しわざの最近のブログ記事


虫のしわざ〜泥巣

| | トラックバック(0)
先日、紹介したスズバチの泥巣
_Z5A8652.JPG蛹化時期を調べておきたいので採集したのだが、中はすでに空っぽになっていた。
_Z5A8650.JPGじつはこの泥巣を外す前に、外壁の一部に小さな穴が空いていることに気付いた。どうやらこの巣は寄生されていたようで、その宿っていた虫は中の幼虫を食い尽くして外に出たのではないだろうか?

何重にも塗り固められた泥巣の壁も、寄生蜂に狙われたらひとたまりもない。

まだその寄生蜂の姿を見たことがない。

午前11時半、三股町、梶山交差点近くで、アゲハ春型が飛んでいるのを車内から目撃。庭ではモンシロチョウも舞っていた。




落とし物

| | トラックバック(0)
三股町 田上

午前7時27分。我が家の背後に朝焼け。

我が家IMG_6813.JPG
庭のヒメクラマゴケ(シダの仲間)の絨毯に、テンのものと思われる糞が落ちていた。
我が家IMG_6817.JPG
植物の果皮や種子がたくさん混じっていて、小動物の骨もわずかに見られる。

林に設置している3台の自動撮影カメラに、ようやくテンの顔も写り始めた。
期待しているアナグマは、まだ一回しか登場していない。タヌキも一晩現れたのちは、全く来ていないようだ。


深夜から今朝にかけて冷え込み、外気温は零下5度C近くまで下がった。
朝食も縮こまって済ませたが、日中はよく晴れて気温も上がった。

これならモズのはやにえも立つだろうと思えた。
いつものカラムシ枯れ草群落を覗いてみれば、予想は適中!
ツチイナゴはやにえIMG_1944.JPG
胸部をグサリと刺されたツチイナゴは、まだ元気に脚を動かしていた。
枯れ茎のなかでもできるだけ高い場所を選んでいるようにも見える。

スッキリと大気が澄んでいるおかげで、鹿児島県の桜島もよく見えた。
桜島IMG_6529.JPG
写真画像を拡大してみると、左上の方の小規模な噴煙まで見える。
手前の町並みは、都城市。

近くのクヌギ林では、ヤマカマス(ウスタビガの繭)も見つかった。
ウスタビガ繭IMG_6593.JPG
ここのクヌギは6年前に全伐採して萌芽更新したので、どのクヌギもまだ背丈が3〜4メートルほど。

三股町 田上

シロダモの葉っぱに並ぶ虫コブは、シロダモハコブフシで、このしわざの主は、シロダモタマバエ。
焦げた壷のように見える虫コブの表面は拡大してみると毛深い。

虫こぶIMG_1676.JPGコブ一つに、タマバエの幼虫が一匹入っている。

暖かいせいか、クビキリギスが飛び跳ねていた。そこで口のアップを撮影(写真は少しトリミング)。

虫こぶIMG_1685.JPG草食だが、この大アゴで咬まれたらかなり痛い。

(写真上2枚:EOS-M5  EF-M55-200mmズーム+レイノックスクローズアップレンズ+OLYMPUS マクロフラッシュSTF-8 )

今夜は地区の「おねっこ祭り」。昼過ぎからの準備に駆けつけた。行事では豚汁の注ぎ係り。今年は保存会のメンバーの欠席が多く、人手不足。明日の片付けも人数が揃わないので大変なことになりそう。

虫こぶIMG_4790.JPG





はやにえ、今日も

| | トラックバック(0)
三股町 田上

畦にポツンとあるハルニレ。小枝のはやにえは、トノサマバッタの幼虫だった。
ここも、はやにえスポットの一つだ。

はやにえP1070009.jpg体は柔らかく新鮮。餌食になったのは今日かもしれない。

三股町では、トノサマバッタの越冬ステージは卵、幼虫、成虫、と様々。

今日は夜間が雨のため、地区の「おねっこ祭り」は月曜日に延期となった。

(写真:OLYMPUS TG-4)

昨年の暮れから、けものの撮影の準備を始めた。
撮影場所は、うちの雑木林だ。

無人撮影用のカメラハウジングは20年も前のもので、フィルムカメラ用。カメラはNikonのF3を使っていた。さすがにこれは流用できないので、デジタルカメラ用に新規のハウジングを作った。
とは言っても、これもEOS-1RSの防音ハウジングに使っていたものを改造した。
昔、ベランダの餌台に来る野鳥の撮影に使ったハウジングだが、かなり手を加える必要があった。今日はその工作に掛かり切りとなった。

カメラのテストを昨年から玄関でずっと行っていたら、嫁さんが嬉しそうに見ているのに気付いた。けものの撮影に備えていると知ったからのようだ。昆虫の撮影には全く興味を示さないのに、対象が獣あるいは、鳥になると態度が一変するのは、ずっと以前から不思議に感じていた。いや、一般の感覚からすればそれが普通なのかも知れない。

昨日見つけたホンドギツネの死骸を見に行く、と言ったら「私も行く!」と付いて来た。




なわばり

| | トラックバック(0)
三股町 田上

宮崎に移転して10年という年月を感じることの一つは、周辺にある杉林の成長である。
日の出から陽射しが我が家の庭に届くまでの時間が、えらく長くなった。
あるいは雨天時には電波障害が生じるようになった。

それは、杉林のデッカイつい立てが東側にあるからだ。
朝IMG_1042.JPGすぐ下の谷津田はとっくに明るくなっても、我が家の庭は木漏れ日がうっすらと移動していくだけ。
だから、気温が上がるのも遅めで、すぐに庭仕事をする気にもなれない。
かといって、私は惰眠をむさぼる楽しみもなく、午前5時半には自然と寝床から出て動いている。

正午過ぎ、モンシロチョウが元気に飛んでいた。

雲一つない快晴。仕事部屋の掃除と整理をまず行い、そのあとは風呂場や居間の窓などの大掃除を行った。

先日、トノサマバッタのはやにえのあったカラムシ枯れ群落に、今日はイナゴの一種が立っていた。

はやにえイナゴIMG_1058.JPG


食べたよ!

| | トラックバック(0)
三股町 田上

朝早く、都城市上空に熱気球が二つ上がっていた。

スギ倒木IMG_1267.JPG高所が苦手な私には、絶対乗れないなあ〜。

スギ倒木の枝が払われて、下を通れるようになった。Hさんが頑張ったおかげだ。

スギ倒木IMG_1272.JPG軽トラの天井がギリギリで奥に進める。

反対側から見ると、、、、。

スギ倒木IMG_1275.JPGいづれにせよ、この倒木は危険なので、冬の間に切断して除去する。

昨日、見つけたカラムシのはやにえ「トノサマバッタ」が、喰われていた。

スギ倒木IMG_1293.JPG
こうして食べ残しの腹部を再度立てるところが、いかにも、モズのしわざ、であろう。

「ここは、オイラのなわばり、じゃけんね!」

「ときおり、はやにえを横取りする者がおるようだが、それは許さんぞナ!!」




三股町 田上

庭の掃除をしていたら、地面のすぐ下から頭を現した、エビガラスズメの蛹。
ブロッコリーのステージに置いて記念撮影。

エビガラスズメ蛹IMG_1112.JPGエビガラスズメの蛹は数センチ〜せいぜい10センチ程度の浅い土中に蛹室を作る。そのとき、頭部が少し上向きになることが多いようだ。

畦道に枯れ残った、カラムシの茎に、トノサマバッタのはやにえが立っていた。

はやにえトノサマIMG_1251.JPG体に損傷はなく、まだ脚を動かしていた。おそらく今日、立てられたのだろう。
これではまるで見せしめのようだ。

すぐ近くの桑の枝には、頭部だけが残っていた。こちらは体を食べて、残りを刺しておいたのだろう。

はやにえトノサマIMG_1231.JPG

庭の掃除といっても、かなりの労力と時間の掛かる作業だった。
林のほうでは、さらにそれを上回る作業が待っている。朝から晩までやっても、数日は掛かりそうだ。

一番気に掛かっているのは、今夏の台風で倒れたスギの除去作業だ。
隣の杉林から観察路を遮るように倒れている。

ところが先日、観察路が通れるように路上のスギ枝が払われていた。観察路奥の湧水源で、「もやし栽培」をHさんが始めたからだ。資材を軽トラで運び込むためにも観察路に被さっているスギの枝を払う必要があった。湧水源は我が家の隣の土地にあって、重機や車を入れるには、うちの観察路を通るしかない。
しかし、でっかいスギの幹そのものは観察路の天井となって、残っている。




冬のヒメカマキリ♀

| | トラックバック(0)
三股町 田上

サクラの落ち葉を拾ったあと、自宅のすぐ目の前のミカンの木を覗いてみた。

一昨年、何故か枯れてしまったので、葉っぱは一枚もつけていない。
これならモズのはやにえ探しには、うってつけ。

すぐに見つかったのが、なんと、ヒメカマキリの♀だった。

はやにえヒメカマIMG_1092.JPGそっと体に触れてみると、まだ柔らかい。しかも、お腹は大きく膨らんでいる。

サクラの落ち葉には色、形、大きさも色々ある。

さくら701A7941.JPG



三股町 田上

キカラスウリの太い蔓茎に、大きなコブがあった。

オオモブトスカシバIMG_6370.JPGこれは虫コブで、名前は「キカラスウリツルフクレフシ」。
そして、しわざの主は、蛾類のオオモモブトスカシバである。

虫コブの中で育った幼虫は、地中に潜り込み土中で繭をつくってそのまま越冬する。
その土繭探しは一度だけチャレンジして、掘り出したことがあるが、結構、時間が掛かった。

しわざ、と言えばこちらは、モズのしわざの、はやにえ。 コバネイナゴだろうか。

はやにえIMG_6376.JPGモズの撮影にはずいぶんと時間を費やした時期がある。
私の郷里、松山の重信川河川敷ではモズの生息密度がきわめて高く、当時通い詰めていた武蔵野のフィールドよりか、撮影する上でははるかに有利であった。

モズを主人公にした写真絵本を作ろうと思っているが、まだもう少し時間が必要だと感じている。