トンボの最近のブログ記事


蒸し暑い、そんな一日だった。

うちの林ではアブラゼミが断続的に鳴いていたくらいだ。

ツクツクボウシも鳴かなくなったのに、アブラゼミとは。

コウモリガ蛹の観察をしつこく続ける。

うちの林は時間があればできるだけ毎日、歩くようにしている。

斜面林だから庭続きと言えどサンダル履きというわけにもいかない。ちゃんと靴をはく。

足元からクロコノマチョウが転がるようにして現れた。遠くに飛び去ることができない。

ぼろぼろクロコノマ.JPG派手にやられたものだ。ほとんど飛翔できないようだ。

うちの林で目撃するのは2度目くらいだと思うが、オオアオイトトンボのメスがいた。

オオアオイトトンボ.JPGバッタの多い沖水川の土手に出掛けてみた。

セイタカアワダチソウ.jpgセイタカアワダチソウの群落に違和感を覚える世代とそうでない世代のギャップもあるだろ

無数のトノサマバッタが飛び跳ねていく。どの個体もまだ成虫になって日が浅い。

ショウリョウバッタ はまだオスの姿も多い。

褐色型のメスが路上で死んでいた。

ショウリョウバッタ死骸.jpg何者かに襲われたようだが、タヌキか犬あたりだろうか?

うちのチョロならこんな勿体無いことせずに、全部丸ごと食ってしまうのだが。

襲ってみたものの、あんまり美味くないワ!とばかり捨てられたのだろうか?

褐色型のショウリョウバッタはあまり多くないので、勿体無いとは私も思ったのである。

このあと草むらで3匹のマメハンミョウを見かけた。

久しぶりにマメハンミョウを見たが、おそらくどこか近くに

もっと規模の大きな集団があるのだろう。

バッタが多い環境だけに、マメハンミョウもいて当然のことかもしれない。

土手で1時間半ほど観察してから、鹿児島空港へと向かった。

三股町からだと約1時間半ほど。初めてETCのゲートをくぐるときは、

ちょっと緊張した。



京都、散策

| | トラックバック(0)
大阪伊丹空港から乗車したバスの車中、ウトウトしているうちにJR京都駅に着いた。

駅前のホテルに荷物を預けて「京都国立博物館」へ。

下調べもせずに出掛けたのがいけなかった。

博物館は2年間に及ぶ改築工事中で休館だった。

そこで「智積院」へ行ってみた。長谷川等伯・久蔵の障壁画がある宝物館の前で

オニヤンマ のオスがじっと静止していた。

智積院のオニヤンマ.jpg智積院の中をゆったり見て回ったあと、「三十三間堂」へ。

さすがにこちらでは観光客が多い。仏像をゆっくり観たいが人垣がすぐにできてしまう。

仏像を見終えて外の遊歩道を歩いていると、カボスにハラビロカマキリがいた。

三十三間堂のハラビロカマキリ.jpg次は、「河井寛次郎記念館」へ。

狭い路地に入ってしばらく歩くと、昭和初期の古風な民家があった。

こじんまりとした中庭のミカンの木にはアゲハの卵と幼虫がいっぱいついていた。

この家は寛次郎が日本各地の民家を参考に独自の構想のもとに設計したものとあって、

たいへん素晴らしい。

「河井寛次郎記念館」から京都駅まで歩いたら30分以上掛かった。

ビッグカメラ前の「キャンパスプラザ京都」の場所を確認。

明日はここの会場で午後から講演の仕事がある。

今日はともかくよく歩いた。


池のトンボ

| | トラックバック(0)
先日、新車の見積もり額を見て驚愕、やっぱり新車は勿体無いと思った。

そこで中古車をネットで探してみたら、ちょうど手頃な車種が見つかった。

走行距離1万キロで、外装も内装も新車並みに綺麗。

ETC、ドアバイザーなど別途装着しても予算内に納まる。

車屋の印象もよく、整備工場などメンテナンス面でも安心できそうだ。

うちから近いというのもいい。意外とあっさり決めてしまった。

室内撮影を終えたあと印鑑証明書を取りに役場まで出向いた。

時間も中途半端だったので、役場から3分で行ける池に立ち寄ってみた。

樺山の池0906.JPG先日は曇っていたのでトンボの数は少なかったが、今日はカンカン照りの中、

ギンヤンマ、チョウトンボ、タイワンウチワヤンマなどたくさん舞っていた。

タイワンウチワヤンマ06.JPGアメンボがたくさん群れていた。枯れ葉になぜ群れるのだろうか?と最初は勘違いしたが

オオカマキリの死骸に群がっていたのだ。

オオカマキリとアメンボ.JPGオオカマキリはピクリともしない。水辺で死んだということは、ハリガネムシに寄生されて

いた可能性が高い。


今乗っている車の車検証を見ていた車屋の方が、

「あれ!この車の車検は来年の11月までですよ。」

「え!?来年!、、、、いやもういいんです。セルモーターも調子悪いし、

この車はもう潮時ですから、、、」。






チョウトンボ を撮影したくなって、近くの池に行ってみた。

ギンヤンマ、タイワンウチワヤンマ、オオヤマトンボ、ショウジョウトンボ、コシアキトンボ、

私でも知っているトンボがたくさん舞っていた。

チョウトンボの池.JPG三股町内にあるこの池まで、うちから10分も掛からないが今まで一度も覗いたことがない。

いつも通りすがりに気になっていたが、車を止めるタイミングからはずれてしまう。

そう、車で移動する弊害がここにある。あ、ここで止めてみようと思うタイミングが

ここではちょっと外れてしまうのは、後続車がけっこう速度を上げる場所でもあり、

車を寄せるのも危なっかしいからだった。(やはり自転車かバイクだなあ、と思う。)

でも今日は違った。あ、ここで見ておく必要がある!と強く感じたからだ。

路側帯に車を止めて、丘の上にある池まで登ってみれば、イイ感じ!の池だった。

よくよく辺りを眺めてみれば、池のすぐ傍に車を止めるわずかなスペースを見つけた。

そこへ車を移動して池の周りの土手を歩いてみた。

すると足元から ニラ の香りがプンプンする。

なるほどニラの花があちこちに咲いていた。

ニラの花.JPG池のほとりにはコマツナギの花が。

コマツナギ.JPGコマツナギは大好きな花で、高校生のころ自宅の庭に移植したことがあり、

そこでコミスジやキチョウが育ったのは嬉しかった。コマツナギの花を眺めているだけでも

私は幸せになれた。あのころの自分が懐かしい。

タイワンウチワヤンマ.JPGタイワンウチワヤンマ(上写真)は、なわばり争いで忙しそうだった。

今日の午前中は子供の通う梶山小学校で、俵踊りの稽古。

といっても、私は指導する立場。

しかし私はまだ細かい振りを全部は覚えておらず今日は自分自身の練習の場でもあった。












来月、沖永良部島に行く予定の息子(小6)を皮膚科の病院に連れていった。

診断の結果は汗疹だったが、夜になると痒くて目がさめるので、

念のため医者の診断を受けておいた。しかし、土曜日とあって病院は大混雑。

1時間以上待たされて疲れた。

午後からは渓流へ。今日もミヤマカワトンボの産卵は見られず。

ぼろぼろミヤマカワトンボ.JPG脚を3本失い、後ろ翅も半分以上欠けてボロボロのメスもいた(上写真)。

翅がボロボロになっても脚さえしっかりしていれば産卵は可能だろうが、

脚をここまで失うとかなり厳しいのではないかと思う。浮力に逆らって水中に入っていくには

脚力をかなり必要とするだろう。

ともかくミヤマカワトンボ産卵のタイミングとどうもうまく合わない。

こういうときは焦らず、観察に徹するしかない。そこそこメスはいることだし、

あちらこちらと走り回る時間もないのでじっくり粘るしかないだろう。

ウェダーを脱いで濡れたズボンを乾かしながら草地をしばらく歩いてみた。

赤いショウリョウバッタ幼虫.JPGクズの葉にとまっていたショウリョウバッタ幼虫。これほど赤味を帯びた体色は初めて。

この幼虫が脱皮したら次はどんな色になるだろう。

気になるので持ち帰って飼育してみることにしたが、体色には回りの環境も影響するので

はないだろうか。


ミヤマカワトンボの観察は午前中から始めた。

ウェダーを履いているので蒸れて暑いことこの上無し。

ミヤマカワトンボ雄ぐるーみんぐ.JPGミヤマカワトンボたちも大きなコナラの日陰の下で休んでいることがほとんどだ

(写真上はオス)。

メス3匹が狭い範囲に留まっている。今日も潜水産卵はしないようだ。

お腹は成熟卵ではちきれそうになっているのだが(写真下はメス)。

ミヤマクァトンボめす翅開く.JPG家に戻る途中、気になる場所があったので、50メートルほど車をバックさせた。

車の窓は全開にしていたせいで、いつのまにやらキアゲハのメスが紛れ込んでいた。

キアゲハ紛れ込む.JPG羽化直後の新鮮な個体だが、私が近寄ると翅を全開にして威嚇をしているようだ。

このキアゲハ、K子さんのニンジン畑で育ったやつかもしれないなあ。






梅雨明け

| | トラックバック(0)
宮崎県は今日にも梅雨明けしたそうだ。

昨日から猛暑が続く。

ミヤマカワトンボの潜水産卵 をねらって渓流に行ってみたが、産卵も配偶行動も

まったく見られなかった。カワトンボの交尾を見ただけ。

水中散歩1.jpg主役がいない画像は寂しい。

水中散歩2.jpg久しぶりにサワガニ漁のお爺ちゃんに会った。

「サワガニはどこに出荷するのですか?」

の質問には、大阪の料亭で買い上げてくれる、という返事だった。

サワガニ漁は、都城市周辺だけでも30人はいる、と聞いてびっくり。

それぞれ漁場のなわばりが決まってはいるそうだが、うっかりしていると自分のなわばりを

侵されることもあるそうだ。どれくらい収入があるのか聞いてみたかったが、

聞く側の自分の方こそ、じつに怪しい。

「何を撮影しているの?」「へえ~!?トンボの写真」「写真はどうするの?」

逆に質問されて「本、作ってます。児童書が多いですけど」の答えにどれだけ納得できたか。

ええ!!写真で仕事!?嘘だろ、そう、お爺さんの顔には描いていた。

渓流だけど、ハッチョウトンボがやって来た。

ハッチョウトンボ渓流にて.jpgすぐ近くに発生地があるのだが、こうして少しづつ分布を広げていくのだろう。

水分補給せずに2時間、炎天下で撮影していたら、やはり頭がおかしくなった。



川の虫

| | トラックバック(0)
三箇所ほど川の様子を見て回ったが、雨のためかなり水量が増えていた。

それでも最後の川は川虫の撮影にはちょうど良いと思えた。

ただし、ここに日が射し込んでいるのは午後2時半まで。

細目川砂防堰.JPG日が当たっているうちに撮影したミヤマカワトンボ

オスどうしがなわばりをめぐって激しい追飛行を繰り返していた。

ミヤマカワトンボなわばり.jpg
帰り際に川辺のコアカソの葉をめくってみれば、ゲンジボタルのオスが休んでいた。

ゲンジボタル昼下がり.JPGこれはもしかしたら!? と、夜になってから出直すことにした。

谷間の細い道を下る途中で、路面からカラスアゲハが舞い上がった。

カラスアゲハ夏型吸水.JPGさて、午後8時半にふたたび谷奥に入ってみれば、

ゲンジボタルの大乱舞。

これほどの乱舞を見たのは何年ぶりだろうか。

しかも車で10分程度の場所である。



昆虫観察会の下見

| | トラックバック(0)
今年度開催予定の観察会は今のところ全部で9回予定されている。

その中でも町中の身近な環境ということで、今日は都城市内の島津邸へ下見に

行ってみた。ここの敷地内には池があって前に聞いていた話しによれば

ビオトープとして保全するということであった。

敷地内の庭は綺麗過ぎるくらいに整備された日本庭園で、

とても観察場所というわけにはいかないが、池は広くて期待して良さそうだ。

島津邸の池.jpg実際、池の周りを歩いてみればアメンボの数はたいへん多く、そしてセスジイトトンボ

これもやたらと多い。交尾カップルや産卵しているものもたくさん見られた。

セスジイトトンボ交尾.jpgカワセミの親子も来ていた。

池には網を入れてみると面白いかもしれない、そう思っていたのだが、、、、、、、。

ここの管理をなさっている方から聞いた今日の話では、

近々、池の水を浄化しそして池底の泥もさらってしまうということだ。

え!?浄化するとはどういうこと?とびっくりしたのだが、

そして何とその目的は!鯉を池に放し泳がすそうだ。

薄々予想はしていたのだが、この島津邸は町のど真ん中にあり周囲は住宅街。

池があるとヤブ蚊が発生するので困るという苦情が来るらしい。

ではビオトープ構想はどうなったかと言えば、それは前の担当者の考えであり、

今の担当者は、そういう自然観察という概念は島津邸という歴史遺産の施設には

まったく相反するという考え方をとっているようだ。これもなるほど、と思ったしだい。

というようなわけで、島津邸の池はもうすぐ鯉が泳ぐだけの生簀になってしまう運命だ。

それでは観察会どころではない、ということで別の場所を探すことになってしまった。


前々から感じていることだが、都城市という所は自然観察なり

自然の四季の移ろいを気軽に楽しめるような公園、あるいは緑地環境が

きわめて貧弱である。緑地公園というのはいづれも人工的に整備された植栽地ばかりで、

それは園芸趣味が主体。それと神社の鎮守の森がほとんど残されていない。

それは何故なのか?不思議なのだが、不思議といえば

私の住んでいる三股町もほとんど同じ。


それでも子供たちに昆虫観察会を通して、自然体験の機会を与えたいという

NPO法人の方々の熱心な活動もあり、私はその方々の期待にできるだけお応えしたい

と思っている。観察会には子供だけでなく父兄の方も参加できるので、

少しでも多くの方に自然への関心を抱いて欲しいと願う。

昆虫を観察したり、愛でるのは、子供のときだけ、などという固い考え方の大人が

多すぎる。


さて以前にもお知らせした SAVE JAPAN PHOTO CARDS PROJECT 。

ポストカード見本のサイトはこちらです。

私も参加していますので、よろしくお願いします。




中津市のホテルを出たのは午前5時45分。

ベッコウトンボの生息する池に行く前にムカシヤンマの羽化が見られるという谷に

案内してもらった。天候は晴れて気温も高い。夏日だ。

ムカシヤンマの生息環境というものを教えてもらう。

例年ならすでに羽化シーズンのはずだが、今年はかなり出遅れているようだ。

羽化する個体も抜け殻も見つからなかった。

ムカシヤンマはかなり異色のトンボ。宮崎でも生息地を探しておきたくなった。

午後からベッコウトンボの撮影。フタスジサナエ、サラサヤンマ、ヨツボシトンボなども。

ベッコウフィッシュアイ.JPG昨日のベッコウトンボはどの個体もかなり神経質で、なかなか寄れなかったが、

今日は時間帯のこともあってか、しばらく粘っていると同じ場所でおとなしくなった。

さっそくオリンパスE-PL2にM.14-42ミリ+フィッシュアイコンバーターを付けて

広角撮影をしてみた。

この組み合わせだと片手でカメラだけを被写体に寄せることができる。

画質もじゅうぶん良くて、このコンバーターのおかげで機材の軽量化もできる。

ベッコウトンボが食事をしていた。獲物は羽アリ。

ベッコウ食事.jpg上の写真はE-PL1にM.40-150ズームレンズの組み合わせ。

今回のトンボ撮影はこのレンズを多く使用。35ミリ判換算で300ミリ相当というのは

ちょうど扱いやすい。

中津市の山裾にはため池が多く、しかもその池は遠浅で水生植物も繁茂している。

こういう環境のなかでトンボの種類も数も多いのだろう。池を覗き込んでみると、

他の水生昆虫も豊かである。

今日はトンボの撮影三昧。トンボに疎い私としては学ぶことがたいへん多かった。

午後4時45分頃、中津市から甘木市へ移動。

1時間半ほどで甘木ICに着いた。

明日はいよいよ古処山に登る予定。