今朝のオニヤンマ

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午前7時半。 犬の散歩から戻ってきた嫁さんが、

「黒と黄色の縞模様の大きなトンボがいたけど、オニヤンマでしょ?

ヤゴの殻にぶら下がっていたよ」と教えてくれた。

「翅は広げてたから、もう今頃は飛んでしまったかもよ」

場所を聞いてともかく駆けつけてみた。 なるほど、言われた場所のあぜ道沿いの

ヒメジョオンに大きな羽化殻だけがあった。やはり遅かったか。

しかしきっとまだ他に羽化個体がいるのでは、と

あぜ道を辿っていけば、、、、、いた!

オニヤンマIMG_2920.jpg
午前中、庭に出て仕事をしていたら、大きなトラックが家の前で停まった。

ごっつい体格の職人風の方が、笑顔で挨拶してきた。

「いいもの、持ってきたんですよ。ご主人、是非見てくださいよ。きっと気に入ると

思いますよ」何事かとトラックの荷台を覗けば、石のテーブルセットだった。

おそろしく分厚い石の天板は奇麗に研磨されて、大理石みたいに輝いている。

ああ、我が家には場違いだな〜、と思いつつ、熱心な売り込みに耳を傾けていた。

群馬県、藤岡市の業者の方で、ときおり九州にも商売で来ているそうだ。

今しがた、都城市の顧客に納品してきたばかりらしい。関東からだと運賃だけでも

かなりになるだろう。椅子ひとつでも抱えて動かすのは不可能で、重機が必要だ。

そもそもこのでっかいテーブルセットを庭に置いたら、それこそ地盤沈下おこすのは

間違いない。そういう土質なのだ。

高級石のテーブルセットに感心しつつ、丁重にお断りした。

屋外に石のテーブルが欲しいとは思っているが、もっと庭に馴染む、小さくて

そしてほとんどタダ同然の石テーブルがあればいいのだが。 



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