アブ・ハエの最近のブログ記事


今朝の延岡市は快晴。

ベニツチカメムシの観察場所では幼虫のでっかい群れができていた。


まずは昨日の午前中、雨の中で撮影した集団。小さなコブ程度だ。

雨中のベニツチ幼虫群.JPGところが今朝の段階では、この立ち枯れ幹全部が幼虫で埋め尽くされていた。

日本一の「ベニツチタワー」かもしれない。

ベニツチ幼虫群特大.JPGじつは今朝、この場所を通りかかった紳士お二人から声を掛けられ、少しお話をした。

これまでにも何人かの方から声を掛けられたが、二言三言で終わっていた。

お話の内容はちょっと興味深いものであったが、今日は夜間撮影をして戻ってみたら

その内容を打った文章が保存されておらず、書き直すのも面倒になったので

またの機会としたい。ちなみに同じ場所で声を掛けてくれた方は皆、男性であり、

女性はどの方も挨拶だけだった。

さて、延岡市での観察、撮影を終えてうちに戻る途中、今夜の夜間撮影の下見。

2年前にもあったが、また今年も誰かがクヌギやニレにナタで大きな傷をつけていた。

クワガタを捕るためにやたらと樹を傷つけるのは、止めて欲しいものだ。

少しくらいなら愛嬌だが、どの樹にも手加減がない。道路から見えないよう

反対側につけてある。手段選ばずのクワガタ採集は、もはや昆虫採集ではない。

と、ここに書いても愚痴にしかならず、当の本人にこの言葉が届かないのでは意味が無い。

下見のとき、目の前のクヌギにトワダオオカ が飛んできた。

IMG_2340.JPG雨が降らない限り毎晩、夜間撮影に出掛ける予定。

台風が接近しているようで、来週はそれが気に掛かる。







今朝は少し手の込んだ室内撮影を午前中に行った。準備日も含めて二日掛かった。

作業の内容からすればアシスタントがいると効率が良いだろうが、

独りでやるのが好きなほうだ。それに私と呼吸が合うアシスタントを探す、あるいは

養成する手間隙を考えたら、やはり独りの方が楽であろうかと思う。

さて、午後からハッチョウトンボの生息地に行ってみた。もう出ている頃だろう。

現地に着いて歩き始めてすぐに、タカサゴキララマダニの姿が目に入った。

遠目にはカメムシの幼虫のようにも見えた。ともかく大きい。

タカサゴキララマダニ1.JPG脚を縮めてじっとしているので、そっと息を吹きかけてみたらモゾモゾと脚を広げる。

タカサゴキララマダニ2.JPG写真の個体はオス。本種はマダニの中では最大種であり、人も吸血される。

さて、ハッチョウトンボは少なからず発生していた。どの個体もまだ未熟で、写真のオスは

中でももっとも成熟した個体と思う。

ハッチョウトンボオス.JPGハッチョウトンボのあの小さな姿を写真で表現するのはたいへん難しい。

実物を見なければ話にならない、それがハッチョウトンボの魅力でもあるだろう。

ハッチョウトンボを一通り見て回ってから、ふと目に入ったのがアリスアブのメスであった。

アリスアブ♀.JPG雌雄の判別は頭部を見ればわかる。触覚のあたりで複眼が大きく離れているのがメス。

オスでは複眼が触角部分で接近している。アリスアブには体毛が銀色タイプと

金色タイプの2型があって、この写真のメスは銀色タイプだ。金色タイプのものは

キンアリスアブとよく間違われることがある。

他にもアリスアブがいないか探していたら、オスや金色タイプのメスも見つかった。

そしてスイカズラの葉っぱでは、ニセリンゴカミキリが後食している姿があった。

ニセリンゴカミキリ後食.JPG今日は終日、雨が降り続けた。止んだかなと思っても霧雨。完璧に止むことは無かった。




クヌギ

| | トラックバック(0)
先日、植木市で買ったクヌギの苗木を敷地内のあちこちに植えている。

まだ数本残っているが、植える場所には注意が必要だ。

特に西側で、こちらの方角には畑が接している。

今、でっかいクヌギが西側には一本あって、隣の畑に影を落とす。

クヌギの影.JPGクヌギは芽吹いたばかりでちょうど雄花を散らし始めたところ。

葉が茂るのはまだ先のこととはいえ、いづれ駆け足で大きな影になる。

今、畑で作業している方はこのクヌギについて何も文句はおっしゃらず助かっているが、

以前、別の方からは切らせて欲しいと言われたことがあった。

このクヌギはわが家に降り注ぐ真夏の日照りを遮ってくれる大事な楯であり、

猛暑から私たち家族を救ってくれる守護神みたいな存在なのである。

だからといって、もちろんこれ以上西側のこの並びにクヌギを植えるつもりはない。

クヌギが増えたら農家の方にとってはますます迷惑な存在に違いないだろう。

オオイシアブが庭先でコガネムシの一種を捕らえて吸血していた。

オオイシアブの食事.JPGさて、今日の写真は数日前と昨日に撮影したもの。

今日は朝から原稿の仕上げとチェックをしていたのだが、

窓の外からツツドリの囀りが聞こえてきた。午前10時過ぎ頃。

ずいぶん近いので思わずラジオを消して窓に駆け寄ってみた。するとうちの林のコナラの

梢にツツドリの姿があった。20メートルほど先だろうか。

網戸越しに双眼鏡を構えたのだが、ツツドリは私の動きに気付いたようで

慌てて場所を移動したが、むしろ移動先の方が姿がよく見えた。

鳥にアンテナをもっと張っていたなら、これまで気付かなかったような種類も

うちの林に出入りしているのだろうなあ、と今日はあらためて感じた。


今夜は公民館で俵踊りの練習があった。

集まった人数は少なかったが、おかげで踊りの振りのおさらいと稽古を

たっぷりつけてもらえた。これまでは人がやっているのを見よう見まねで追いかけて

きたが、細かい振りをいい加減に覚えていた。



モンシロチョウ

| | トラックバック(0)
急に暖かくなった。

モンシロチョウのメスが庭のアブラナ類に次々と産卵していく。

IMG_5290.JPG花にはニッポンヒゲナガハナバチや、ビロードツリアブが来ていた。

ビロードツリアブ.JPG
林に降りてみた。 そろそろクロヒカゲの幼虫が活動し始めているころだろう。

そう思いながらメダケの葉っぱを見てみれば、ちょうど食事中の幼虫がいた。

クロヒカゲ幼虫食事.JPG葉裏で休んでいるとわかりにくい。

IMG_5269.JPG車の前輪から異音がするため、ディーラーに修理出しした。

修理の間、代車を借りた。今回の修理でしばらくは走行できるだろうが、

また同じ不具合が生じるようなら、いよいよそのときは車の買い替えを考えている。





自然観

| | トラックバック(0)
都城ICから九州道に入り鹿児島空港へ母親を送ってきた。

鹿児島空港から実家のある松山までは航空路線がかろうじて残っている。

松山とわが家の往復は、この航空便が一番てっとり早く楽である。

運賃はやたらと高いが、高齢者向けのシルバー当日割引なら安くて助かる。

もっとも一日一便しかない。

空港からわが家への復路は鹿児島県の隼人町側から戻ったので、

ちょうど霧島山を逆時計回りで一周することになった。

往復、約2時間の運転だが、このくらいの運転時間が自分ではちょうどいい。

これ以上の運転を続けると腰痛に苦しむので、できるだけ長距離の運転はしたくない。

腰痛が始まったきっかけははっきりしていて、

30歳前半の頃、キンアリスアブ幼虫探索のためにアリの巣を掘り続けたことであった。

しゃがんだ姿勢で土を掘り、そこがダメならまた別の場所でしゃがんで掘る、

そういうことを一冬やっていたら腰がたまらなく痛くなってきた。

もちろん歳のせいもあると思うが、腰痛を自覚し始めてから数年後、

NHKの自然番組の撮影をしていた冬に、その腰痛がピークに達し、

ついに病院に駆け込んだのも懐かしい。

とくに車の運転が一番堪えた。座席から降りた途端、激痛で動けないのであった。

ヘルニアには至らない程度であり、私の父親から伝授した体操を取り入れ、

その後腰痛がひどく悪化するのは免れた。

しかし冬場などは少しでも気を緩めていると腰痛がぶり返してくる。

昨日のように重いホダ木を抱え上げる作業などはもってのほかで、

そういう場合は相撲技などを真似ながらじんわりと格闘するのがいいのである。

腰痛で切り出してここまで書いているうちに

今日の表題の「自然観」という内容とはまったくかけ離れてしまった。

先日、ふたたび見つけた謎の蛹の写真を掲載しておき、

続きは明日としたい。

この謎の蛹、双翅目には違いないだろうが、はたして生きているのかどうか?

今回の個体は近くの裏山のアラカシの葉表についていた。

JX037021.jpgともかく小さい。

普通ならただのゴミにしか見えない。

こういう生き物は大概、無視されることが多いだろう。

まあそういう話から、自然観についてちょっと述べてみようと考えていた。

それとこうした小さな被写体の撮影におけるマクロレンズの組み合わせについても一言

付け加えるつもりだったが、明日にしたいと思う。



先週の4日、オオカマキリの幼虫を見つけたはいいが、

その幼虫の体から寄生バエの蛆が出てきたことを書いた。

そして、オオカマキリ幼虫の寿命はそう長くは無いであろうと諦めていた。

ところがである。

一週間たった今日にいたっても、幼虫は獲物を食べてはお腹を肥やし元気に生きている。

さて、今朝のこと。


庭に出てヤママユの繭が羽化していないか点検などして、玄関に戻った。

ふと足元の植え込みにあるツワブキに目を落とせば、葉うらにオオカマキリがいた。

なんと、しかも幼虫が。

IMG_6266.jpg
まだ幼虫がいるのかあ!?と驚いたが、むこうから私の懐に飛び込んできたようなもの。

しかし、待てよ、と疑ってみた。こやつも寄生されているのではないか?

カマキリを手にとってみれば、やはり疑いは適中。

背中に寄生バエの卵が2個産みつけられていた。

IMG_6267.jpg
腹部の脇には傷のような痕跡もある。腹部全体の色模様もまだらになっている。

どうやらこのカマキリ幼虫の体からも蛆虫がすでに脱出したあとかもしれない。

以前、「インセクタリュウム」でカマキリの寄生バエの記事を読んだことを思い出し、

バックナンバーを調べてみた。

すると1993年の8月号に「カマキリに寄生するヤドリバエの生活史」(岩崎 拓)という

記事が見つかった。当時はざっと流し読みしただけで、しっかりと読んでいなかった。

この記事によれば、カマキリヤドリバエの寄生を受け、なおかつ蛆虫が体外に出ても

寄生を受けたカマキリが全部死んでしまうわけではなく、

生き延びて成長する個体もいる、と書いてあった。

なるほど、そういうことだったのか。

寄生を受ければ何らかのダメージが残り、大抵は死に至ると思い込んでいた。

こういう宿主に大きなダメージを与えない寄生を捕食寄生と区別するか、

あるいは連続的な現象なので、区別するべきではない、という考え方の両者がある。

カマキリヤドリバエの場合、宿主のカマキリが必ずしも死ぬわけではない、といっても

死ぬ個体もいることにはいる。その死因を厳密に特定する必要もあるだろうが、

やはりカマキリの生活に何らかの影響を与えるのではないだろうか?

例えば、寄生を受けることで成長が遅れたり、生殖活動にマイナスダメージが残るとか。

この時期になって幼虫で見つかるというのは、寄生を受けたことが影響している可能性も

あるのではないだろうか?

ともかくも、私の仕事部屋にはオオカマキリの幼虫(おそらく6令か7令)が2匹いる。

飼育の目的は、羽化脱皮を撮影するため。

昆虫の孵化、脱皮、羽化、というような変態行動を撮影する仕事を抱えていると、

自由奔放に野外フィールドを歩くこともできず、かなりの制約を受ける。

オオカマキリの場合、若令幼虫の時期だと野外観察をしっかりしておけば、

脱皮シーンの撮影も野外で行うことができる。天候の影響も受けて撮影条件としては

不利なことも多いが、若令幼虫は個体数、個体密度とも高いから野外撮影が可能となる。

しかし、終令幼虫となると、個体数はガクンと少なくなる。

脱皮しそうな個体を事前に追跡観察するのはほぼ不可能に近い。


カマキリを室内で観察しながらも、今日はツノトンボの孵化シーンを撮影した。

ツノトンボの孵化を最初から撮影するのは初めてのことだ。







うんち?

| | トラックバック(0)
草むらに這いつくばる。

50も過ぎたおっさんが、ごろんと腹ばいになっている様は普通の光景とは言えない。

ましてや、それが労働している姿などとは誰しも思えないだろう。

目線を虫のそれに合わせるには、しばしばこういう姿勢を長時間とる。

まあ、これがうちの敷地内だから問題はない。人目を気に掛けることなく仕事ができるのは

たいへん助かる。

さて、腹ばいになった私の目の前に、ハナアブの一種が舞い降りた。

見るともなく見ていると (このとき別の虫を追いかけていた。だからよそ見なんだが。)、

アブが産卵管を伸ばし始めた。

XA1234653.jpgどう見ても、そこが産卵場所には思えない。何かあるな!?

何かあるなと思った瞬間、カメラを向けていた。

XA1234662.jpgうんちだったのか。これを排泄行動とも言うけれど。

XA1234671.jpgうんちは、ねり辛子みたいだ。   クマバチのうんちも、これによく似た色だったが、

花蜜や花粉を食べていると、こういう、うんちが出るのだろう。

指先で掬い取って舐めてみたい気もしたが、なにせ小さ過ぎる。味なんてするだろうか?


先日、紹介したサツマシジミ幼虫が蛹になった。

XA123474.jpgサンゴジュの花蕾で飼育していると、蛹化場所は必ずこうして花茎部に落ち着く。


(写真: オリンパス EPL-1  パナソニック45ミリマクロレンズ )






オキナグサ

| | トラックバック(0)

近所のお庭にオキナグサを見に行った。なんといっても青い空が嬉しい。

期待通りいくつかの株が開花していた。

JX1182491.jpg庭のあちこちにオキナグサが生えており、気をつけないと小さな株などは踏んづけて

しまいそうだ。ここの庭の土壌がオキナグサにとって余程、適しているのだろうか。

庭の環境としては水はけが良く、しかも日当たりが良い、というのがよくわかる。


一昨年の4月、私はあるテレビ番組の仕事で阿蘇山の植物や風景のビデオ撮影をした。

そのとき南阿蘇の麓で初めてオキナグサを見たのだった。

そこでは腕章をつけた方が監視しており、監視の目がなければとどんどん盗掘されて

しまうとも聞いた。

オキナグサは各地で激減している。可憐な野草は皆こうして次々と姿を消し、

いつのまにか園芸界のスターになっていく。

南阿蘇の場所も広く知れ渡っており、私なども含めて訪れる人が多かった。

ともかくもオキナグサがかつては全国の畦道などに普通に生えていた時代が

ほんの少し時間を遡った頃まであった、ということが気になって仕方が無かった。

昔の人々はオキナグサをどのように見ていたのだろうか?

近所のお庭に腹ばいになって、恥ずかしそうに下を向いたオキナグサの花にカメラを

向けつつ、私はなんとも穏やかな気持ちになった。

JX1182452.jpg
 さて、先日うちの林でコマ打ちをしたホダ木。

乾燥するといけないので遮光シートを掛けておくことにした。

杉とか常緑の枝を掛けておけばいいのだが、生憎うちにはそれを供給できるだけの

常緑樹がない。仕方が無いのでホームセンターで黒い遮光シートを買い求めた。

シート掛けをしてから林の登り道を歩いていると、ミヤマセセリのメスが飛び回っていた。

W21114273.jpg他にも2匹のメスがいて、お互いになわばり争いをしているように見える。

林の中を低く忙しく飛び回りながら、ときどき地面に降りては日光浴をしていた。

スミレ類などの花にもときおり近づくが、吸蜜はしない。今は食欲よりももっと大事なことが

あるようだ。


庭のハクサイの花にはやけにハナアブ類の姿が多い。

不思議とミツバチ類はまったく来ていない。

アブが花から花へと舞う姿は、ミツバチの姿によく似ている。

とくに後ろ脚をダラリと伸ばしたシルエットはミツバチそっくりだ。

W21114554.jpg上の写真はミツバチの姿に似ているという説明にはふさわしくないアングルであり失敗。

これを真横から見ればミツバチに似ているのだが、今日はこれ以上撮影に費やす時間は

無い。

似たもの同士

| | トラックバック(0)
明日からはまた雨や曇りの日が続くようだ。

今日は気温も高く気持ちよく晴れた。

こんな日は朝のうちに洗濯、そして布団干しにと忙しく動く。

一段落してから犬の散歩途中でアブラナの花畑に寄ってみた。さすがに虫の姿も多い。

久しぶりにニホンミツバチを見た。

W22811802.jpgうちの近辺ではなぜかニホンミツバチを見る機会は少ない。

セイヨウミツバチの方が圧倒的に多いのだが、近くで養蜂をしている農家も無い。

趣味半分で飼っている方がいらっしゃるのかもしれないし、

私はセイヨウミツバチが野生化している可能性もあるのではないか?と疑ってもいる。

以前、長崎県の田代原という所で野生化したセイヨウミツバチを見たことがあるからだ。

セイヨウミツバチは人工物の隙間に営巣しており、かなり驚いた。

野生化したセイヨウミツバチは和歌山県の神社でも見たことがあるが、日本本土では

稀であるようだ。

それはともかく、アブラナの花に来ているミツバチたちに混じって紛らわしいハナアブ類も

多い。特によく似ているのが、シマハナアブ↓だろう。

W22812051.jpgこうして大きく写真にしてしまうとあまり似ていないが、野外で実際に見比べてみると

一瞬見間違えそうになる。

こちらはカメムシのなかまのヒメナガメ花の間に潜んでいる。

W22812001.jpg「姫菜亀」という和名の通り、本種はアブラナ科の植物の汁を好んで吸い、そして

彼らのこどもたちもこの植物上で育つ。つまりヒメナガメにとっての食草というわけだ。

暖かくなったとはいえまだ個体数は少ないが、やがてあちこちからアブラナに集まってくる。

食草ではないがアブラナにはよくアブラムシもつくため、ナナホシテントウの姿も見かける。

W22811582.jpgヒメナガメやナガメの体は橙色と黒の紋様だが、遠目にはナナホシテントウに似ていなくも

無い。警告色という点では互いに共通しているかもしれない。


(写真:E-520  35ミリマクロレンズ+1.4倍テレコン ) 



海辺の昆虫

| | トラックバック(0)
今日の写真は、昨日撮影したもの。

宮崎南部の海岸には、綺麗な砂浜が多い。

東京から宮崎に移住することを決めた理由の一つに、海が近いこともあった。

うちから一番近い海まで、だいたい1時間半かかるが、

同じ1時間半でも、こちら宮崎で運転するぶんにはまったくストレスがない。

いやそれどころか、途中下車したい箇所が多くて走るたびに、

今度こそあそこへ行ってみようと、毎回のごとく訪れたい場所が増えていく。

さて、昨日訪れた砂浜にはゴミひとつなく、そして数キロ先まで人影もまったく無い。

X31746203.jpg
( 写真/ E-3 ズイコーD 35ミリマクロ+1.4倍テレコン )

私が目的としていた昆虫は見つからなかったが、

打ち上げられた漂流物をひっくり返すと、ピョンピョンと跳ねるハマスズの多いこと。

X3184773.jpg
( 写真/ E-3 ズイコーD 35ミリマクロ+1.4倍テレコン )

ピョンピョンと跳ねなければ、ハマスズの姿は砂地に溶け込んでまったくわからない。

見事な隠蔽擬態だ。日射しを嫌ってか、私の足元に次々と寄って来る。

砂地の上ではわかりづらいので、白紙の上で撮影してみた。

X31848012.jpgこちらは、ハマスズのメス。

X31848381.jpg
( 写真/ E-3 ズイコーD 35ミリマクロ+1.4倍テレコン )

波打ち際では、イカリモンハンミョウの姿が多い。

X31745886.jpg
( 写真/ E-3 ズイコーD 8ミリ魚眼 サンパックB3000S )

きわどいところを徘徊しているので、ときおり波に飲まれてしまうこともあった。

X31745925.jpg
( 写真/ E-3 ズイコーD 8ミリ魚眼 )

魚眼レンズも波しぶきを受けてしまったが、イカリモンハンミョウのカップルは平気だった。

何回か波にさらわれそうになりながら、ちゃんとまた歩きだす。

X31746124.jpg
( 写真/ E-3 ズイコーD 35ミリマクロ+1.4倍テレコン サンパックB3000S )