クモの最近のブログ記事


昨夜、ずっと観察してきたコガネグモが産卵をした。

卵のうIMG_8092.JPG
卵のうの糸色は写真のように黄色がかったものから、ヤママユの繭色のような若草色もある。糸色の違いがどのような理由によるものか興味深い。

産卵を終えたメスは、腹部がシワシワになって縮んでいる。このあと食べてはまた、産卵を数回繰り返す。6回、産卵したメスを観察したことがある。
ヒサゴクサキリの終齢幼虫を見るようになった。
カイゼルIMG_5759.JPG写真の幼虫はメスだが、顔面にはカイゼルひげのような紋様がある。この模様は、中令期の幼虫においてすでに備わっている。


GODOXのワイヤレスパワーコントロールフラッシュトリガーを、さっそく使っているが、これは実に便利。
2台のストロボDE300の光量調節を、カメラの位置からできる。もう踏み台もシンクロコードも要らない。チャンネルは16チャンネルまで設定可能。

トランスミッターXT16の細かい
設定を間違えなければ、ちゃんと光量調節ができる(Amazonのカスタマーレビューには「できない」という書き込みもあるがそれは間違い)。
肝心なのは、DE300の場合、スタジオフラッシュなので「SET」ボタンの長押しで「パワー比率表示モード」を「1.0~7.0」というモードにすること。これを怠ると、調節機能が働かないので注意が必要だ。


居間の窓枠から光ケーブルへと引っ越しをした、コガネグモ。
コガネグモIMG_7614.JPG
糸でグルグル巻きにされた獲物は、サツマコフキコガネだ。ボリュームたっぷりなので、時間を掛けて堪能している。コガネグモのお腹もはち切れんばかりに肥えている。
円網の直径は90センチ以上。
目線で撮影するには、2m脚立の天板に立たねばならない。
今日の写真は地上から、望遠ズームレンズで撮影。

円網の端っこにはオスがいる。左前脚2本を失い、痛々しい姿だ。

オスIMG_7611.JPG
メスは前に一度、オスを食べてしまったが、さて、このオスの運命はいかに。

ちなみに光ケーブルは地下に埋設する予定だったが、埋設管の中で何かトラブルがあって、導入工事がどうしても出来ず、止む無く空中に配線した。

庭のクヌギ小木にはコウモリガ幼虫のしわざで、樹液が滲み出ている。
今日はノコギリクワガタのペアがずっと陣取っていた。

ノコギリIMG_7598.JPGしばらくして、ゴマダラチョウとシロテンハナムグリ。
樹液IMG_7641.JPGレストランの間口が狭いので、ここにオオスズメバチが来れば、ずっと占拠されてしまう。じつは数日前までは、そうだった。オオスズメバチはどこか他の樹に通っているのだろうか。

せっかくの夏日だが、室内撮影の待機中なので、屋外に出る時間は小刻みに少しだけ。しかし、どうやら読みが甘かったのか、今日で撮影が終了する予定が明日に持ち越ししそうだ。予定していた草刈り作業も明日以降に延期した。


梅雨本番

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犬の散歩の途中で撮影することも多く、両手を使うときはリードを離す。
それでも、チョロが勝手に先へ行ってしまうことはない

チョロIMG_8011.JPGリードの持ち手に結わえてあるスコップが、ガラガラと音を立てるとチョロはピタリと、その場に留まるようになった。
10歳のチョロだからで、若い頃だとすぐさま喜んで駆け出していた。以前はスコップではなく、打ち込みペグを結わえていたものだ。

さて、窓枠のコガネグモ♀だが、今朝になってかくれ帯を新調していた。

701A0591.JPG
下に「ハ」の字型はよく見かけるタイプ。 今朝は亜成体を数匹、見つけたが、X字型のかくれ帯は一匹もいなかった。

ナツフジの花蕾には、ウラギンシジミの2令幼虫もいた。
IMG_5819.JPG1令幼虫が脱皮して2令になると、その途端、お尻の突起が現れる。(画面左側に頭)

1令の脱皮兆候(収縮運動)を捉えていたが、ちょっと目を離した隙に脱皮が完了していた。
まだ時間が掛かるだろうと油断したが、シジミチョウ類の幼虫の脱皮は動きが小さく、あっさりと終わってしまう。

昼前
から雨になり、夕方から強風を伴う激しい降りになった。
梅雨_Z5A0072.JPG


ウラギンシジミの♀が、庭のナツフジの花蕾に産卵していた。
遠目にも白い卵がたくさん付いているのがわかるほど、数が多い。

ウラギンシジミ卵IMG_5612.JPG
ゴルフボールのような卵。ふ化殻も多く、齧られた蕾もあるので、幼虫を探してみると、ふ化幼虫が見つかった。
ウラギンシジミふ化幼虫IMG_5603.JPGお尻の一対の突起はまだ無い。


昨日、脱皮して成体となった、窓枠のコガネグモ。

やはり、かくれ帯に変化が!
701A0475.JPGそれと、もう一つ大きな出来事もあった。

同じ円網にいた♂(30センチほど離れていた)が、今日になって交接を試みていたが、なんとこの♀に食べられてしまったのだ。
オスは、メスが成体になったことをどうやって察知できたのだろうか?
メスは性フェロモンを出しているのだろうか?




朝の犬の散歩ついでに、コガネグモを見ておいた。
幼体らしき個体は1頭のみで、他はすべて成体かと思う(少し自信が無くなった)。

かくれ帯IMG_3760.JPGX字には程遠い、かろうじて「ハ」の字型。
あるいは、

かくれ帯IMG_3761.JPG「チョン」の一筋のみも。
ほかにも数個体見たが、上写真のような、下側に「ハ」の字型が多かった。
「X」字型は意外と見つけにくいようだ。






居間の窓枠に巣網を張っているコガネグモ。
X字型のかくれ帯が、見事だ。(昨日、撮影)

IMG_6031.JPG
しかしここまでしっかりX字になるかくれ帯は、むしろ珍しいかと思う。多くは、中央でつながることはなく、しかも4本ならず、2本や1本の筋に省略?している。
何かおかしいなあ〜、とは感じていた。


そして、本日。  
窓を覗いて、「あ!脱皮しているよ!」と声を張り上げてしまった。

コガネグモ701A0461.JPG
今日の今日まで、ちょっと小振りの成体♀かと、思い込んでいた。
この最後の脱皮で、正真正銘の成体になったのである。
体がパンパンに張っていたのは、満腹していただけでなく、脱皮を控えてのことかと思えた。

コガネグモのかくれ帯について、幼体と成体で作り方に違いがあるような気がしないでもない。幼体のときのほうが、X字を几帳面に作る傾向があるような、ないような。もちろん、幼体のステージにもよるが、これは来春の宿題としておこう。

今日、成体になったメスが、今後、かくれ帯にどう手を加えるのか、注目したい。

アジサイの茂みで、食事中のオオカマキリ幼虫。体長3センチほど。別の場所では体長5センチを超えるのもいた。

オオカマキリ幼虫IMG_7961.JPGヤマアジサイの花粉を食べていたのは、ヨツスジハナカミキリ。
ヨツスジハナカミキリIMG_7942.JPG庭のヤマアジサイは大きくなり過ぎたので冬に剪定したため、花芽がわずかとなり今年の花数は少ない
ヨツスジハナカミキリIMG_7953.JPGセカセカと歩き回り神経質だが、食事に夢中になっているときには、いくら近づいても平気のようだ。葉っぱの上で、身繕いを始めた。

クリの葉っぱを食べていた、ネジロキノカワガの幼虫。
ネジロキノカワガIMG_7914.JPG特徴のある姿だが初めて見たので、まずは講談社『日本産蛾類生態図鑑』で調べてみたら、すぐに本種と判明。

撮影の仕事で必要な飼育虫の世話には、結構、時間が掛かる。飼育容器の洗浄、記録、ときには撮影もありで、あっという間に時間が経つ。
前にも書いたが、こうした室内撮影のために、撮影目的に応じた撮影台を拵えている。ライティングや撮影アングル、倍率によって、工夫を凝らした撮影台だ。

今日は新たな撮影台を組んだ。観察していた虫の撮影のタイミングが近いことに気付いたからで、できるだけ簡素で場所をとらないセットにしてみた。

室内撮影では、フルサイズの一眼レフを使う。あるいは敷地内や近所のフィールドなど近場の撮影も、もっぱらフルサイズ一眼レフカメラが安心できる。
操作性、ファインダーの見易さ、などがその理由だが、機材を酷使して生じるトラブルをできるだけ抑え分散するために、撮影場所や目的によってカメラ機材の使い分けは必要だ。
車で出掛けるときや、遠征の際にはAPS-Cカメラやミラーレスを使うことが多い。
とくに高倍率撮影ではミラーレスの独壇場となった。





窓の外から 「タマムシが、来ているよ」と、犬の散歩から戻った嫁さんの声。

     「ああ、それは訪問者ではなく、うちの庭で誕生した新成虫だよ。

       これから、どこかへと旅立って行くんだよ」と、私。

嫁さんが指差す先を目で追うと、いました!


タマムシ701A0279.JPGゴーヤを植えたプランターの縁にしがみついて、体を丁寧に繕っていた。

すぐ傍にクヌギの朽ち木があって、楕円形の真新しい羽脱口が空いている。
このクヌギ材も、4年前に伐採したもの。

タマムシは夜露に濡れていて、まだしばらくは飛べそうにない。

タマムシ701A0275.JPGそっと近くに寄ってカメラを構えたが、逃げるそぶりも見せない。

飛び立つ瞬間の写真(下)は、先日撮影した別個体。
ま、しかし、お昼前には姿が無かったから、こうして飛び立って行ったのだろう。

タマムシIMG_2854.JPG
梅雨明けころには、プランターのゴーヤの蔓が緑のカーテンになるであろう、窓枠には、コガネグモが巣網を張っている。窓ガラス越しに目線の高さでコガネグモの様子を毎日、観察できるわけだ。
ま、いつ眺めても、ほとんどはじっとして動かない。

X字型に拵えた「帯糸」が白く目立つ。  画面左にはカーテンが写り込んでいるが、窓ガラス越しに撮影したからだ。

701A0228.JPGなかなか綺麗な帯糸なので、ちゃんと撮影しておこうと、
窓を開けたらその弾みで、網糸の一部が窓ガラスに掛かっていたため、帯糸の左下だけがだらしなく崩れてしまった。しまったと!と悔やんだが後の祭り(昨日の昼)
701A0239.JPG

で、一日経っての今日。 修復しただろうねえと、期待していたのだが、、、、、、、、、、、。
コガネグモ701A0254.JPG修復作業が勢いづいたのか、帯糸が増設されていた。通常、帯糸はX字型の4本で、どれかが欠けて3本になることも多いが、6本というのは、初めて見たような気がする、、、、。
縦糸の間隔も乱れているから、そこで計算違い?が生じたのだろうか。






サルトリイバラの実が、いつのまにか大きく育っていた。
サルトリイバラIMG_2599.JPG秋に真っ赤になるまでの色変化は見応えがある。これからが楽しみだ。

コガネグモは成体の姿が一段と増えた。幼体を見つけるのは、かなり苦労する。

コガネグモIMG_2484.JPGメスの網巣にオスが来ていた。年によっては、早い個体では5月末頃にも産卵が見られる。
写真のメスも今月末頃には産卵するかもしれない。

コガネグモの幼体を探して、耕作放棄の草むらを覗いていると、
目線の高さにゲホウグモがいた。
 自宅から歩いて2分の場所だ。
ゲホウグモIMG_2513.JPG腹長だけでも10ミリは超える大きなメスだ。
セイタカアワダチソウの枯れた花穂部にぶら下がっている。

ゲホウグモを初めて見たのは、13年も前の石垣島だった。
そのときは木の枝に見事に同化しており、まさに瘤にしか見えなかった。


垣島での出会いは森の中だったから、コガネグモが好むような明るい草地にいたことは、意外だった。

ゲホウグモが張る大きな円網も是非、見てみたいものだ。
本種は夜になって網を張り、朝には片付けてしまう。

酒を飲んでいてはイカンね。


三股町 田上

昨夜は鍋だったので、今日の昼食は雑炊。
食べ終わって食卓で休んでいたら、「ゴツン!!」という音が背後からした。

「今、ゴツン!って、何かが出窓にぶつかったよね」
嫁さんもたしかに聴いた、というので、さっそく外に飛び出してみれば、足下からエナガが飛び立った。

飛びはしたものの5、6メートル先のイヌビワの枝に止まったまま動かない。

「やっぱり窓ガラスにぶつかったんだよ」と、カメラを携えてイヌビワのところまで、そっと歩み寄ってみた。すぐ目の前まで寄ったけれど、エナガは動かず、眼を閉じている。

エナガIMG_7273.JPGかなり痛かったんだろう、頭がクラクラしているんだろう、眼を少し開けてはまた閉じる。とんでもなく軽い体なのに、ゴツン!という音がしたくらいだから、相当な衝撃を受けたはずだ。

エナガIMG_7295.JPG数分間、うずくまったままでいたが、やがて立ち直り、いつもの敏捷さでクヌギの高い梢に移った。
すると番の相方がすぐ傍までやって来て、互いにさえずり合い、そのまま連れ立って飛び去って行った。

我が家の窓ガラスに鳥がぶつかる事故は稀にあるが、ときにはショック死することもある。

犬の散歩ついでに近所のキムラグモの巣を下見しておいた。中でもわかり易い巣はこちら。

キムラグモの巣1.JPG
巣の扉を開いてみた。
キムラグモの巣2.JPG
よーく目をこらして見ていると、次々と巣の蓋が見つかった。

コナラの紅葉

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三股町 田上

ジョロウグモ♀の多くは産卵を終えて死に絶えたが、まだまだしぶとく残っているものもいる。
家壁にしがみつくようにして踏ん張っているメス。
ジョロウグモ701A8028.JPG
つい昨日までは脚を縮めて死んだようになっていたが、今日は何をしたいのか、モゾモゾと活動していた。
ジョロウグモ701A8019.JPG
このメスにとって最大の仕事は産卵だろうが、その力が残っていることを期待したい。

昨夏の台風で根元から折れてしまった庭のコナラは、そのあと盛んに萌芽した。
折れた原因は、クワカミキリ幼虫の食害だった。数本のトンネルが穿たれて弱くなった幹が、強風に耐え切れず折れたのだ。
コナラ萌芽701A8031.JPG
コナラの紅葉は久しぶりに見た気がする。このコナラは50センチほどの実生を植えたもので、順調に成長して多くの昆虫を養ってもきた。

(写真:EOS-5D MarkⅢ EF100mmマクロ )