菌類の最近のブログ記事


Fairy ring〜妖精の輪

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白いキノコが輪になっていた。  佐賀県神埼市。
ハマクサギタマゴタケIMG_8527.JPGFairy ringは、この辺りだけで3カ所あった。

大きく開いた傘の直径は、18センチ程度。

ハマクサギタマゴタケIMG_8514.JPG白いタマゴタケだが、ハマクサギタマゴタケ(Amanita sp.)という仮称がついているようだ。
ハマクサギタマゴタケIMG_8575.JPG何者かに喰い荒らされた傘もあった。キノコに近寄ってみたが、とくに臭いは感じなかった。

佐賀県といえば、日本酒の銘柄が豊富。
宿泊したホテルのビルの一角に佐賀の地酒を専門に扱う店「佐賀ん酒応援団、しめなわ」があった。県内の地酒がほとんど揃っているようだ。以前飲んだことがある銘柄を選んだら、他の知らない銘柄も推奨されたので、思わずそれも買ってしまった。

シイタケの収穫

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コマ打ちをしたのは昨年の3月だった。

萌芽更新で伐採したクヌギは幹周りも大きく、

ほだ木を並べる作業だけでもたいへん苦労した。しかし苦労した甲斐もあって

数は少ないもののシイタケが出来た。

シイタケ1.jpgただし、シイタケが育っていることに気付くのが遅すぎて、20本ほどあったうちのほとんどは

傘が巨大なまでに成長してしいた。

シイタケ4.jpg大きくなりすぎたものは、干しシイタケにすることにして収穫した。

干しシイタケ.jpgまだ小指くらいの幼菌もあるので、これから成長を見るのが楽しみだ。

いったんは諦めかけていたのでけっこう嬉しかった。

これなら来年もまたコマ打ちをやってみたいと思った。思うが、

今度はホダ木のサイズを考えたほうがいい。

作業性から言えば、でっかいホダ木はたいへんなので、細いクヌギを選びたい。

けれどうちの林のクヌギはどれもでっかいので、そういう選択はあまりできない。

径が太いならば、長さをできるだけ短くすればどうだろうか?

まあともかく、シイタケ栽培も趣味の範囲でいろいろ工夫を楽しめるのだし、

酒の肴にもなるしで、めでたい。

今宵は酒蒸しでもと思ったが、あいにく日本酒をきらしている。

ので、自家製シイタケの味見はまずワインで一杯というのもいいかもしれない。



昨日、紹介した オオシロカラカサタケ幼菌。

今朝には大きな傘を開いていた。

オオシロカラカサタケ朝2.JPG
オオシロカラカサタケ朝1.JPG
傘を上から見ると、乳房みたいだ。Eカップ?いやブラジャーのサイズのことはよく知らない

のだけど。           

このキノコの撮影をしていたら散歩途中のおばちゃんに、

「大きなキノコやけど、なんというの?」と聞かれた。

「へえ~!?はじめてみたあ、めずらしいなあ~」とえらく感心なさっていた。

しかし、オオシロカラカサタケはこの辺りではそれほど珍しくはない。

おそらく私がカメラを向けていた姿に惹かれて興味をいだいたのであり、

目に触れる場所にあっても、目に入っていても、それまでは無関心であったに過ぎない

のではなかったろうか。カメラを構えるけったいなおっさんがいた、

それがきっかけになったということだろう。

こういうことは日常生活のなかではいくらでもあることだろう。

興味を最初から抱いてなければ、例えば虫のことを知りたいなどと常に思っていなければ、

いくら毎日目にしていても、虫は存在しない、という認識に留まってしまうようなことだろう。

私にしても、もっと植物のことを知りたいとあがいていれば、もう少し植物の姿形の

違いに敏感になれるはずであろうし、実際、身近な場所で知らないままに終わっている

植物種が山ほどあるに違いない。

午後5時過ぎ。犬の散歩のときにふたたびオオシロカラカサタケを覗いてみた。

明日の朝にはどういう姿になっているだろうか。

オオシロカラカサタケ夕方.JPG


ここ数日で一気にツワブキの花茎が伸び上がってきた。

ツワブキ花蕾.JPGすぐ近くの畑では、オオシロカラカサタケの幼菌が伸び初めていた。

オオシロカラカサタケ幼菌.JPGこういったキノコ類はすぐに蹴散らされてしまうことがほとんどだ。

食用にならないキノコが邪魔者扱いされるのはじつに悲しい。

せめてこの幼菌が傘を開くまでそっとしておいてほしいと思う。

さて、ずっと観察してきたヤママユの繭だが、6個ある繭全部がまだ羽化していない。

11月に入ってからもメスを見たことがあるがやはりこの時期になっても羽化しないのは

何かあると考えるべきだろう。そこで繭の一つを割り開いてみた。

ヤママユまゆ断面.JPG
中の蛹はオスであったが、腹部を元気にくねらせるので死んではいない。
ヤママユ蛹.JPGしかし、成虫の体が蛹の内部で成長しているようにも見えない。

生きてはいるが体内には寄生バチの幼虫が入っている可能性もあるだろう。

じつは5月だったと思うが、ヤママユ幼虫が育っていたクヌギの梢でコンボウアメバチの

メスを見ている。そのときは寄生産卵を撮影できるのではと、しつこく追い回したのだが

産卵行動は観察できなかった。できなかったけれど、すでに産卵を終えていたかもしれない。

というわけで、6個の繭はこのまま冬を越すのではないかと思われる。

コンボウアメバチの幼虫はある時点で一気に蛹の内部を食い尽くすのだが、

そのタイミングはけっこう先になると思う。

寄生バチ幼虫はヤママユ蛹が成長を止めるような何らかの作用を及ぼしているのだろう。

まあしかし奇跡的にも蛹が羽化するようなことがあれば、この記事もまた訂正せねばなら

ないので、断言はできない。






タマゴタケと昆虫

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午前中は晴れていたが、正午前には曇ってしまった。

予定していた水中撮影は観察のみとして早々と引き揚げ、

タマゴタケの生えている上米公園の林に場所替え。

トビムシがたくさんたかっていたタマゴタケはすでにドロドロに溶けて跡形も無い。

そうかと思えばその隣で幼菌が待機していた。菌輪に沿っている場所である。

IMG_5436.JPG昨日見たオオキバハネカクシの一種が離れた場所のタマゴタケに来ていた。

たいへん神経質で近寄るとすぐに飛んで離れてしまう。

本種は調べてみると、オオズオオキバハネカクシ と判明した。独特なポーズが印象的。

オオズオオキバハネカクシ.JPG飛んでいる姿もじつにカッコいい。傘を開いたばかりのタマゴタケに来ている。

他の虫がまったく集まっていないそのようなキノコで何をしたいのだろう?

オオズオオキバハネカクシを目で追っているうちに、ブワワワワ~ン!と翅音がして

センチコガネが着地した。

センチコガネもキノコの匂いをかぎつけたようだ。ドロドロになった傘に潜りこんでいく。

センチコガネたまごたけ摂食.JPGサビハネカクシは2匹が同じ場所でウロウロしていた。近づくとすぐに落ち葉の間に姿を

隠してしまう。しばらく離れているとまた戻ってきて、ウロウロを再開する。

サビハネカクシたまごたけ.JPGサビハネカクシはキノコに集まる虫を狙っている。

本種は樹液にもやって来てそこに集まる虫を襲うこともあるし、牛糞などでも見かける。

つまり、虫の集まるようなところを巡回しているかのようだ。

タマゴタケ4本.JPG


午前5時15分、起床。

昨夜はクロセセリのふ化撮影を行っていて、撮影が終了できたのは午前2時だった。

2台並べてあるパソコンの配置換えのため、寝る前に結線類をすべてはずしておいた。

午前10時、都城市神柱公園にて来週予定の観察会下見。

アメリカハナミズキの葉うらでキマダラカメムシのふ化幼虫集団を見つける。

観察会のメインは公園の中を流れる川の虫探し。

午後2時、三股町の上米公園に出向いてアオバセセリ、スミナガシ幼虫の様子を窺う。

両種とも若令が多い。食樹はヤマビワ

林のいたるところにタマゴタケが生えていて、もう崩れかかったのや傘を開いたばかりとか、

まだ幼菌とか成長段階は様々。

タマゴタケ2.JPG崩れかかったタマゴタケにはトビムシの一種が群がっていた。

トビムシの一種タマゴタケ.jpgこのトビムシを、アリがくわえては運んでいく。今日は大漁だあ!


タマゴタケに一匹だけ、オオキバハネカクシの一種(Oxyporus)がやって来た。

オオキバハネカクシSP.JPGせかせかと歩いては何かを探しているように見える。けっこう敏感だ。

私が近寄って撮影しようとすると、なかなか落ち着かない。

タマゴタケを撮影中、EOS-7Dの一台が不調となる。

内蔵ストロボがポップアップしなくなった。これは修理に出すしかない。

午後7時45分。嫁さんと一緒にゲンジボタルの撮影に。

数日前よりかいくぶん数が減ったか。

月明かりが強くなり長時間露光撮影には向いていない。

それでもホタルの観察としては十分楽しめたと思う。今夜は飛翔個体が少なく、

静止して点滅するものが多い。

午後9時、ホタルの谷から引き揚げる。




コケ類

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ヌルデシロアブラムシの越冬幼虫を見てみたい。

そのためにはコケのことがある程度わからないと前に進めない。

そこで今日は、コケに詳しいお方に案内してもらった。

場所は、日南市。

IMG_1648.jpg上の写真画面には3種類のコケが写り込んでいるはずだ。

コケの種類を見分けようという努力は、初めてのことなので苦労する。

ほんの狭い範囲に何種もコケが生えているようだが、

どれも同じコケに見えてしまう。おまけにコケの生えている場所は薄暗い。

教えてもらったチョウチンゴケのなかまの一種。

IMG_1636.jpgツノのように伸びた「さく」はこのあとゆっくり伸長し成熟すると「ちょうちん」の形に似てくる

そうだ。

朽ち木にはキノコのマゴジャクシがけっこうあった。

IMG_1658.jpg
IMG_1654.jpg
うちに戻ってからコケや地衣類のことを少し調べてみた。


A.I.

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先日、撮影したキノコ。種名はわからない。

IMG_1770.jpg傘はまだ開ききっていない。

その傘を俯瞰してみると、「A I」という文字が刻まれていた。

IMG_1774.jpg「A.I.」というタイトルで、少年ロボットが主人公のSF映画を観たことがあるが、

ふとその映画のことを思い出した。

今日は宮崎市内の大淀学習館で、宮崎昆虫同好会の総会があった。

私は三股町で生息が確認されたある昆虫について、少しだけ話をした。



シオカラトンボ

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昨日、紹介したカニノツメ。

グレバは水気を失い、乾燥してきた。

XA146945.jpg臭いはさほどでもないと書いたが、近づいて撮影していてもほとんど匂わない。

これでは虫の集まりも悪いはずだ。たまにハエ類が来るが、長くは留まらない。

今日はグレバに鼻を思い切り近づけて嗅いでみたら、

ムム!!その臭いたるや、まさに、、、、ウンチ。


今朝、羽化したシオカラトンボ。

私の気配に驚き、飛び立った。しかし、まだ飛翔力は弱く、すぐにヘナヘナとヤマアジサイに

着陸した。

XA146864.jpg推定羽化時刻は午前5時半。霧雨の中、今日は羽化しないだろうと思ったが、

これは大間違い。そしてこのあと、午前7時半ころ、さらに2匹目が羽化。

午後から小雨となったが、早朝の曇り空の下、絶妙なタイミングで羽化が続いた。




グレバ

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庭に生えていたのは、カニノツメ。先々週、草刈りをしたのでこよく目立つ。

カニノツメは秋のキノコのはずだが、、、、、、、。

PXB30981.jpgツメの間に詰まったグレバは悪臭を放つといわれるが、それほどでもない。

ときどきハエ類がやって来ては、そのグレバを旨そうに舐めていく。

XA136836.jpgグレバに集まるハエ類にも種類によって個性が窺え、面白い。

写真に写っているハエは、たいへん用心深く、キノコにいきなり飛来するようなことはしない。

ある程度離れた場所からじっとキノコを眺め、少しづつキノコへとにじり寄ってくる。

撮影しようとこちらがカメラを構える動作をすれば、ちゃんと見ているのだろう、素早く

キノコから飛び去ってしまう。余程、じわりじわりとゆっくりカメラを近づけないと、

あっさり覚られてしまう。

( 写真上: オリンパス EPL-1 M.9-18ミリズーム  )

( 写真下: オリンパス EPL-1 LEICA 45ミリマクロ )