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卵を見つけてからちょうど一週間目の今日、イボタガの卵がふ化した。
イボタガふ化IMG_4076.JPG
7本の長い突起もあるけど、小さな卵のなかにどうやって納まっていたの?

ふ化幼虫を撮影しつつ、庭を覗いてみれば、イボタガの成虫がいた。しかもピカピカの綺麗な姿。


イボタガIMG_8820.JPG

来週から開催予定の写真展の準備をしていると、庭でツマキチョウが行ったり来たりしていた。
そのうちもう一頭も加わって、乱舞状態。そこにモンシロチョウも混じったりと賑やかだった。
作業をしつつ部屋の中から眺めるだけだったが。

夜はケビン・コスナーの西部開拓ドラマ「ダンス・ウィズ・ウルフズ」を観た。3時間の映画はさすがに見応えあった。


イボタノキ

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午前中は、ある団体さんの自然観察を行うフィールドの下見を行った。

イボタノキの実生が多数、生えているのでこれは!?と思った。

すると予想通り、イボタガの卵が次々と見つかった


イボタガ卵IMG_3944.JPGここは都城市のとある場所。うちの近辺ではイボタノキが全く見つかっていないので、その多さに驚いた。


帰宅して庭のスイカズラを覗いてみれば、イチモンジチョウ幼虫がクチブトカメムシ2頭に吸血されていた。

クチブトカメムシIMG_3976.JPG1時間後に再び覗いてみれば、クチブトカメムシが交尾していた。仲良く吸血していたのは、そういうことだったのか? メスは交尾しながらもまだしぶとく吸血していた。




春の筆、ふたたび

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先週、21日に紹介したマムシグサも少し成長したが、葉の展開はもう少し先になる。

春の筆その2IMG_7150.JPG
しかし、この辺り一面に次々と角が突き出し始めて賑やかになった。

外灯に飛来していたのは、春の蛾〜アトジロエダシャク♂

羽化直後なのか、擦り傷一つない
綺麗な翅

アトジロエダシャク♂IMG_7141.JPG

今日は北風強く、冬に逆戻りしたかのような寒さ。
おまけに上京している間に風邪をひいてしまったようだ。
昼過ぎから深い咳と倦怠感に見舞われる。咳は一昨日から始まったが、段々とキツくなってきた。



イボタガの目玉模様IMG_3570.JPG
昆虫写真家の仕事を始めて、20数年。宮崎に移転して11年を経た。

フィルム写真時代からデジタル写真への以降は予想以上に速く進行した。

今の時代、フィルム写真を知らない世代のカメラマンのほうが多いのかもしれない。

駆け出し直後は動画の仕事に活路を見いだそうとした時期もあったが、私は本作りの仕事に生き甲斐を感じて、軌道修正をした。
そんな自分の迷いを恥じたこともある。
紙の本を、私はこれからもずっと大事にしたい。

しかし、時代は流れて行く。やがて、印刷なんて言葉も昔語りになるときが来るのだろう。

写真がデジタルになって、自分のような立場の仕事はやがて無くなる、と感じていたが、それは現実となってきた。

私の今後は、あと5年くらいが限界だと思っている。
その5年間で精一杯、悔いの無い仕事を成し遂げたい。





イボタガ

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三股町 田上

午後6時、三日ぶりに犬の散歩。
散歩から戻ってみると、仕事部屋の外灯にイボタガの♂が来ていた。
おそらく昨夜飛来しての居残りだろう。


翅は少し擦れている。

イボタガIMG_7117.JPG午前中、打ち合わせをしたあと、東京から宮崎に戻った。飛行機の不具合からか、搭乗時刻ギリギリになって機体を替えることになり、出発が40分遅れになった。




渋谷の青山通りに「志賀昆虫普及社」があったのはもうだいぶ昔のことだが、
東京に住んでいた頃には、何度か行ったことがある。

自分にとっては高価でなかなか手が出なかったのが、「携帯展翅板」。それでも仕事上、展翅標本を作ることもあって、ある日、思い切って購入した。私の場合、これを出先に持ち歩くのではなく、自宅で使うためだった。乾燥中のゴキブリ対策だから、適当な段ボール箱でも良かったとは思うが、スマートにきっちり展翅板が納まるのが欲しかった。
展翅板を大中小と選ぶのに、店の奥さんに相談して手伝ってもらった。いろいろ組み合わせを試行錯誤してみて、ピッタリと納まったときには、二人で歓声を上げた。

携帯展翅板_Z5A9303.JPG全部で6本の展翅板がきっちりと納まっている。いづれも傾斜式でちょっと値が張る。お値段は2万円程度したと思うが、細かい金額は忘れた。

買ったはいいものの、標本を作ることは滅多になく、この携帯展翅板の中が乾燥標本で全て埋まったことは一度も無い。
今、写真の一頭だけ展翅中の標本は、宮崎県美郷町産のオカモトトゲエダシャク♀。先月、ある方から生きたまま譲り受けたのだが、容器のなかで産卵していた。
オカモト_Z5A8587.JPG最初、成虫の写真画像を拝見し、「もしやクワトゲエダシャクでは!!」と期待したのだが、いざ展翅してみれば、オカモトトゲエダシャクと判明した。それでも♀はなかなかお目にかかれないし、私も初めて見た。

卵が有精卵であることを願っている。




鱗粉

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先日、庭に飛来したトビモンオオエダシャク。
ウンと近寄って拡大撮影をしてみた。

トビモンオオエダシャク翅IMG_3458.JPG昨日は、宮崎市の「大淀川学習館」で講演をしたのだが、講演を終えてから、トビモンオオエダシャクの写真プリントを披露した。上の写真を見たある小学生の子が、「あ、鱗粉ですか」。これには驚いた。その子はまだ低学年だと思う。
会場には昆虫好きの子供たちが前に陣取っていた。

この子達が将来、大人になってもずっと虫や自然に興味を抱いてくれることを願いたい。


ウメにチャミノガ

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三股町 田上

チャミノガIMG_7267.JPGちゃんと生きているのか確認してみたいが、ミノムシのついている枝はうんと見上げた位置にある。レンズは望遠ズームの300ミリで撮影している。
チャミノガはこうして、目にする機会が多いが、オオミノガの蓑は滅多にお目にかかれなくなった。

田んぼの畦道にある土管には、スズバチの「しわざ」泥巣がついていた。

泥巣IMG_7263.JPG少しでも雨避けになる場所を選んでいるところに、スズバチへの共感を勝手に抱きたくなる。
自然界ではなかなか得難い場所なんだよね。こんないい場所、見逃すはずもないか。





ミノムシ

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今朝も外気温は、零下6℃以下。

昆虫の冬越しスタイルのなかでも、目につくのがミノムシだろう。
ミノムシも国内には50種以上記録されており、識別は難しい。
それでも、チャミノガの蓑は特徴があるので、すぐに憶えられる。
枝に水平に、そしてちょいとお尻を持ち上げているのが、チャミノガ。

チャミノガIMG_2280.JPG蓑の材は、細枝を使うことが多い。

一方、地衣類やコケを食べる、ヒモミノガもよく目にする。東京の清瀬では一度も見た事が無かったが、九州に来てみれば、どこに行ってもいる。

ヒモミノガIMG_2282.JPG公園の植木の支柱にこびりついた藻類?を同心円状に食べていた、2頭のヒモミノガ。白っぽい筒状。
ヒモミノガ、といっても正確には数種いるようだ。

ヤツデの葉裏では、アオモンツノカメムシの卵塊が5つに増えていた。
1卵塊あたりの卵数は、25、17、23、13、8、とバラバラ。

アオモンツノカメムシIMG_2263.JPG8個というのは少なく、産卵途中でアクシデントに見舞われて中断したか、最後の力を振り絞っての結果かは、判然としない。


生きていたよ!蛹

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昨日、採集したウスタビガの繭。

一個だけ、揺するとコトコトと音がして重みもあった。
気になるので、繭に窓を開けて、中の蛹の様子を見てみた。

ウスタビガ701A7929.JPG蛹は体をくねらせ、動く。 生きていたのである。

触角の形状から、メスの蛹だとわかる。 腹節間膜が伸びて、うっすら成虫の体色も透けて見える。
もうじき、羽化するようだ。

2007年、12月12日に羽化したメスを見ている(都城市 関尾ノ滝)し、12月に入ってからの羽化の記録は散見される※。しかし、12月後半になってからの羽化は、かなり遅いほうだとは思う。
※例えば2003年12月4日、長野県木曽福島で羽化直後のメスを撮影している。

羽化済みの空き繭の上部、羽化口をよく見ると、羽化したときに擦れて残った成虫の体毛が見つかる。

ウスタビガIMG_0981.JPG
「機材のお話」

本日、OLYMPUSのマクロフラッシュ、STF-8が届いたので、さっそく使ってみた。
カメラはEOS-M5にレンズはMP-E65mm という組み合わせ。

発光モードは当然、マニュアルしか使えないが、問題なく発光して使える。
STF-8の操作は、電源ボタンと回転ダイヤル2個があるだけで、とてもシンプルに行える。
左ダイヤルが、光量調節で、右ダイヤルが左右発光部の光量比の調節。

とにかく、ストロボ本体が小さいので助かる。これまで使ってきたCanonのツインマクロストロボMT-24EXがデカ過ぎたのだ。しかも、細かな操作はボタン押しが煩雑で、迅速性に欠けていた。

STF-8の付属発光部リングをMP-E65mmのレンズ先端に取り付けるには、58mm→62mmのステップアップリングが別途必要。

STF-8の取扱説明書には「オリンパス製以外のカメラで撮影する」という項目もあるので、
本機は別メーカーのカメラでの使用も視野に入れて?開発されたのかと思いたくなる。

もっとも、STF-8のフルスペックを活用するにはOLYMPUSのカメラで使うしかなく、細かい操作はカメラボディ側から行う設計になっている。