仕事の最近のブログ記事


晴れ間出る

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延岡市 延岡市立植物園

本の取材で、昨日から延岡に滞在二日目。九州は大雨に見舞われたが、ここ延岡では青空の下夏日となった。
延岡植物園IMG_5305.jpg
キノコIMG_5314.jpg
小さなキノコの名前調べはこれから。

昨日は午後から雨になったが、午前中に目的の仕事を終えることができた。そして、今日は天気情報に反してまさかの快晴。

私と他3名の方の虫目で、自然観察。

いつもは独りで仕事をしているので、慣れない疲れが出た。

明日は、宮崎市内に移動。

銀座 教文館書店 ナルニアホール

午後6時から「昆虫の魅力を伝える仕事〜小さな命を見つめて」と題して講演を行った。

アオハダIMG_9456.jpg
アオハダの赤い実。そして、トチノキ。

トチノキIMG_9453.jpg
ホテルに戻ったのは、午後11時20分。
上京してから毎晩、就寝は12時以降が続いた。普段、宮崎では午後10時には就寝しているから、さすがに疲れた。

虫も連れて

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都城市の高速バス停。毎回、定刻通りには来ないとタカをくって、

J.P.ホーガンのSF小説を読み耽っていた。ちょうど佳境に入ったところで

ふと目を上げると、バスが停車していた。しかも定刻ピッタし。

立ち上がろうとしたところで、バスは出発してしまった。

しまった、と思ったが次の便は40分ほどで来るはず。

飛行機の出発までには十分余裕もあったので、待つことにした。

ところが40分経ち、1時間経ってもバスは来なかった。

どうしたことだ!?

これはまずい。余裕どころかフライト時刻にも間に合わなくなる。

バス停を降りて、タクシーを呼んだ。

宮崎空港には出発の30分前に着けた。思いがけない出費となったが、

間に合ったのだから、仕方がない。タクシーの運転手さんはご機嫌で

ニコニコ顔で領収書を切ってくれた。

今日からしばらく東京滞在。

わけあって、今回は4頭のイモムシも連れてきている。

連れ_MG_0644.jpg





食欲の秋

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バッタやキリギリスのなかまの餌は主に、イネ科植物の葉っぱだが、

それ以外に花穂もよく食べる。花穂はおそらく栄養分たっぷりであろうから、

ごちそうであるのだろう。

ツチイナゴ食事_MG_1489.JPG
花穂までよじ登るのはいかにも不用心で、身を危険に晒すだけだ。

それでか、多くのバッタキリギリス類は、夜になってからよじ登ることがほとんどだ。

でも、写真のツチイナゴはよほど腹が減っていたのだろうか?美味しそうに花穂を

食べ続けていた。イネ科植物はずっと識別をおざなりにしてきたから、

写真の花穂も、植物名が正確にはわからない。

仕事部屋_MG_6476.JPG
撮影のため飼育している昆虫は、書斎に持ち込んで、いつでも覗けるようにしている。

24時間とまでは言わないが、肝心な頃合いに様子を観る、という習慣が

身に付いている。私の仕事の一場面だが、これを徹底してやっていると、

日常生活は成り立たず、家庭崩壊につながる。



私の仕事場とは

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  今日はこの記事の前に、森上さんのブログ開設の紹介をしています。


私の仕事場は、撮影に限れば主にフィールドである。当たり前だが。

屋内撮影が必要な仕事もあるが、以前に比べると減ってきている。

そのフィールドのなかでも、敷地内の林や草地は定点観察が力を発揮する。

毎年なにがしかの新しい発見があり、まだまだ自分に見えない世界が

すぐ足下に隠れている、という感触が増すばかりだ。

もっとも、自分の土地のフィールドでは、手入れが欠かせない。

山仕事とも言える作業は、かなりの時間と労力を要するから、

遠くのフィールドに通うエネルギーや経費から少しは解放されても、

観察時間や撮影時間がふんだんに得られる、ともいかない。

ま、それでも玄関から一歩外に踏み出せば、そこがフィールドというのは、

仕事にとってこの上ない好条件であることに違いは無い。

それに、自分の仕事にとって都合のいい自然の姿を維持したり、

改変できるというのも、たいへん大きなメリットであろう。

今の時期は林のへりをヒガンバナの列が彩りを添える。

仕事場1IMG_6045.jpg
ヒガンバナは草刈りのタイミングによっては、左に見える林内でもあちこちから

生えて出て来る。どうやら鱗茎が埋もれたままになっているのだろう。

光と風通しを得ると、眠っていた鱗茎から発芽してくるようだ。

ずっと中断したままだった、人工池の埋設も、先週のことようやく作業できた。

仕事場2IMG_6070.jpg
合成樹脂製のドラム缶(ケミカルドラム、複合ドラム)の容量は、200リットル。

それを真っ二つに切断してあるから、いっぱい注いで100リットルの水が入る。

60×90センチのケミカルドラムを地面スレスレ、水平に埋め込むには、

少々時間を喰った。何より、根っこが多く掘るのも一苦労だ。

このあと池の所在がわかるよう、人工池の周囲に朽ち木を配置する予定。

埋め込み作業に取りかかる前に、100リットルの溜まり水を一旦他の容器に

移したが、ヤブヤンマの中令ヤゴを確認できた。それもかなりの数だった。

ヤブヤンマの孵化幼虫は地面を移動し、ケミカルドラムの高さ30センチの壁を

這い上って、水中に潜ったわけだ。しかし、来年からは、その苦難の道を辿る

必要がなくなり、産卵場所から水中までの移動はずっと楽チンになるだろう。

地面を歩く孵化幼虫(ヤゴ)を一度は見てみたいものだ。

昨日はタイワントビナナフシがクモの餌食となっていたが、

今朝には落下し、替わりにショウリョウバッタの♂が掛かっていた。

ショウリョウバッタ♂IMG_0744.jpg









昆虫写真教室

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予想に反して、今朝はピタリと雨が止んでいた。

都城市、志和地にある「どんぐりの森」で昆虫写真教室を行った。

参加者は小学生と父兄の方々。

カメラはほとんどコンデジだったが、一眼レフを使う子もいた。

参加者の目線に合わせて、私もオリンパス μTough-6020 を使った。

撮影モードはP:プログラムオート、スーパーマクロLED

スーパーマクロLEDに設定するとISOの設定をいじることができない、

ということを初めて知って、ちょっと驚いた。

今ではTGー3が大人気のようだが、生憎、私は持っていない。

スタッフの方が羽化直後のヒグラシを見つけてくれたので、まずはその木から

スタートした。 みんなセミの白い体にカメラを向ける。

写真教室P8020045.JPG
ヒグラシ羽化P8020039.JPG
どんより曇り空の下、とくに林のなかでの虫探しは効率が悪い。

ハグロトンボはなかなか寄せてはくれず、みんな歯がゆい思いをしていたようだ。

そこで網で捕まえてから、手に持って顔のアップを撮影してみた。

AFがうまく作動せず、これまた苦労の連続。それでも辛抱強く何回もトライして

写真をものにした子もいた。

クヌギの樹液にはヒメスズメバチ(写真)と

ヒメスズメバチP8020026.JPG

キイロスズメバチ、クロヒカゲ、サトキマダラヒカゲ、など来ていたが、

みんなの期待が高かったクワガタムシの姿はなかった。

カラスに喰われたノコギリクワガタ♂の残骸が落ちていただけ。

こういう死骸も自然観察の対象だから、立派な被写体になるのだが、

カメラを向ける子はいなかった。 まあ、当然のことではあろうか。

薄暗い林内の梢に、ウスバカゲロウが止まっていた。

しかも3匹が寄り添うようにして。

ウスバカゲロウ8020050.JPG
写真では一匹だけだが、みんなが撮影して私の番が来たときには一匹になった。

ストロボを使った子もいて、その子の写真ではウスバカゲロウの翅が

ブルーに一部輝いていた。

で、改めて感じたのだが、今日のような場合、ストロボというより、フラッシュ

といったほうが伝わり易かったので、ずっとフラッシュで通した。

案外、ストロボという言葉はあまり一般的ではないようだ。

オリンパス、リコーイメージングではフラッシュ、だが

ニコン、キャノンはスピードライト。

Nissinなど専門メーカーはいづれもストロボ。 ともかくメーカーごとのこだわりが

あるようだ。統一して欲しい気もするし、どうでもいいか、とも思える。

明日は、熊本に移動。



昨夜は宮崎県美郷町「スカイロッジ銀河村」のロッジに投宿。

ロッジ701A8663.JPG
気温は26度とたいへん涼しく快適。標高は800m以上あるようだ。

満点の星空で、夜の灯りに飛来する昆虫は少なかった。ボロボロのオオミズアオ♂1

が唯一大型の蛾。コロギスは数頭来ていた。夜中に枕元でゴソゴソと音がするので、

野ネズミかと思えば、コロギスの大きな♀であった。ミヤマクワガタのペアもいた。

例年ならクワガタもカブトムシも多いそうだが、今年はまだカブトムシが見られない

という話だった。全体に虫の姿が少なく、冬のドカ雪の影響で土砂崩れや倒木が

あちこちに見られた。

そして、今朝は雨。 美郷町「おせりの滝」での観察会は前半、室内でお話をした

あと、少し小降りになったので外に出て観察会を決行した。

イシガケチョウの終令幼虫や前蛹を見つけた子もいた。活動する虫は少なかったが

人数も多かったので、いろいろと虫の発見があって、皆さん楽しんでいたと思う。

オオアメンボが池にいたので、匂いを嗅いでもらった。

「いいニオイ!」との声をたくさん聴けた。

昨日、下見のときに見つけたアケビコノハ幼虫。

アケビコノハ701A8641.JPG


新刊本のお知らせ

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新刊本が届いた。

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      ポプラ社の(ふしぎいっぱい写真絵本25)『わたしはカメムシ』




阿蘇山

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[ 熊本県 阿蘇山 ]

朝は飼育昆虫の世話をして少し慌ただしかった。

今日は阿蘇山にて仕事。高速の運転は疲れるし、何も楽しい事はない。

かといっていろいろ考え事をしているとこれも危ない。

せいぜい好きな音楽CDを聴くことくらいだろうか。ラジオもよく聞くが、

小沢昭一さんの長寿番組は楽しい。小沢昭一さんは近頃、体調不良とのことだが

大丈夫だろうか?音楽CDもあまり持っていないので、すぐに飽きてしまう。

A_007298阿蘇山.JPG時期的には少し遅いかと思ったが、大丈夫だった。

無論、ここに来たのはダイコクコガネの撮影。

放牧されている牛の落とした糞は手で触っても不快感がない。

糞は草の香りがする。牛の糞は分解され土に戻っていく。

採集者が入った痕跡がかなり多いが、掘ったまま穴を埋め戻していないケースも

多く見かけた。これは残念だ。採集さえできればいい、という輩は困る。

採集行為を私は否定しないが、人間が一番よ!何してもいいじゃん!!

という感覚には呆れてしまう。まあ、そうではないかもしれないが、

回りが見えないというやつだろう。

牛が穴に脚をとられて骨折する可能性もあるのだ。

掘った穴はちゃんと埋め戻して欲しい。


カメラも何もかもが土まみれになっての撮影だ。カメラは防塵でないとダメである。

地面にしゃがみこんでいるうちに、外国人の方3人がすぐ近くにやって来た。

私は周囲への注意をかなり払っているほうだが、どうやら外国人の方のオーラは

違うようだ。迂闊にも気づかなかったが、一人は女性で「こんにちわあ!」と

声を掛けてくれた。私も元気に「こんにちわ!」と笑顔で答えた。

( EOS-7D  17-40ミリズームレンズ )






飼育昆虫の種類はそう多くもないが、長距離移動には神経を使った。

幸いフェリーでは、外部デッキに車を置けた。小雨の中、気温も低く助かった。

外部デッキは混んでいるときにしか使わず、普段は閉鎖されている。

もし車内の気温が上がるようであれば、飼育昆虫を収めた大きなカゴ二つを

客室まで抱えて持ち込むつもりだったが、それは回避できたわけだ。

松山の実家ではさっそく仕事の態勢を整えた。終わったのは昨夜遅く。

今朝からはさっそく撮影開始だ。

P6120018松山.jpg六畳間は、機材やら飼育スペースで埋め尽くされてしまった。

寝るときには撮影台や三脚を片隅に寄せる。

まあ、僻地の民宿で仕事をしていることと同じなのであり、特別なことではない。

快適なスタジオで長く仕事をしていると、逆に新鮮に思えてけっこう楽しめる。

若干、想定外のこともあってホームセンターに走る、というのもこれまたいつものこと。

工作用のハサミで気に入っているものがあり、同じものを二つ持っている。

今日はそのハサミを使っていて、ザックリと中指先端を切ってしまった。

ドボドボと血が出て止まらないので、水道水でたっぷり洗い流してから

ティッシュでギュッと押さえていた。

これは医者に縫ってもらったほうがいいかな、とも思ったが、

切断面は綺麗なので、バンドエイドで強く巻いて押さえておいたら、

出血は止まった。

初歩的なミスをしたのも、その理由がわかっているので、仕方がないと思うが、

事故はしかし、できるだけ避けたいものだ。


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