植物の最近のブログ記事


春の筆

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土筆といえば、ツクシだが、マムシグサの芽吹きはまさに筆と言えよう。
マムシグサIMG_7773.JPG濃い紫色が白半紙に滲む様子を、つい思い描いてみる。

一昨日あたりから、角のような茎が地面を突き破ってあちこちで姿を現し始めた。

明日から上京するが、

戻ってきたころには、葉っぱが開いているだろう。


今日の夕餉に、ツクシの卵とじを一品加えた。



三股町 田上

青空が広がるけれど、冷たい北風が今日も強く気温が上がらない。

ツクシショウジョウバカマIMG_7027.JPG室内作業が続くので、体をほぐすためにツクシショウジョウバカマの様子を見に行った。歩けば20分以上はかかる場所だ。

5株ほどすでに開花していたが、ほとんどはまだ蕾か花茎が伸び上がっていなかった。
ツクシショウジョウバカマIMG_7012.JPG開花間近の蕾。
ツクシショウジョウバカマIMG_3473.JPG
先月紹介した株。蕾がチョロっと顔を出したばかり。
ツクシショウジョウバカマIMG_3480.JPG
庭の花木も例年より開花が遅れている。アセビもボケもまだまだ開花は先のようだ。

三股町 田上

北西の風が強く吹き続けていた。その影響で枝が折れて、林の観察路のあちこちに落ちていた。

まだ早いのはわかっているが、ツクシショウジョウバカマの様子を見に行った。昨年3月に花を撮影した同じ場所。

ツクシショウジョウバカマIMG_6981.JPG花茎はまだまだ小さいが、油断していると一気に立ち上がってきそうだ。
ツクシショウジョウバカマIMG_6984.JPG車を停めた道路脇に大きなコンクリート土管が。 物置代わりになっている。
IMG_6995.JPG
ここなら、理想的な雨よけ場所。 やはり、あった泥巣が(上写真、矢印先と反対側の入り口)。
泥巣IMG_2970.JPGしかし、反対側にもう一個あっただけで、奥の方は使われていない。
スズバチ同士でなわばり争いがあるのかもしれないのと、あんまり暗い場所は好まないのかもしれない。

泥巣の集合住宅、とはいかないようだ。



コナラ

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三股町 田上

早朝まで降っていた雨はすぐに止んだが、北西の風が強く寒い一日だった。
高千穂岳と御鉢(画面左端)の冠雪が一瞬だけ雲間から見えていた。

霧島山IMG_1385.JPGアオモンツノカメムシの卵塊はまだ、ふ化が始まっていない。もうじきのはずだが。

ヤツデの葉裏を点検していると、足下にコナラのドングリがたくさん落ちていて、発根しているものが多い。

コナラP2090024.jpgドングリの外皮が外れて白く目立つ。なんだか美味しそう。
こちらは発根間近。

コナラP2090032.jpgコナラの実生はいづれ庭に移植する予定。コナラ林も作りたい。

サツマイモの花

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三股町 田上


サツマイモIMG_5942.JPG 私 「トイレの一輪挿しの花、どこにあったの?  下の畑?」

嫁さん 「 Yさんちの前の道路。畑からはみ出て、咲いていたよ」

サツマイモの花はそういえば、これまで見た記憶がないと思う。
雨が強くなる前にと、さっそく撮影に出掛けてみた。
うちから400メートルほど先だけど。

なるほど、歩道に這いつくばるようにしてアサガオそっくりの花が咲いていた。しかしよほど気をつけてないと、葉陰に隠れていて、見落としてしまいそうだ。
サツマイモIMG_5912.JPGサツマイモはヒルガオ科。葉っぱの形も、アサガオにそっくりだ。

サツマイモIMG_5926.JPGアサガオもサツマイモも、同じサツマイモ属 Ipomoea  だ。

宮崎市 宮崎神宮

朝の犬の散歩で、シラネセンキュウで育っているキアゲハ幼虫を覗いておいた。4令になっているが成長が遅い。霜が降りたりしたらツラいだろうなあ。
我が家や谷津田は杉山に阻まれて、朝日が届くのが遅れる。遠目に見える都城市方面は、とっくに明るくなっている。

チカラシバIMG_5539.jpg
チカラシバの花穂が夜露で白く輝いていた。


今日は午後から、宮崎昆虫調査研究会の大会で講演を行った。
場所は宮崎市内の県立博物館で、宮崎神宮の森の中にある。

少し早めに着いたので、ケンポナシやオガタマノキのある、民家園に入ってみた。
ムラサキツバメがあちこちで日光浴をしていたり、新鮮なナガサキアゲハ♂が飛んで来て、びっくりした。ケンポナシはたくさん実を着けていた。

講演の演目は「虫のしわざ観察」。1時間の中で、少し内容を盛り込み過ぎたと感じた。
ヨナグニサンの撮影記も入れたので、ヨナグニサンの繭殻とシンジュサン、ヤママユ、ウスタビガの繭も持参して見てもらった。

夜の懇親会まで時間潰しに、平和台公園に行ってみたが、タイワンクツワムシが多数、賑やかに鳴いていた。



宮城県 仙台市

風が強く一段と冷え込んだが、午前中には晴れ間が出た。
IMG_5779.jpg
林床に見慣れない腐生植物が立ち並んでいた。
アキノギンリョウソウIMG_5782.jpg
アキノギンリョウソウの枯れ姿で、裂果をつけている。高さは20センチ前後。落ち葉に紛れて、うっかりすると蹴っ飛ばしてしまいそうだった。

例年よりみちのくの紅葉は遅れ気味だそうだ。
IMG_5810.jpg


タラヨウの実

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今日は、県内、都農町(つのまち)の都農町民図書館で、講演を行った。
三股町から高速を使えば1時間半程度。早めに着いたので都農神社の境内を歩いてみた。

大杉が立ち並んでいるが、鎮守の森の濃さはなく樹相は単調。あまり自然観察には向いていないが、
ムラサキツバメとクロコノマが飛んでいた。ハンミョウの巣穴もあった。

ふと目の前に赤い実がたくさん実っていた。タラヨウだ。根元にあった看板には「もちの木」と書かれてあった。タラヨウもモチノキ科モチノキ属(Ilex latifolia)だが、同属の別種モチノキ(Ilex integra)もある。
この際、Iatifolia と integra という2種の学名も憶えておきたい、と思った。

ま、これは例えばアゲハチョウ科のナガサキアゲハもモンキアゲハも、総称して「アゲハチョウ」と言っているのと同じようなものだろう。


タラヨウの実IMG_5369.JPGタラヨウの赤い実。快晴の天気に恵まれ、室内で行う講演とはいえ気分がいい。なので、講演を終えたら都農町のフィールドを巡ってみたかったが、家の用事があってとんぼ返りした。

さて、自宅のすぐ北側、道路を隔てた場所にレモンエゴマの群落が突如として現れたことを一昨日紹介したが、その群落の後ろの窪地には、シラネセンキュウが花盛り。
シラネセンキュウ群落701A6303.JPGセリ科シシウド属のシラネセンキュウは、学名 Angelica polymorpha。
Angelicaという属名もこの際、憶えておきたい。Angelica、Angelica、Angelica、、、、アンジェリカ。

この窪地の花園も人知れず、おそらく一番頻繁に通っているのは私くらいだろう。なぜなら、キアゲハの飼育中で、餌の供給源としているからだ。少しづつ葉っぱをいただいている。

キアゲハの飼育目的は、緑色型の蛹を得るため。先日、宮崎市の大淀川学習館で飼育されたキアゲハの蛹が全て褐色型か黒色型であったのが気になった。同じ飼育条件下でアゲハだと緑色型もかなり混じっていたのに、なぜキアゲハでは緑色型が出ないのだろうか?

蛹色の決定因子がアゲハとキアゲハでは違うのだろうと思う。
昨夜、蛹化した蛹も残念ながら緑色にはならなかった。

キアゲハ蛹褐色型.JPG
胸部背面が若干薄緑色を帯びてはいるが、これは褐色型と判定。

三股町 田上

都城盆地一帯、夏は暑さ厳しく、冬はかなり冷たい。だから、今、花盛りのランタナも、真冬には地上部が完全に枯死してしまう。

ホシホウジャク701A6368.JPGこのところランタナの花を訪れるのは、セセリチョウ類とツマグロヒョウモン、メスグロヒョウモン、そして写真のホシホウジャクくらいとなった。さすがにアゲハチョウ類の姿は無い。

今日は雨の中、宮崎市の大淀川学習館まで往復した。

三股町 田上

庭のツワブキ花茎が立ち上がってきた。

ツワブキ花茎701A6377.JPG道一本を隔てた隣の土地に、レモンエゴマの群落が現れた。今年になって初めてのこと。
栗の木の裏側にあって、道路からは死角になっている。

レモンエゴマ701A6308.JPGレモンエゴマはどうやって、どこからやって来たのだろう。この場所には栗拾いでたまに人が入り込むことがあるくらいで、普段は私以外、誰も立ち入らない。

駐車場の外壁に、タイワンクツワムシのメスが静止していた。私が近寄って撮影していても、まったく動じない。これでは目立って仕方がない。外見からして、特に外傷も見当たらず、体の張りもあって健康そうには見える。


タイワンクツワムシIMG_5330.JPG夜になるとオスの鳴き声が賑やかになる。