなり色づいてきている。

L12832744.jpgここは小さな公園になっていて、数本のトウカエデやイロハモミジが植栽されている。

三股町では紅葉がまとまって見られる場所はほとんどない。自然林のほとんどは常緑

照葉樹林なのだから、それは仕方が無い。しかし、多くの人は秋のイメージをどうしても

紅葉に求めたがる。たしかに紅葉の風景は文句無しに綺麗だ。

私としてはしかし、とってつけたような風景に感じて違和感がある。公園を設計するなら、

できるだけ周辺の自然環境を取り入れた植生でうまく構成できないものかなあ、と思う。

見事な紅葉は乏しくても、そこそこの紅葉は本来あるはずなのだ。

町の様子がどこもかしこも、ミニ東京になり、そして公園の様子にも

どこか例えば京都の美しい紅葉を想像したがる、、、、

日常生活の中で、そういう画一的な発想から脱却するのはかなり難しいようだ。


( 写真上、中/ E-P1  14-54ミリズーム )


そういえばエノキの葉表のゴマダラチョウ幼虫だが、

まだ地上に降りようとはしない。

JX284717.jpg葉は完全に萎れているが、幼虫の吐いた糸でかろうじて繋ぎ止めてある。

ここのところ少し暖かくなっているから冬ごし態勢に入るのをためらっているようだ。

( 写真下/ E-620 50ミリマクロ )


タテハモドキ

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以前、13日に紹介したタテハモドキ。

東向きの家壁で休眠していたが、昨日の晴れ間に飛び出して行った。

JX2344924.jpg飛び立ってからしばらくは居間のガラス窓で日光浴をしていた。

写真は昨日、撮影したもの。

そのあと姿を消してしまったが、このタテハモドキは約3週間も家壁で休眠していた

ことになる。今後も気温の低い日には、どこかの物陰に潜んで過ごすのだろうが、

タテハモドキの越冬スタイルはどこか曖昧であるようだ。


さて、いつの日か炭焼きをしてみたいとずっと思っていた。

自分の敷地内に炭窯を拵えて、近所のクヌギ林から少しづつ樹をいただいては、

炭を作る。炭焼き爺になりたいのだ。

一昨日のこと伝統芸能保存会の忘年会があった。

その席上で、炭焼きを自己流でやっているという方とお話ができた。

なるほど炭窯一つ作るにも、なかなか奥が深いことが窺えた。

その方は以前、養蜂も盛んに行っていたそうだ。

今、私が住んでいる土地も、もともとはその方の所有地だったのだ。したがって、

昔の土地の様子など興味深い話もいろいろと聞けるのが有りがたい。

とりあえずはまず、その方の炭窯を見学に行くことにした。

といっても歩いて10分程度の御近所だ。

東京からいきなり引っ越してきて、地域の方々と打ち解ける機会はそもそも

無いに等しい。そのことをかなり気に掛けていたのだが、

伝統芸能保存会にお誘いいただき、そのメンバーとなることで少しずつ

いろいろな方達と接する時間ができつつある。これはとても嬉しいことだ。



紅茶の効用

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もう一週間も前になる。

出窓下の家壁にタテハモドキが潜りこんだのを目撃したのは。

東向きの出窓下にはすでにハラビロカマキリの卵のうが付いていた。

その卵のうを意識したかのように、タテハモドキは落ち着いた。

おそらくその日のねぐらになるのだろうと思って見ていた。

ところがその日から今日に至るまで、タテハモドキはまったく動いていない。

IMG_04122.jpgたいして寒いというほどでもないこの頃の天候だが、タテハモドキは軽い休眠状態

に入っているのだろう。

出窓の庇が窮屈で、通常のレンズでは撮影しづらい。そこで先端が細い

超深度レンズを使って撮影してみた。狭い空間では先細りのレンズが好都合だ。

ついでに庭や林を見回ってみれば、ヒメクダマキモドキのメスがイチョウの幹に

止まっていた。本種はまだ終令幼虫も同時に見られる。

間近で見てみると産卵管には卵が一個だけ着いていた(矢印 )。

IMG_0501.jpg1.jpg卵の端が産卵管の隙間に挟まっているのがわかる。産卵管は剣のような2枚の板が

合わさってできており、卵はその隙間を通って産み落とされる。

まず産卵管を植物の枝などに刺し込んでから、

卵は植物の組織内に産みこまれるので、通常、卵が観察者の目に触れることはない。

強い逆光を産卵管に当てて観察すれば、管の中を移動する卵のシルエットは確認できる。

こうして日に晒された本種の卵を見るのは、まあちょっと珍しいシーンと言えるだろうか。


今夜の夕食はチキンカレー。

午後4時半、仕事の区切りがついたので仕込みに取り掛かった。

玉ネギを炒めていると、ラジオから「カレーの仕上げに紅茶を少し加えると

まろやかになる」と聞こえてきた。紅茶で鮭茶漬けもうまいそうだ。

それでさっそく紅茶を作って、カレーの仕上げに入れてみた。

なるほど、たしかに紅茶のおかげでまろやかになった。

紅茶は脂肪分を分解して、サラリとした感触にしてくれるという。

すき焼きの煮込みすぎて濃くなったつゆには、紅茶を加えてから肉を足して煮ると

さっぱりとして食べやすいそうだ。

豚肉を紅茶で煮込むと柔らかくなるというし、和食などさまざまな料理に使えるそうだ。

脂肪が気になる方は、紅茶を活用するのがいいようだ。



クヌギ畑

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午前中は室内でずっと写真出しの作業。

今日はポジ写真だけを扱った。ポジ写真は整理していたものがいろんな仕事で

かき回され、その上、カビ対策で収納方法を全部替えたりしたものだから、

欲しい写真の所在がわかりにくいものが増えてきた。

この冬には大々的にポジ写真を整理し、必要ないと判じたものは潔く捨てることにした。

いや捨てる作業はこれまで何度も行ってきたが、まだまだ甘い。


さて、8月に切り倒してあったクヌギの一本を少し整理した。

ちょうど庭の真ん中にころがっていたのだが、よく見れば倒れていたあたりには

草むらに紛れてクヌギの実生が何本かあった。

そこで実生を傷つけないように草むしりをしてみたら、まるで並べて植えたような

配置で生えている。このままクヌギが育ってくれれば、観察をするにも

撮影するにもちょうどいい。順調に育っても高さは人の背丈くらいで止めておこう。

林ではなく、クヌギ畑を作りたい。そう桑畑みたいに。

倒木クヌギは何ヶ所かで切断を試みたが、三ヶ所を切ってギブアップした。

手鋸はよく切れるが四ヶ所目を切ろうとしたらにぎりから鋸歯がすっぽ抜けてしまった。

この修復には時間が掛かりそうだ。

庭や林で作業していたら、ちょうど咲き始めたツワブキの花を、アサギマダラが

ときどき訪れていた。

W20581521.jpg右前翅がV字型に大きく欠けている。どんな鳥に襲われたのだろうか?

それともなんらかの事故に遭ったのだろうか?

しかし、翅がこれだけ欠けていても正常に飛翔しているように見えた。

W20581462.jpg( 写真/ E-520  ZUIKO D 50-200ミリズーム )


写真データのバックアップに、HDDだけではなく、ブルーレイも使ってみてはいるが、

先日、ブルーレイBD-REの50GBディスクからデータを書き出そうとしたら、

たいへん時間が掛かってしまい、これでは仕事には向かないなあ、と感じた。

やはり転送時間が短いHDDが一番扱いやすいし、なんといっても安い。

ただ通常の外付けHDDだと場所をとるし、電源も個々に必要だから

数台のHDDの取り付け取り外しの作業はとても厄介だ。

この問題を解決したくて人に相談したり調べてみたら、内臓HDDを使う方法が

安上がりで場所もとらないことがわかった。起動しているときの安全性の問題もあるが、

経費は半減できるし、格納場所も半分以下になる。

今はそうした作業に取り掛かれる状態ではないが、少し落ち着いたらさっそくデータ整理

の見直しを実行しよう。


秋色

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私は秋という季節が好きなほうだが、反対にあまり好まない方も多いようだ。

それはともかく、『新開孝の昆虫写真工房』は今年の11月1日をもって、

6年目を迎えた。ホームページのリニューアルは滞ったままだが、

ブログ更新は途切れながらも6年間更新してきた。

11月1日というのは私の誕生日でもあるので、また歳をとったなあと溜息が出る。

JX033616.jpg午前中は仕事をしたが、午後からは家の冬支度などあれこれ忙しかった。

嫁さんがシイタケ栽培するというので、菌を打ち込むための穴あけドリルを買い求めた。

ホダ木の穴あけ専用ドリルがあって、それもいくつか径の種類がある。

ホームセンターからうちに電話をかけて、その径を確認してから8.5ミリのものを選んだ。

うちの近所には、ホダ木にちょうど良く育ったクヌギ林があちこちにあるが、

持ち主の方たちが高齢者であるせいか、伐採される光景をまだ見たことがない。

今月はその伐採シーンを撮影する予定で、その準備も進めている。


夕方になってうちの林の中を歩いていると、アカメガシワの葉うらに一匹の

アカギカメムシが静止していた。体色はすっかり黄色になっている。

枝をもって引き寄せようとしたら、ポロリと落ちてきた。

JX033628.jpg国内のカメムシとしては大型であり、腹側を見ればキンカメムシ科の名にふさわしく

緑金色に輝いている。

止まっていたアカメガシワは9月にアカギカメムシが大量に繁殖した場所でもある。

一旦はほぼ全部のアカギカメムシが飛び去ってしまったのだが、

今頃になってこうして居残っているのがむしろ不思議に思える。

家のすぐ横のエノキではゴマダラチョウの幼虫が歩いていた。

JX033674.jpg明日は、三股町立図書館で展示してある写真パネルの回収作業がある。


( 写真全て/ E-620 ZUIKO D 50ミリマクロ )





東京の虫

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今日は朝から雨。



さて、28日~30日まで滞在した東京では、

所沢市、下新井の雑木林(所沢聖地霊園の南側)と、

清瀬市、中里の雑木林、そして都心の新宿御苑を歩いてみた。

新宿御苑は初めてだったが、他の2箇所はかつて私がメインフィールドとしていた場所。

昨日も紹介したが、新宿御苑と下新井ではアカスジキンカメムシ幼虫を見つけた。

JX0135141.jpg
(写真/ E-620 ZUIKO D 35ミリマクロ+1.4倍テレコン )

アカスジキンカメムシは終令(5令)幼虫であり、やがて落ち葉の下に潜り込んで冬ごしする。

この幼虫は薄暗い森のなかだと、白黒模様に見える。それが鳥の糞に擬態している姿、

とも言われるが、むしろくっきりとした白黒模様はやたらと目立つ。

光がたっぷり当たれば、黒に見えていた部分は、

ほんとうは微妙な金属光沢を帯びた複雑な色彩であることがわかる。

こうしてクローズアップしてみれば、幼虫も成虫に劣らぬたいへん綺麗な姿をしている。

私は彼らを「森の宝石」とでも呼んでみたいのだが、世間のカメムシに対するイメージは悪く

「ええ!カメムシのどこが宝石!?」と、絶叫すら聞こえてきそうだ。


所沢市、下新井の雑木林ではコナラの枝でオオミドリシジミの越冬卵が見つかった。

L10126003.jpg
( 写真/ E-P1  ZUIKOマクロ20ミリ オートベローズ、トリミングあり )

ほぼ目線の高さ、太い幹から伸びた細枝の又に、卵はちょこんと産み付けられていた。

卵の直径は1ミリ足らず。

最初に目をつけた枝で見つかったからラッキーだったが、

近年、オオミドリシジミの数は減少しているように感じている。

オオミドリシジミの九州における分布は北に偏っており、しかも産地であっても個体数は

本州ほど多くはないそうだ。


アカスジキンカメムシ幼虫の背中には臭腺が開口している。

体に刺激を加えるとその開口部から臭いを放つが、ときに液体も溢れ出てくる。

その写真は以前撮影しておいたのだが、どうしても見つからない。

そこで新規に撮影しようというわけだ。

臭腺から出る液体はときとして勢いよく噴出し、これが目に入ることもある。

私も一度だけその経験があるが、痛くてしばらく目を開けることができなかった。

なんてことを書くと、ああやっぱりカメムシって、好きになれるどころか

忌まわしい虫!などという印象を強めるかもしれない。

しかし、私はそういう経験をしたからといって、「この野郎!!」などと

カメムシを罵ったりはしない。

それは、ごく当たり前に生じる事故でしかないからだ。

自然の中ではいろんな事故があり得る。

大騒ぎする前に、どんな事故がありうるのか、

それをできるだけ多く認識しておくことが、大事なことだと思う。