機材の最近のブログ記事


カメラの内臓ストロボはたいへん重宝するが、撮影内容によっては

外付けストロボも必要となってくる。

私の場合、よく使うのがサンパックのB3000S

発光部が下向きにも上向きにもできるし、マニュアル光量の調節もできる。

単三電池4本使うので、重いデッカイ、というのが短所だが、まあ目をつぶれる範囲だろう。

ただしB3000Sはずいぶん前に生産終了になっており、今では入手は難しい。

W21510221.jpg近接撮影ではストロボをこのまま照射すると光が硬いので、被写体の影が強くなる。

そこで光を柔らかくして、画面全体に行き渡るようにするため、発光部にソフトボックスを

付けて使う。ソフトボックスは百円ショップで買い求めたケースなどで自作する。

W21510154.jpgオリンパスの場合、レンズの長さとこのストロボシステムの相性が良く、配光の具合も

良い。例えばマクロ35ミリレンズと1.4倍テレコンの組み合わせや、50ミリマクロレンズ単体

、あるいは14-42ミリズームのリバース改造レンズの高倍率撮影などでよく使っている。

ただし発光部は写真でもわかるようにレンズの光軸から左右どちらかにズレてしまう。

これはストロボの構造上、仕方が無いのだが、

ズレてはいるが、ソフトボックスの効果もあって発光部とは逆側にできる影はそれほど

強くはなく、むしろ立体感を強調できるというメリットになる。

被写体の条件によって、発光部を右にあるいは左に、と位置替えがすばやくできる。

とはいえ、被写体が例えば深い溝の中にあるときのように、強い影が出てしまうケースも

あり、そういうときは発光部が光軸上にあって欲しいことも稀にある。

その場合、やり方はいろいろあるが、発光部の光路を曲げるソフトボックスを作ってみた。

W21510163.jpgそういえば下着のブラジャーで「寄せて上げる」という商品のコマーシャルがあったけれど、

そういう強引な矯正?とも似ているかもしれないなあ、などと思った。イヤ、関係ないなあ。

この光路無理矢理曲げソフトボックスでは光のロスも大きいが、最近のデジタルカメラでは

感度も高く使えるので、ほとんど支障無い。

最初に紹介したソフトボックスとこの曲げボックスの裏側は、こうなっている↓

どちらも発光部にスライドインして、すばやく脱着できるので、ボックスの交換は簡単。

W21510192.jpgソフトボックスの要のディフューザー部は、発泡シートを太鼓の革のように張っている。

そのためボックスは頑丈に作ってあるが、その皮の部分が弱点で破れやすい。

そこで発泡シートの表面には薄い透明塩ビシートを保護用に被せてあり、

カメラバックなどに無造作に突っ込んでも平気なように工夫してある。

持ち歩くとき、服のポケットなどに忍ばせておいても大丈夫なのである。



裸族とは?

| | トラックバック(0)
うちの林に朝一番でやって来るのがメジロ軍団だ。

10~20羽前後だろうか。とっても、にぎやかだ。

何をしきりについばんでいるのかと双眼鏡で覗いてみれば、

カラスザンショウの実であった。

メジロの喧騒につられて、ヒヨドリも馳せ参じる。そこへシロハラも。

さて、今日は鳥の餌台を更新してみた。

L11548403.jpg餌台は竹で、支柱はアカメガシワ。

なぜ餌台を作るのか?とか、それはどんな目的なのか?とか、考えるのはよそう。

こういう工作も楽しければ、居間の窓からときおり鳥たちの姿を間近に見られるのも楽しい。

野生の鳥に給餌するのはけしからん!とか色々言いたい方もおるだろうが、、、、、。、

ま、少なくとも鳥たちが餌に困っているからそれは何とかせねば!なんては、ちっとも

思っていない。

餌台から見たわが家は、約5~6メートル先となる。

L1154841.jpgこれだけの距離があると、部屋のなかでどんな動作をしようが、鳥はへっちゃらだ。


さてさて、昨年からずっと気になっていたのが写真データの整理。

外付けHDDはでっかくて、しかも個々に電源が必要で使いづらかった。値段も安くは無い。

そこで今年から3.5インチ内臓HDDをむき出しのまま、使うことにしてみた。

内臓HDDをパソコンに接続するには、安価なHDDスタンドという装置が一台あればいい。

L11548365.jpg上の写真は新規の内臓HDDのフォーマット作業をしているところ。作動LEDが青く

光っている。HDDの容量は500GBで、価格は4870円。

このやり方だと、データ保存用HDDは最小限の大きさになるので場所をとらない

というメリットがある。で、保管する際、内臓HDDはいかにも軟弱なので、

これを保護ケースに納めてみた。

L11548462.jpgこれが百円ショップのハガキケースにピッタリ納まる。

HDDが中で踊らないようにプチプチのクッション剤を入れておくと安定する↓

L11548471.jpg
もともとこのハガキケースはポジフィルムの保存用にと購入していたものだが、

3.5インチ内臓HDDがぴったし納まるので流用できた。

もっともHDDを裸のままで扱うので、取り扱いは慎重に。



| | トラックバック(0)
朝陽を浴びて、庭先に顔面模様が浮き上がった。

W2238060.jpgもしかして、他の時間帯だと見落としていたかもしれない。

顔面に見えるこの網糸は、ジョロウグモの巣網である。

目や口にあたる穴開き箇所は、大物の獲物でもかかった痕跡であろうか。

ジョロウグモからすれば、早いとこ修復しておきたいのではないか、と思えた。

「顔」に見える物件は自然界には多く、それらが偶然なのか、あるいは

何かの意図的なものではとか、よく話題になる。

さて、なにが揃えば「顔」と見えるのか?

それは解りきったことかもしれないが、その必須条件は、目と口だろう。

目は口ほどにものを言う、とあって目だけでも顔を連想できるが、

やはり表情に欠ける。

顔というからには眼と口の3点セットは最低限、欲しい。

顔はそのまま表情と言い換えることもできるだろうか。

表情を相手に知られたくない、あるいは素性を隠したい、というとき、

とりあえず覆面をして、目だけは晒すというやり方は、昔からよく使われる。

表情とは感情の表出である。

では例えば、昆虫の顔に表情があるか?

ましてや感情なんかあるんかい!?と思う方も多いことだろう。

昆虫に感情があるかどうかは知らないが、少なくともヤバイ!という状況に

置かれた昆虫がとっさに逃避する行動をとるとき、

私達はそれを見て「ああ、慌てふためいているなあ~」と感じる。

問題なのは昆虫に感情があるかどうかではなく、観察者である人自身の感情が

どう刺激されたかではないか。他の生きものを解釈するとき、

とりあえず人の持てる感情で推し量るしかない。

人は危険を回避しようとして、大抵は慌てふためく。冷静であったほうが良い場合も

あるが、ともかく早く対処しようとして、感情に突き動かされる結果だろう。

昆虫も急いで回避しようとしている、その素振りは外見上は人の慌てふためく姿と

重なる。

まあ、ことはそれほど単純ではないのだろうけど、昆虫の顔をいろいろな場面で眺めて

いると、

「あれ、今は嬉しいのかい!?」

「あれ、アンタはけっこう怒っている?」

「あれ、おいしそうに喰うなあ。」

などと、観察者の想像力が刺激される。


「昆虫の顔」、というのはこれまでにもいろんな写真本で取り上げられてきて、

著名な方の作品も数多くある。

もし私がこのテーマに挑むとすれば、どういった撮り方をするだろう?

どういう気持ちを抱きながら、虫と対峙するだろうか?

自分のことながら、楽しみになってきた。

前に想像力をかき立てる本を作りたい、と書いたけれど、

これからやる仕事ではそのことに一番力を入れていきたいと思っている。

昆虫の生活をていねいに説明するような写真ももちろん撮り続けるだろうけれど、

この先、時間の使い方は変わっていくだろうと感じている。


( 写真/  E-520  ZUIKO D 50ミリマクロ )


『機材の話』

長年使用してきたスタジオ用ストロボ発光部の一つで、モデリングランプが切れた。

たったそれだけのことだが、妙にタイムスリップしたような驚きがあった。

W22180341.jpg上の写真は、新しいモデリングランプに交換したあとの様子。

画面中央のらせんが透けて見える部分が、ハロゲンのモデリングランプ。

その両サイドのガラス管がストロボの放電管である。

こちらが焼け焦げたモデリングランプ。

W22180262.jpg驚いた理由とは、このモデリングランプはもうかれこれ15年以上も使用してきたからだ。

自宅での撮影はともかく、依頼されて出張撮影するときには、このモデリングランプの

予備ランプは必ず携行するようにしていた。毎回、仕事に出るたびに予備ランプの所在は

しつこいほどチェックしていたものだ。

出張撮影での仕事とは、百パーセント標本撮影。

銀塩フィルムカメラ時代のスタジオ撮影では、影の出方などを事前に把握するためにも

モデリングランプが無くてはならない補助光であった。

モデリングランプの照明で光の回り具合、被写体の反射の具合を掴み、そして

露出計でどの程度の光量がどの方向から被写体に注いでいるかを確認する。

そう露出計も絶対に欠かせない道具だった。今はモニターに頼ってしまい出番はほとんど

無いに等しい。(それでついこの間、2台ある露出計の電池を抜いてしまった。)

ところが約15年間ものあいだ、モデリングランプが切れることはなく、

予備ランプの封印を切る必要も15年間、なかったわけである。

それがついに、、、、、15年目にして、ついに、、、、、。つまらんことで気持ちが高まった。


私の使うスタジオ用ストロボは心臓部にあたるジェネレータ本体と、

延長コードで接続された発光部とからなる。発光部は3灯ある。

ジェネレーターは4灯まで接続可能だが、発光部1灯だけでも10数万円以上するので

これまで買いそびれてしまったのだ。つまり貧乏だったから、、、、。

もっともライティングする上では3灯あれば大抵は間に合う。それでも不足する場合は、

小型のクリップオンタイプのストロボを加えて増灯している。

そういうとき、オリンパスのスレーブ内臓のストロボFL-36Rはたいへん重宝する。

だから常時2灯のFL-36Rが、スタジオストロボ発光部と並んで、

自在アームの先に待機している。



仕事で使う道具というものには、細かいところまでできるだけ常時、気を配っていたい。

いつ、どこで、日頃順調に稼動してきた道具が急に不調になるやもしれない。

モデリングランプ切れに気付いたのは、数日前のことだったが、

15年間無事だったからという安心感から、予備ランプの置き場所も

一瞬、すぐには思い出せなかったほど、注意力がそこから完全に抜け落ちていた。

日頃から撮影機材の整備、調整は怠れないなあ、と少し反省した。



線香花火

| | トラックバック(0)
ウラギンシジミ幼虫は、今が旬。

JX198827.jpg
40数年前、といえばかなり昔のことだが、、、、、。

当時、花火の中でも線香花火が一番、安くそして一番、楽しめた。10円で一袋だったか。

そういう想い出をいつまでも引きずりながら、私は死んでいくのだろうと思う。

かつての花火の燃焼時間は長く、そして演出たっぷりの線香花火は

何処へ消えてしまったのだろう?

たしか国語の教科書にも、その線香花火の描写の文章があったはずだ。


さて、草刈り機のことをうちの辺りでは、「ビーバー」と呼ぶことは前にも書いたが、

その燃料は、ガソリンとオイルを自分で混合して作っている。

下の写真は、混合用3点セット。

L11919731.jpgガソリンは3リットルのタンクで買う。5リットルのタンクも考えているが、

3リットルあればけっこう間に合う。ともかく、混合ガソリンはできるだけ早めに使い切るのが

良いので、たくさん作り置きはできない。5リットル使いきると、体がボロボロになりそうだ。

L11919762.jpg調合用ポリタンクにオイル(青)とガソリン(赤)を入れて、混合する。割合は1:50.

市販の混合ガソリンは今ではまったく使用していない。混合ガソリンを調合するのは面倒

ではあるが、この方が機械の調子を最善に保てるから、苦労する甲斐は充分にある。

仕事というのはいろいろな手順を踏んでいくことの積み重ねである。

少しでも省力化できるところは考えるが、小型内燃機関のメンテナンスを考慮すれば、

市販の混合ガソリンは使うべきではない、と思う。










謎の卵

| | トラックバック(0)
昨日のこと。

ヤマビワの葉っぱに残された、スミナガシ幼虫のかじり痕をいくつか見つけた。

W22744212.jpg葉の主脈の先端部をよ~く、見れば、なにやら卵が着いていた。

W22744221.jpgこの卵、かじってみれば、ミント味がするかもしれない。さわやかな色だ。

これでは倍率が足りないので、うちに持ち帰り、ズイコーマクロ20ミリで撮影してみた。

L128131722.jpg色が浅くなってしまったが、これはライティングのせいというよりか、一日時間が経っている

ためではないかと思う。    つまり卵に変化が生じているのであろう。

ヤマビワの葉に産卵しようとしたのか、それとも別の植物に産むつもりが、

誤ってこの場所になってしまったのか?そこもわからない。

卵の正体ももちろん謎だ。 蛾のなかまだろうか。


さて、一番下の写真はズイコーマクロ20ミリレンズと、ベローズの組み合わせで撮影

したもの。カメラは、E-P1を使ってみたが、ライブビューでのフォーカス合わせは

たいへん使い易く、高倍率の撮影も楽になった。カメラが小さく、無駄が無いのは

すっきりして、やはり気持ちがいい。

Y928091111.jpg私がE-P1をすぐにも購入した一番の理由は、こうしてベローズ撮影用として使いたかった

からだ。できれば、これはベローズ専用にしたいくらい。

しかし、E-P1は風景の撮影用としても重宝している。出番は多いのだ。

2台あっても良いかもしれない、、、、、、、。


明日は、午前中に宮崎市内の宮崎神宮で観察会があり、

そのあと県立図書館で、講演を行う。

今回は観察会に合わせた講演内容を組んでみた。

そして、午後からは電車で大移動して、北九州へ行く。3泊4日の小旅行だ。

今回は2箇所の写真展会場を巡り、そしてフィールドも回る。

とくに楽しみにしているのは、ある若手の自然写真家の方の仕事場を見学すること。

これまで2回、お会いしているが、現場を見ておきたいと思っていた。


なので、しばらくこのブログ更新はお休みします。

よく公務員とかの方々は研修と称して、あちこちに出張なさっているようだが、

自由業の私も、そういった研修という名目を思いついた。あとからだけど、、、、。

昆虫の卵など、1ミリかあるいは1ミリに満たない小さなものを撮影するときは、

室内撮影のことが多い。

撮影に使う機材のうちレンズは、オリンパスの昔のOMシステム。

接写システムが充実していたOM時代の機材は、デジタル時代の現在でも活躍する。

オリンパスのベローズと専用マクロレンズを使えば、かなりの高倍率撮影が可能となるからだ。

L1170405.jpgカメラはどのメーカーでも使用可能だが、やはりフォーサーズカメラが倍率も稼げるので良い。

以前使っていたEOSカメラの出番は無くなった。

L1170417.jpg写真では、E-620を使用しているが、いづれはE-P1を使いたいと考えている。

超高倍率撮影となると、ファインダー越しに肉眼でピント合わせするのがかなり難しい。

今ではモニターのライブビューを使うことがほとんどであり、そうなってくるとライブビューのみ

のカメラで良いことになる。

ベローズにE-P1を装着して使う、などとはあまり一般的ではないと思うが、

私がE-P1を購入した一番の動機は、じつはそこなのだ。

かなりひねくれた動機だが、そういった使い道がなければ購入するかどうか、まだ迷ってい

ただろうと思う。

現段階ではフォーサーズアダプターが手に入らないので、ベローズでの使用はまだできな

いのだが、風景撮影でも活用しており、たいへん重宝している。



E-P1を使うもう一つの理由としては、オリンパスのベローズの構造上重いカメラを取り付け

るとその重みでベローズのマウント部分がわずかに歪むのが嫌だからである。

カメラはできるだけ軽量なものがいいわけだ。

以前はEOS1-Dのような重くでっかいカメラをつけて使っていたことがあるが、

そのときはベローズが壊れてしまうのではないかとヒヤヒヤしたものだ。

撮影上、特に支障はないものの、弱々しい造りのベローズを大事に使いたい。

オリンパスのオートベローズは今では入手が困難だろうと思うが、予備にもう一台欲しい。


雲台はジッツオのビデオ用のもので、三脚はスリックの大型三脚。

三脚はスリックのプロフェッショナル デザインⅡという、相当古いタイプで、野鳥カメラマンが

よく使っていた。実際、この三脚を買った当初の目的は600ミリレンズを載せるためだった。

でっかい超望遠レンズを支えることのできる三脚が、ベローズ撮影でも必要なのである。

ストロボの使い方はいろいろだが、基本セットとしてソフトボックス内に納めた発光部2灯を、

ベローズのXレール先端部分に固定してある。

発光部の固定にはスリックのQHD-21という小型雲台がしっかりしていて使い易く納まりも

良い。

高倍率撮影ではレンズ先端から被写体までの距離がたいへん短いので、2灯の発光部だけ

では光の回りが完全ではなく、他に数灯のストロボを配置することが多い。

またこうした高倍率撮影でのシャッター操作は、カメラに触れるだけでもブレとピント移動に

つながるので、必ず延長レリーズケーブルを使用する。

ダブルレリーズケーブルは必須の道具だ。


以上のような細かいことは書かないだろうが、今回の写真も夏休み写真展の展示で使うために

用意したもの。開期まであと一ヶ月。

( 写真/ E-P1  M.ZUIKO D17ミリレンズ )


夏休み後半に開催する写真展では、仕事の現場の雰囲気も紹介することになっている。

写真展の来場者には、展示してある写真をどのようにして、あるいはどんな機材を使って

撮影したのか、興味を持たれる方も多い。

そのような素朴な疑問に対して簡単ではあるがパネル展示にしてみようと考えている。

そこで手始めに、普段カメラザックに詰める最低限の機材を並べてみた。

Y9170893.jpgカメラは、E-520、E-620、E-P1の3台。

今月からE-620、E-P1が新たに加わり、野外で使う機材の軽量化がさらに進んだ。

EーP1は、風景専用に使っており、レンズは17ミリと14-42ミリズームのマイクロフォーサーズ

レンズ2本のみ。フォーサーズレンズを取り付けるアダプターはまだ届いていない。

EーP1を風景専用にしたことで、ズイコーD14-54ミリズームレンズをはずしてみた。

このレンズはたいへん優秀だが、メインカメラ2台はマクロ撮影の状態に保っておきたいので、

しばらく様子を見ながら自宅待機にしてみた。

こうして並べてみると、画面右上のE-620左にある8ミリ魚眼レンズがやけに太く大きい

ことが気に掛かる。マイクロフォーサーズレンズで魚眼レンズを出してくれると、このレンズも

はずすことができて、さらに軽量化できるはずだ。

( 写真/ E-330 ZUIKO D25ミリレンズ )




改造ストロボ

| | トラックバック(0)
先日、分解したままだったサンパックPF20XDを新たに組み直してみた。

Y92807911.jpg写真は、ズイコーD14-42ミリズームのリバース改造レンズに、ストロボを装着したところ。

2灯の発光部とストロボ本体はL字型のアクリル板に固定されており、レンズ先端部分に

ワンタッチで固定できるように工夫してみた。

ストロボの発光は自作のシンクロコードをカメラのアクセサリーシューに接続して行う。

ストロボ本体は大きく見えるが、左手でレンズを構えるとき邪魔にはならないし、

見た目ほど重くもない。

この改造ストロボは、リバース改造レンズ専用であるから、レンズと一体化していることで、

カメラへの装着、取り外しもすばやく簡単にできる。

ストロボ発光部がレンズの両サイドに固定されているので、

ライティングの自由度はない。せいぜい両灯の光量比を変えるくらいしかできない。

したがって、撮影条件に合わせて

このライティングを変更しようと思えば、即座にストロボだけを取っ払うことができる。

そもそも、このサンパックPF20XDは、小型であること、スレーブ機能が内臓であること、

マニュアル光量が調節できること、という3条件を評価して購入したものだ。

しかし、スレーブ機能が野外ではほとんど使い物にならない。

こうして超接写レンズ一本の専用ストロボに改造変身してしまったものの、

スレーブ機能さえ変更できれば、ほんとうはもっと活躍できるストロボなのだ。

かなり昔、サンパックのストロボはメーカーに注文つけると、

ちょっとした改良を受け付けてくれた。

PF20XDのスレーブ機能を野外でも使えるような改造はそれほど厄介ではないと

思うのだが、どうだろうか。


空梅雨

| | トラックバック(0)
今朝は、子どもの通う小学校の学校林へ出向き、下草刈り作業を行った。

父兄と教師の方々で年に2回行う作業だが、この6月はさすがに汗びっしょりとなる。

しかし、休憩をとると涼しい風が心地良く、どうも梅雨という季節感が希薄だ。

今日一日、今にも降り出しそうになりながら、雨はほとんど降っていない。

午後から少し湿度も上がったが、去年の今頃とは比べればはるかに過ごしやすい日が

ずっと続いている。

ともかく田上地区での田植え作業は、あちこちで遅れているようだ。湧き水が乏しいからだ。


さて、今日は高倍率接写の機材について。

まずはこの写真を。

Y92106444.jpgズイコーD17.5-45ミリズームレンズの前玉はずしに、2倍テレコンを付けて、

35ミリ版換算で最高約6倍の接写が可能。

レンズ先端にはストロボの発光部が両サイドにあって、光量はそれぞれ調整できる。

ストロボ本体はサンパックPF20DX、2台をレンズ上に固定できるようにした。

カメラを構えてみると、バランスはそう悪くはないし、見た目ほど重くはない。

ストロボ2台の発光用トリガーとしては、カメラの内臓ストロボを使っており、

PF20DXをスレーブ発光させるようにしている。そのためストロボをレンズ上に

配置したわけだが、PF20DXのスレーブ機能は室内を想定している造りのため、

黒い遮蔽版を被せて、確実なスレーブ発光を維持している。

このレンズとストロボの組み合わせを半月ほど試用してみたが、

まずまずの使い心地であった。

だがしかし、レンズ上のでっかいお箱は邪魔といえば邪魔。

うっとうしい、といえば鬱陶しい。

このやり方は、ストロボの発光部を延長コードで抜き出すという工作をすれば、

あとは簡単な工作で済む。したがっていかにも安直な改造なのだ。

安直なだけあって、あまりスマートではない。

そこで、この改造ストロボをさらに進化させるべく、一旦、分解してみた。

Y92106861.jpgストロボ本体を、一つの平たい箱にまとめ、発光のトリガーをアクセサリシューにもっていく方式に

換えようというわけだ。さて、この先どう決着するのか、じつは綿密な計画などない。

これから考えてみようと思う。

それと、もうひとつ。

レンズのリバースアダプターを作ってみようとしたが、アダプターにレンズ系を組み込まない限り、

ワーキングディスタンスをできるだけ長くとる、ということを解決できない。

しかしもう今の時期にレンズを工夫している時間などない。

リバース方式は、前玉はずしよりか、ワーキングディスタンスが長くとれることもあって、

工作の手間暇を掛けるだけの価値は充分にある。

そこで糸崎さん方式のレンズリバース改造をやってみた。

ストロボの配光はいろいろと考えているが、例えば合体ロボット型がこれ↓

Y92106703.jpgまるで水中撮影のシステムみたいだが、重量はいたって軽い。

アームの支持土台は、オリンパスのツインフラッシュブラケットだ。

ストロボはハクバのデジタルスレーブストロボで、アーム部分はゴリラポッドのパーツを流用。

ゴリラポッドはどこまで使えるものかと試用してみたが、原型を留めていたのはわずか4日間

だった。アームの長さは自由に調整できるし、長くすれば逆光スレーブとして使える。

ハクバのスレーブストロボは、オート調光窓を塞いで常にフル発光するようにした。

これで発光量は安定するが、電池の消耗が早くなることと、光量調節ができない、という

デメリットが生じる。

さらに光を柔らくするディフューザーも工夫したいところだ。

いづれにせよ、撮影条件によってストロボの使い方も、いろいろと対応できるように

しておくことが必要で、現場での判断でそれを使い分けることができれば良い。

上の合体ロボで試写したのが、アカメガシワの花外蜜腺を舐めるアミメアリの写真↓

W22124002.jpg


色温度

| | トラックバック(0)
昨日はナタ事件を書いているうちに憤ってしまい、記事が中途半端になった。

家事など忙しかったせいもあるが。


さて、今年になってからサンパックのストロボB3000Sを常用するようになった。

これはカメラの内臓ストロボもこれまでのようによく使っているが、

撮影条件によっては光の質を変えたいことや、光量がもっと欲しい、

といった場合に対応するためである。


B3000Sに取り付けるディフューザーは、自作でこれも百円ショップの容器を流用した。

W21621562.jpgストロボを乗せているのは、ゴリラポッドという製品。どこまで役立つか、今はまだ試用中。

ゴリラポッドはミニ三脚として使うには、安定させるのに少し手間がいる。

やはり枝などに巻きつけるといった使い方が適しているのだろう。

B3000Sはすでに製造中止になってしまったが、発光部が上下90度にクリック調整できる

ので、天井バウンスだけでなく、接写撮影にも向いている。

ディフューザーはB3000Sのワイドパネルを透明アクリルで複製し、

ワイドパネルアダプターに取り付けることで装着ができる。

W21621651.jpg百円ショップ容器のフタをくり抜き、パナソニック大型ストロボ用のワイドパネルを

ヤスリで削って径を合わせてから、はめ込んでいる。

さらに容器の内ブタには発泡シートを太鼓皮のようにかませている。

ワイドパネルは、発泡シートを保護するための役目も兼ねる。

これをカメラに取り付けると。

W21621523.jpgオリンパスの35ミリマクロレンズと1.4倍テレコンの組み合わせだと、

レンズを最大に繰り出してもレンズ長を超えることはなく、光の回り具合もちょうど良い。

写真では発光部が光軸からズレているが、ストロボの取り付け方を変えれば光軸上にも

配置が可能。むしろ配光条件によっては、このズレを利用している。


このディフューザーの光質は、芯のある、それでいて影もおとなしい、といった感じ。

発泡シートの厚みを変えれば、もっと柔らかい光も演出できる。

曇り空下の雰囲気のライティングにしたいときは、

内臓ストロボと板式簡易ディフューザーとの組み合わせのほうが、てっとり早い。


私がこしらえた丸箱式のディフューザーと、じつはよく似た製品があることに

先日気付いた。「プロ機材ドットコム」で販売されている「ドームバウンサー」という商品だ。

材質は違うし、「ドームバウンサー」の価格は2800円もする。

商品名にあるように、「ドームバウンサー」は室内天井を利用したバウンス撮影に威力を

発揮するそうだ。


私の丸箱式ディフューザーもまだ問題点があって、広角レンズを使った撮影でフタのわっか

の部分が条件によっては薄い影となって写りこむことがある。

例えば次のような、壁面などフラットな人工物が画面に入るようなときだ。

W21622281.jpg
( 写真/ E-520  魚露目8号+ズイコーD50ミリ+2倍テレコン B3000S )

写真は、ツマアカベッコウがアシダカグモを運んでいるところで、このあと通気口から床下に

持ち込んだ。毎年、床下へと運び込む姿を見るが、中ではどのように貯蔵しているのだろうか。


この写真の場合、ディフューザーを市販のシャワーキャップ式に取り替えて撮影してある。

シャワーキャップ式はしかし色温度が若干、低くゼラチンフィルターでの補正が必要だ。


丸箱式ディフューザーの改良点としてはフタの部分を透明にすることで、

影のわっかの写り込みは解消できるだろう。



色温度ということで、昨日の夕方に庭で自然光撮影したルリタテハの写真を載せておこう。

日が沈む直前で庭の地面は日陰になっていた。

まず、色温度(WB)の設定を「太陽光」で撮影したカット↓  いつもはこの設定がほとんど。

W21623273.jpgしかし、青味が強いと感じたので、

次に、WBを「日陰」に設定して撮影した↓

W2162328日陰1.jpgWB「日陰」設定だと、赤味が強くなりすぎた。

そこで撮影後にパソコン上で、RAWデータをWB「ストロボ光」に設定して現像したカット↓

W2162328.jpg
( ルリタテハの写真全て/ E-520  ズイコーD35ミリマクロ+1.4倍テレコン )

こうして並べてみて、実際に見た目に近いのは、一番下の色温度設定だ。

デジタルカメラは撮影時にRAWで撮影しておけば、こういった色温度の調節も

データを劣化させることなくパソコン上でできる。

私の場合、撮影時のデータ設定はいつもRAWのみ。

以前はJPG同時撮影をしていたが、データ量が増えるだけであり、

最近はJPG変換の速度も速くなったので、必要なカットだけJPG変換すれば間に合う。