腐生植物に魅了されて

| | トラックバック(0)
ツチアケビの花盛りは、今月の10日頃だったようだ(「宮崎神宮ブログ」を参考)。

それでもとにかく一目見ておきたくて、宮崎神宮まで出掛けてみた。

IMG_7496.JPG霧雨程度だったが、雲が厚く薄暗い
IMG_7485.JPG
すでに赤い実が膨らみ始めている。来年こそは、花盛りの頃に訪れてみたいものだ。
宮崎市街地のど真ん中にある神宮だが、鎮守の森は自然観察を満喫できる素晴らしいフィールドでもある。数年前、ここで昆虫観察会を開催したこともあった。

毎年、2、3回は訪れているが、ここにツチアケビが自生していることは今年、初めて知った。生える場所も年によって変わるようだ。地元新聞誌上でも記事になっているようだ。

高校生のとき植物図鑑を買い求めて、毎日のように眺めていたが、ツチアケビはそのころとても印象に強く残り、いつかは出会ってみたいとずっと思い続けてきた。
ようやくそれが叶ったのが一昨年の夏で、高千穂の山中だった。神宮のツチアケビはそのときより株が大きく見事だ。

神宮のお隣にある民家園に回って、ケンポナシの花も見ておいた。花は高い位置にあるので、下からシルエットがかろうじて確認できる程度だ。
ケンポナシIMG_4108.JPG南九州、そして平地、という条件のためか開花が早い。
昨年、愛媛県の面河渓では花(ケケンポナシ)を目線の位置で撮影した(7月8日2016年)。

花壇のミツバでは、キアゲハ幼虫が育っていた。
キアゲハIMG_4112.JPG県立博物館傍のタシロランも、花のピークは終わりかけだった。
うちの林でもかつて開花したので、戻ってから探してみたが、見つからなかった。

使用機材: EOS-70D、EOS-80D
EF-s60mmマクロ、EF-s10-18mm、EF70-200mmF4L

« 和名にサツマのつく、虫       葉っぱの中 »