機材の最近のブログ記事


道具は大事

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撮影のために色々と工作することも多い。
切ったり、接着したり、穴を空けたり。

先月、プラケースに大きな穴を空けるため、ホールソーという刃を使った。
ホールソーはチャック式のドリルに装着するビットなのだが、これをインパクトドライバーで使うために、
変換アダプターを使った。

ドリルP2220001.jpg写真画面左の青と黒2色の部分がチャック式固定部で、ビットを差し込んで黒い部分を時計回りに回転すれば、固定できる。

作業が終わって、ホールソーを外そうとしたが、ガッチリ固まってしまい緩まない。布巻いたり、ゴム巻いたりして、血管が切れそうになるくらい捻っても、緩まずビットが外せなくなった。
本来なら手で回して簡単に締めたり緩めたりする仕組みだ。

他の作業もあったのでそのまま放置しておいたのだが、今日になってふと、ウオーターポンププライヤーが二つあったことを思い出して、さっそくねじ回しに使ってみた。

ドリルP2220003.jpgロボットの両腕みたくガッチリ掴まえて、ひょいと捻れば一発で緩んだ。
ドリルP2220004.jpg
チャックは3本の爪で円形ビットを挟む方式。

ウオーターポンププライヤーは水道管などのネジ回しなどに使うが、用途は様々。二つのうち一方は仕事部屋ではなく、玄関の靴箱の中にしまってあったので、うっかり忘れていた。

こうして二つ組み合わせて使うこともあるので、これからは置き場所を一緒にしておくことにした。

もっともインパクトドライバーは、回転に加えて打撃力も使うので、特にデリケートな穴あけ作業には向いていない。


三股町 田上

濃い霧の朝。トイレの窓からジョロウグモのペアが見えた。昨日までメスだけだった。
上の小さいのがオス。 右にメスの抜け殻が残っている。

ジョロウグモ_Z5A7285.JPG
朝一番で網に掛かったツマグロヒョウモンのオス。ねぐらから飛び立ってすぐのことだ。
ジョロウグモ_Z5A7304.JPG今日も夕方、アブラゼミが鳴き始めた。まるでヒグラシだな、と感じた。

さて、ここから機材のお話。

室内撮影ではAC電源のスタジオ用ストロボを使う。私の場合、コメットのCX-124Ⅱを23年間も使い続けてきた。過去には不具合もあって2回修理したが、ここ1年ほど前から調子が悪くなってきた。
型が古いだけに修理はもう無理かもしれない。

そこでストロボを一新するため、モノブロックタイプのストロボを検討してみた。コメットの機種でいいのがあるが、結構な値段がする。2〜3台揃えるとなると、躊躇する金額だ。いや無理!

色々、調べてみたら、GODOXのDE300(中国製)、というのが無茶苦茶、安い。いやいや安いなんてものではない。Canonの一番小型のクリップオンストロボ、270EX Ⅱ、とほぼ同じ価格で、13,000円である。

安いのにはそれなりのリスクもあるのでは、と考えるのが常識だが、このストロボをテストした結果を見て使えるかもしれないと思い、さっそく、Amazonで取寄せてみた。中一日で届いたが、箱がデッカいのに驚いた。

大きさを判り易くするため、Canonの270EX Ⅱ(右)と並べてみた。GODOXのDE300、やはりデカイ!!
この商品を納める箱がさらにデっかいのは当然のこと。

ゴドックス背面.JPGさて、実際にGODOXのDE300を撮影で使ってみた。使う前にフラッシュメーターでGNの確認もしてみたが、なるほどフル発光でGN45と数値が出た。テストというより、すぐさま本番撮影で使用してみた。
ボタン類の配置もスッキリしており、使い易い。

ゴドックス操作部.JPGデジタル表示は8.0~5.0で、Full〜1/16まで30ステップの小刻みで可変調光できる。モデリングランプも別個にダイアルで調光。
閃光時間はFullで1/800s、1/16で1/2000s.
肝心のリサイクル時間は、0.3~1.5s。   スレーブはノーマルとプリ発光1回に対応の2種切り替え。
シンクロコードも付属。重さ、1.6kg。

バックライトとして使ってみたが、光量は1/16でも充分。むしろ1/64まで落とせるといい。
安さの妥協点のまず一つが、この光量可変の最低値にある。1/64まで落とせるなら閃光時間も1/10000を得られるはずだ。残念!

さらに妥協点の二つ目が、これが一番だろうけど、筐体が偉く大きいこと、重いこと。
コメットなど他社の価格が数倍もする機種と比較すると、大きさではたっぷり2倍はある。

がしかし、室内での据え置きで使う分には、重いのとデッカさはあまりネックにはならない。もちろん本体を支えるスタンド類はしっかりとしたものが必要だが。

もっと気になる点は、耐久性、安定性であるが、これはテスト結果を見るとほぼ問題なさそうだ。
クーリングファンもちゃんと内蔵されており、連続発光させても筐体が熱くなることはない。
何と言っても、リサイクルタイムが短く実用レベルだ。

機能的には閃光時間、光量調節の点でスッキリしないものがあるが、コストパフォーマンスからして、文句のつけようがない。2台、3台、揃えるのも負担が少ない。
この先、10年も使えれば大助かりだが、さすがにそこまでの耐久性は使ってみないと判らない。
10年も経るうちに自分の体のほうがぶっ壊れそうだ。




コンデジにクローズアップレンズを取り付け、高倍率接写ができる

仕組みを昨日、工作した。

(昨日の記事では、カメラ設定に誤りがあったので、訂正しました。)

コンデジの望遠ズーム端で最高倍率撮影ができるが、では逆にどこまで

引けるかテストしてみた。

まずは、コンデジ単体のマクロモードでテスト被写体を撮影。

モデルはOLYMPUSの「ペンちゃん」。高さ45ミリのフィギュアだ。

作例2CIMG3594.JPG
EX-ZR300のマクロモードでは、このように広角接写となる。

さて、レイノックスのクロースアップレンズをアダプターを使って装着。

最高倍率で撮影⬇️

作例3CIMG3574.JPG
ペンちゃんの右目がほぼ画面いっぱいに写る。

こんどはズームレバーで広角側に少し戻す。ギリギリ画面がケラれないところで

撮影したのが、こちら⬇️

作例4CIMG3589.JPG
画面右上に赤い写り込みが現れた。

この赤い写り込みは内蔵ストロボの発光が影響している。

焼酎ワンカップで拵えたアダプターが透明であるから、当然ではある。

予想はしていたが、ちょっと残念。アダプターが透明のほうが改造カメラの面白み

があった。だが、撮影結果がこれでは仕方が無い。

アダプターを黒のラッカーで塗装しておいた。

作例5_MG_0121.JPG
仕事部屋を出たすぐの草むらで、ウマオイの♀が休んでいたので、

テスト撮影してみた。 顔のアップだ。

作例1CIMG3544.JPG
「ペンちゃん」の写真も、このウマオイの顔も、内蔵ストロボに

NikonのSB-30をスレーブ発光させて、撮影した。つまり左右から2灯のライティング。

「ペンちゃん」の目のアップも、ウマオイの眼のアップも、深度はかなり浅い。

コンデジの受像素子は小さいので、深度が深い、とはよく言われるけれど、

ここまで倍率が高くなると、ピントが合う範囲はきわめて狭い。

撮影時もピント合わせにはたいへん苦労し、何度もやり直している。

外部ストロボを付け足したのでは、手軽さからほど遠くなってしまうのも考えものだ。

できれば内蔵ストロボだけで、光を回したい。

となると、ディフューザーを工夫するしかない。

ちょっと面倒な工作が必要だ。






黒化型キアゲハ幼虫、室内での撮影を終えたので、元いたニンジン畑に

戻した。幼虫を入れて運ぶ容器は、いつもの焼酎ワンカップだ。

頑丈で程よい容量があり、栓もきっちりできるので重宝している。

ニンジンに幼虫をリリースしたあと、空になったワンカップを見て、

ふと思いついた。思いつきが醒めないうちにさっそく実行することが肝要なり。

まずは写真をご覧あれ! コンデジ高倍率接写カメラの完成だ。

コンデジマクロ_MG_9953.JPG
焼酎ワンカップはコンデジのレンズ先端に、クローズアップレンズを取り付ける

アダプターとして使っている。コンデジはカシオのEX-ZR300。

ワンカップの直径がレンズ根元部分にちょうど合っていることに、気付いたのが、

ことの始まりであった。

アダプターを固定する金具は、L型金具を切断して拵えた。カメラ底部の三脚ネジ穴に

ネジで留める。バッテリー蓋が開くよう、写真とは別のネジ頭の小さいものに

あとで替えた。

クローズアップレンズを、ワンカップ製アダプターに取り付けるには、

49-37ミリ、ステップダウンリングがいい。

このステップダウンリングをワンカップにねじ込むには、ちょっとした技が必要だ。

説明しよう。

まず焼酎ワンカップにも、いろいろ種類がある。

今回使ったのは、蓋がクリーム色の奥の二本のうち右側。

一番小さいワンカップを除いて、どれにも筒の途中にくびれがある。

これはカップの強度維持と手に持ったときの滑り止めの役に立つのだろう。

だが、このくびれこそが、ステップダウンリングのねじ込みに必須の形状となる。

ステップダウンリングの外径49ミリはワンカップの径より若干小さい。

ワンカップを必要な長さに切り詰める際、リング外径に合わせて

くぼんだ部分で切り取るのである。だが、くぼみのどの辺りで切るかは、

1ミリ以下の精度で慎重に行う。たいへん神経を使う作業だ。

ハサミも半端なものでは、ダメだ。しっかり切れる工作鋏を使う。

この切断作業がうまくいくと、リングをガッチリとねじ込むことができ、

接着剤も要らない。まあ偉そうなこと書いているが、じつはまぐれである。

しかし、結果的に「匠のわざ」となった。 ここは自慢しておこう。

恐る恐るリングを充てがってみたら、ガッチリ嵌り、自分でも驚いたのだ。

逆に外そうとしても、抜けなくなった。 もう引き返せなくなったわけだ。

工作という行為には、進退極まりない事態が必ず生じるが、そのときの決断も

大事である。進むか、戻るか。

もっとも行き当たりばったりでやるからなのだが、、、、。

ともかく、ワンカップでレンズアダプターを作るというアイデアは、

どうやら成功というゴールが見えてきたので、そのまま進行した。

L型金具を切断するには、金属ノコでもいいが疲れるので、グラインダーを

使用。派手に火花が散るが少しの辛抱だ。

アダプターとの接続用ネジ穴を、ボール盤で空けたり、L型金具と

アダプター間にできる隙間補充のアクリル板を加工したりと、

ほんの少し時間と手間も要するが、工作としては序の口、初心者向けであろう。

工作に必要な材料は全て手元にあったもので賄っているので、買い物に

出掛ける時間的ロスは皆無だった。 これも大事だ。

ストロボに被せているのはおなじみの、富士写真乳白フィルムケース。これは、

ゴムバンドでレンズアダプター胴体に固定する。

この内蔵ストロボでだいたい光は回るが、右側からの偏ったライティングになるので、

できれば左側から、2灯目を入れたい。 無くてもいい場合もあるが、撮影条件しだい。
コンデジマクロ_MG_9956.JPG

スレーブストロボは、OLYMPUSのFL-36R、NikonのSB-30+SU-4(上写真)で、

同調発光できた。SU-4はNikonのスレーブユニット。ピヨピヨと可愛いサウンド付き。

ただ、SB-30はもう製造していない。中古でたまに出ているようだが、稀。

言うまでもないが、EX-ZR300カメラの設定はマニュアル(M)、

ズームレンズ望遠端(300ミリ)、マニュアルフォーカス、ストロボ強制発光、

などとする。シャッター速度は1/200。

ISO感度は80〜400で使ってみている。

絞りは2段階しかないので、数字の大きいほうにする。


林のササで眠に入っている、クロヒカゲ幼虫3令幼虫の頭部を、さっそく試し撮り。

マクロテストCIMG3440.JPG
スレーブストロボの逆光も効いて、複眼表面に生えている細毛もよく写っている。


次は、クスサンの繭の一部。

マクロてすとCIMG3492.JPG
べっこう飴細工のような、編み目状の繭糸である。これもスレーブストロボの逆光で

糸の透明感を表現できている。

今日は雨だったし、他の仕事もあって、

コンデジ高倍率接写カメラでの作例を多く撮影できなかった。

わずかのテスト撮影ではあったが、一番の好印象は、レンズ先端から被写体までの

距離、ワーキングディスタンスが3センチ以上もあるのが、いい感じだ。


3センチあれば、ライティングにも余裕が持てる。

クローズアップレンズは、レイノックス社の製品だが、以前、

ビデオの仕事で必要となり購入したもの。

身の回りにある、眠っている機材を活用すると、いろいろ面白い発見もあるものだ。

もっとも焼酎ワンカップは、機材ではないけど、、、。



























工作レンズの試し撮りをした。

フィルム時代なら考えられないことだが、カット数、400枚。

36枚撮りフィルムなら10本以上になる。

遊んでいたレンズ、キャノンEF28-80ミリ f3.5-5.6 Ⅲ 。

もう20年以上前のプラマウントだが、前玉はずしてマクロレンズにした。

今日の写真は全て、このマクロレンズとボディはEOS 70D。

内蔵ストロボにディフューザーを使用。

まずは庭のヤシャブシ幹についていたコケから。

サクシ_MG_8520.JPG
この時点ではフードを付けていないので、逆光がスリット状に入った。

これで倍率最高だから、コケの撮影には倍率不足だろう。

アマガエル_MG_8691.JPG
アカメガシワの葉上で休んでいた、アマガエル。眠いところごめんさない。

アマガエル_MG_8694.JPG
アオイトトンボ。撮影距離が短いので逃げられないよう翅を摘んでます。

アオイトイトンボ_MG_8723.JPG
火星人みたいだ。

こちらは、ヒメクダマキモドキのオス。

ヒメクダマキモドキ_MG_8738.JPG
怒って当然かな、しつこくカメラを向けました。

羽化して日が浅いのか、とても奇麗な体だった。


テストがいつの間にか仕事本番になってしまった。

我が家の林ではあるが、フィールドに出れば当然の成り行きでもある。



赤色ハイソックス

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「いつ羽化してもおかしくないだろう」

コマユミで育っているキバラヘリカメムシ幼虫たちを見ていて、

そう感じていた。

今朝のこと羽化第一号は午前7時半過ぎだった。

それから時間を隔てて、午後3時まで、6頭の幼虫が次々と羽化した。

あいにく小雨がときおり降っていたが、雨滴を浴びながら羽化することもあった。

羽化脱皮を終えてから体色が浮き出てくる間、じっとぶら下がったままでいる。

赤いハイソックス_5A_1558.JPG
撮影待機の間に機材工作をしておいた。

超接写における深度合成撮影に必要な、微動ステージの組み立てである。

ずっと先送りにしていたので、気になっていた。

こういった工作は、冬の間にでもやることだろうが、冬といえど、

私の場合、林の手入れの山仕事もあって、意外と時間がない。東京にいたころとは

まるで生活リズムが変わってしまった。

工作はまず、X軸微動ステージを自由雲台に取り付けるための、スペーサー作り。

スペーサーはアルミ製。材料は手元にあったもので間に合った。

工作は主に、穴あけとネジ切り作業。 穴あけはドリル盤を使う。

径3ミリのネジ切り作業⬇️は、ハンドタップで。

ねじ切り_MG_6984.JPG
自由雲台に取り付けるネジ穴は、ウィット1/4ネジ⬇️を切る。
ねじ切り_MG_6988.JPG
X軸ステージのみだが、とりあえずこれで間に合う。

XY軸ステージを購入しようかと迷ったが、経費節約で断念した。貧乏カメラマン

ゆえお金の使いどころには、かなり慎重になる。

昔は、フィルム代・現像代の請求書に怯える日々を送っていて、それから

解放されたと思いきや、今ではネットでの買い物の請求額に怯えるようになった。

であるから、ネット購入ではできるだけ代引きにして、

カード決済を極力使わないようにしている。

さて、微動ステージはほぼ完成した。

被写体を、1ミリ幅につき0.01ミリづつ正確に移動させ、百カット撮影できる。

私がこの装置を使って撮りたい被写体は、とくに昆虫の卵である。





昆虫写真家の森上信夫さんが、ブログを始められた。


以前は「ぼくはブログなんかはやりませんよ」と断言なさっていたが、

心境の変化というものは誰にでもあるものだ。そのあたりの事情は

ご本人がブログに書かれているので、読めばわかるだろう。

私もいろいろ思うところがあって、「ひむか昆虫記」を「新ひむか昆虫記」

などと改名したが、結局、、、、、、、、、、、

どこが「新」なのか?と首をかしげている方も多いだろう。

ときどき投げやりで、中途半端な記事も多いのが、私のブログである。

一方、森上さんのブログ記事は緻密な文章で綴られ、

ユーモアも交え、いかにも多くの方々の共感を誘う内容である。

少しは森上さんの記事を見習ってちゃんとせねば、と反省しきりである。

「ときどき」更新ということだが、すでに興味深い記事が続き、

その先の展開に期待も高まっている。

上京したおりには森上さんとはフィールドをご一緒することが多いが、

情熱たっぷりに昆虫写真への想いを機関銃のごとく語られる。

その熱い熱い肉声が、モニターの中からも届いてくるような気がする。

当ブログでもよくモデルになってくださるが、2011年の秋に秋が瀬公園で

機材紹介のお姿を、ここに貼ります。担ぎ棒というストロボ技の一つ。

森上さん2011.jpg






Mac

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マルウェア感染のことがあって、WindowsPC2台はネット回線から遮断している。

いろいろ感染駆除を試みたが、症状は改善されていない。たいへん厄介だ。

じっくり対策を練る時間は今のところないので、先送りにした。

そこで7月から、メインPCをMacに切り替えた。今ではiMacをデスクに置いている。

ノコギリクワガタIMG_8671.jpg
VAIOノートは問題解決したが、起動が不安定になりやたらと時間が掛かることもある。

ウィルスソフトを入れたせいだろうか。

ノートは講演での必須アイテムなので、MacBook Airで代行できるようにした。

WindowsPCのマルウェア感染駆除が今後できたとしても、

メインPCはMacになるだろうと思う。

スタジオでの撮影待機時間には、「はだしのゲン」を読んでいる。

ファインダーを時々覗きながら、手元の本を開く。

今夜は第三巻目。いよいよクライマックスだ。




写真展の準備完了

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昨夜は盆祭りが無事に開催できたようだ。

私の家の窓から、盆祭り会場の公民館広場はよく見えるのだが、

仕事ゆえ、参加はできなかった。マイクの大音量の声がずっと届いていたから、

家にいながらにして、祭りに参加しているような気分にもなれた。

明日から開催される写真展の設営作業を行った。

宮崎に来てから、7回目となる。


さて、夏だからこそ、カメラストラップも頻繁に洗濯したい。

ストラップIMG_4144.JPG


[ 宮崎県 三股町 ]

阿蘇山からは、事情あって予定より一日早く戻った。


さて、野外で使う小道具類は専用のバッグに入れて肩に掛ける。

砂だらけになったバッグから小道具を全部出し、掃除をしておいた。

小道具はだいたいこんなもの↓

A_007420お道具.JPG画面右端の「根掘り」はつい先日、新調したばかり。

これまで使っていたものは、柄のところが割れてしまって使いづらくなった。

左端下の白角ケースはメジャー。

じつは毎回、家に戻るとバッグの中身を空っぽにする。

カメラバッグも同じで全部出す。出掛けるときに一つ一つ機材を点検してから

パッキングするようにしている。いちいちメンドくさいが、2年くらい前から

この方法をとるようになった。

というのも、バッグの中身をすぐに忘れてしまうことと、仕事の内容によって

道具や機材の選択をけっこう細かく組み直すからでもある。それと、

バッグの中の掃除を常に行いたいから。

したがって外に出した小道具類は、収納ケースに一旦待機させている。

この収納ケースは航空機などで遠出する場合などには宅配便の

梱包にそのまま詰め込むこともできる。

A_007428収納ケース.JPG小道具を入れて担ぐバッグはこちら↓

A_007434小道具バッグ.JPG池袋ビッグカメラで買ったものだから相当、古い。

ウエストポーチとしても使えるタイプだったが、買ってすぐウエストベルトとパッド部分を

全部取っ払ってしまった。その分重量が軽くなった。サイドポケットは大きく開くので

中の道具を取り出しやすい。マウンテンダックスというメーカーの製品。

A_007436小道具バッグ大口.JPGカメラバッグも仕事の内容によって替える。いづれまた紹介することもあるだろう。

イシガケチョウの羽化直後と思われる新鮮な個体が、イヌビワ上で休んでいた。

一方で産卵直後の卵も多数、見つかる。

A_007270_1イシガケチョウ.JPG
( EOS-7D EF-s 60ミリマクロ 270EXⅡ :イシガケチョウ写真、

          他の写真はEF17-40ミリ+スタジオ用ストロボ )